あいらのひみつ箱

2006年の年明けとともにジュリーに堕ちました。日の浅いファンが 勝手な思いを書き連ねるゆるいブログです。

麗人

2009-02-09 17:06:05 | シングルレビュー
A:麗人
作詞:阿久悠/作曲:沢田研二/編曲:後藤次利
B:月曜日までお元気で
作詞:三浦徳子/作曲:加瀬邦彦/編曲:後藤次利
(1982年1月10日発売)



古今東西、和洋折衷、摩訶不思議なジャケ写が目を引くこの曲。本日は「麗人」でございます。
セールスは22.0万枚(オリコン調べ)とまあまあ。
タイガース同窓会と同時期で、ベストテン番組に出まくっていた頃です。


【サウンド】
Aメロ+Bメロ+A'メロ+サビ、でしょうか。
アレンジで独特の雰囲気が出ていますが、曲自体はわりとスタンダードな歌謡曲的メロディー。
前作のストリッパーのロックから少しゆり戻された感じがあります。
歌ってみるとわかりますが、ストリッパーの何倍も歌いやすいと思います。
(※麗人がビッグ・エコーにあるかは知りません)
なんかデジタルだと思ったら編曲が「TOKIO」と同じ後藤次利さんなんですね。
歌謡曲をロックとテクノで彩った、独特の世界観です。

イントロからAメロはベースのドドドドにキーボードの旋律が基本のシンプル系。
Bメロに入る前のピアノの下降音階がちょっとびっくりしますね。
A'メロの、拍を拾うように、装飾音符付きで切り込むギターがクールです。
サビの頭にはカスタネット(?)のタタタタンッという音が入り、サビのメロディー自体もタンゴ風
そしてあれもタブーこれもタブーのところでレーシングカーが走り去った時のような
効果音が入ります。

ちなみに収録音源とライブ等で違う箇所がありますよね。

ひとつはBメロのテンポ
CDきいてると、さほどテンポを落とさずにそのまま走り抜ける感じですが、テレビやライブでは
Bメロでかなりリタルダンドしています。
そして あ~なたの腕から奪っちゃいけないぃ~♪のところで一気にインテンポに戻して
います。
こちらの変則バージョンのほうがドラマティックで私は好きです。
じゅりが手をひらひらさせるパフォも美しくて(何であんなに手が美しいんでしょうね)
見とれてしまいます。

もうひとつはラストの「ああ」
ライブでは最後、たった一つ あ~いするだけ~♪のあとにセクシーな「ああ」が入るのですが
CDには入っていません。どうしてよ~~納得いきません!ソレが肝心なのに~。
空白のあとに入るスネアの「タタタ」に、何度聴いてもガックリしてしまうアテクシなのでした。


【詞】
阿久さんのじゅり曲の詞の中で1、2を争うお気に入りの詞です。
三十路女の恋愛の極意が詰まったこの詞をぜひ友人たちに聴かせたいです。
(先日飲んだ友人たち、みな恋愛に悩みがあるようで・・・)
・・・・まあ実際は、言えませんけど。じゅりーが~とか。
まあ、それはおいといて、ポイントは「タブー」という言葉ですね。

結婚という言葉
小さなジェラシーと束縛
ありふれた幸せの未来図
永遠の約束
ささやかなやすらぎ


これは全部タブーなんです。・・・つらいですよねこういう恋愛。そして

音楽が聴こえない抱擁ならば 
華やかな幕切れにしたほうがいい 


この詞にグッとこない人が果たしているでしょうか。

その人と抱擁を交わしたときに、心が幸せですか。音楽が聴こえますか。
いくら愛していても、心躍るメロディーより、不安が気持ちを支配してしまって、
諦念にとらわれてしまったら、もうその恋愛は終わりを迎えているのです。

そんな阿久さんのメッセージが聴こえてきます。(え、アテクシだけ?)


【ビジュアル】
チャイナ風オリエンタル衣装に三つ編みの付け毛、わりと女性的なメイクでエキゾチックな
装いです。
まあ、好き嫌いがはっきり分かれそうなビジュアルではあります。
そして予想つくと思いますが、アテクシは・・・大好きです。
誰ですか、きれいなオカマとか言ってるのは!
しかしあくまで女性に見せようとしているのではなく、「男の女装」として見せている感じ。
だって、じゅりならその気になればもっと女性的に見せられるじゃないですか。
男装の麗人ならぬ「女装の麗人」。
性差を超えた、倒錯した妖艶さ に思わず見とれてしまいます。
そして、なんとなくオスカル風・・・と思うのはアテクシだけでしょうか。

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今日のipodシャッフル1曲目:夢を語る相手がいれば

あなたへの愛

2009-02-08 13:38:46 | シングルレビュー
A:あなたへの愛
作詞:安井かずみ/作曲:加瀬邦彦/編曲:東海林修
B:淋しい想い出
作詞:安井かずみ/作曲・編曲:川口真
(1973年1月1日発売)



80年代ソングが多いロイヤル3になぜか収録されてる、一曲だけ古い曲。
ジャケ写は画像が悪いんじゃなくて、ホントに実物が暗いトーンのようです。
この曲リリースの2ヶ月ほど前にPYGのラストアルバム(?)が発売されており、
PYGがまだいちおう存在しているような、自然消滅しているような、そんな時期。
この収録もまだ「井上バンド」ではなく「井上堯之グループ」 として4名の名前がクレジット
されています。(井上堯之、大野克夫、岸部修三、原田祐臣)

2月にはドラマ「同棲時代」に出ているんですが、あれっても~、若くってオバカで可愛いですよね。
映像、どこかでフルで見られないですかね・・・

セールスは「許されない愛」ほどばいきませんでしたが、20万枚は超えたようで、
まずまずだったようです。


【サウンド】
曲構成はAメロ×2回+サビ
「許されない愛」「あなただけでいい」のようなバリバリ歌謡曲に比べるとポップな曲調で、
激しすぎない抑制の効いた感じがステキな曲です。
バラードながら加瀬さんらしいさわやかメロディー。
今の年齢を重ねたじゅりが歌ってもしっくり来る普遍的な魅力があります。
東京ドームでの「あなたへの愛」は素晴らしかったです感涙

83年の曲の聴きこみを散々した後なので余計にですが。声がわっか~い!
甘くてぷるぷる、果汁グミみたいな感じです。
(日頃高級な菓子を食べてないのでステキな比喩表現が出来ない・・・)

Aメロはアコギの伴奏をベースに、2回目からオケとコーラスが入ってきます。
このアコギのリズムは心地よいですね。
後半ジャジャ ジャッ♪っとあおってくる感じもいいです。
サビはブラスサウンドとともに入ってくるギターのキューンという切なげな表情のある
独特の音がなんとも言えずすばらしい。
ブラスのほうも大仰すぎなくてちょうどいいと思います。

【詞】
歌詞で特筆すべきはサビにおける、すさまじいまでの「ああ」の多さです。

誰れにも負けない ああ
あなたへの愛を あああ
胸に抱きしめて ああ
今日まできたのに ああああ~

愛を引き止める ああ
鎖があるなら あああ
二人つながれて ああ
どこまで行きたい ああああ~

危険なふたりどころの騒ぎではありません。どんだけ ああああ 言うのか、いや言わせるのか。 
じゅりと言えば「ああ」「アア」「Ah~」。その方向性を決定付けた曲なのかも知れません!


【ビジュアル】
若じゅりが歌う映像が見つかりませんでした。なので発売当時どんな衣装で歌っていたのか
わかりませ~ん。誰か教えてー。
なお、79年の百恵さんとのbig showはあったけどフル歌唱ではないので貼りません。


94年 アレンジがずいぶん違います。
余裕の歌唱力!94年ということでスリムでエロカッコイイじゅりです。

ttp://www.youtube.com/watch?v=LbS6F0nZS5E&feature=related (←hをつけて


ピンク頭のじゅり。
こっちのアレンジはちょっと・・・どうでしょうかね~
じゅりにしてはめずらしく、キーも下げてるし。

ttp://www.youtube.com/watch?v=WEr1u7jOEBI   (←hをつけて


02年 モフじゅり。 
後半感極まって涙の熱唱。でもオリジナルキーでちゃんと歌ってます。

ttp://www.youtube.com/watch?v=9KZI7eynJ7E&feature=related (←hをつけて

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今日のipodシャッフル1曲目:そのキスが欲しい

きめてやる今夜

2009-02-06 17:20:16 | シングルレビュー
A:きめてやる今夜
作詞:沢田研二/作曲:井上大輔/編曲:吉田建
B:枯葉のように囁いて
作詞:三浦徳子/作曲:井上大輔/編曲:吉田建
(1983年9月21日発売)



昨日「決め今」のチケットが来たからって訳ではないんですが、今日は「きめてやる今夜」です。
(曲順は最初に全部決めてたので偶然です。)

オリコンで最高14位、セールスは10万枚超ってことで、以外にも前作
「晴れのちBLUE BOY」よりは売れたそうです。受賞歴は、


第25回日本レコード大賞・特別金賞
第14回日本歌謡大賞・放送音楽プロデューサー連盟賞
第9回あなたが選ぶ全日本歌謡音楽祭・最優秀歌唱賞


どれもどの程度の価値があるのかよく知らないんですが、どうやら、この年までは、
年末の賞レースにも参加していたみたいですね。

原曲は作詞作曲ともじゅり本人のものを内田裕也さんに提供した曲で、そのセルフカバー
になるんですが、「あの曲はあくまで裕也さんのもの(優作も歌ったけど)」という思いからか、
詞はそのままに、井上大輔さんに新しい曲を作って頂いてます。

このころ、テレビドラマ「恋人よわれに帰れ」で主演していて、つべでしか見てないんですが、
カッコよかった。 全編見てみたいな~。
そしてこの曲を出した10日後に「女たちよ」をリリースしてるんですね。
(1983年10月1日発売)これは衝撃的な作品でした。
「女たちよ」は「愛の逃亡者」と並んで、後追いファンとしては非常に驚かされた作品です。
こんなのやってたのか!って。


【サウンド】
俺様ロッカバラードな詞に対して、POPなメロディーが妙と言えば妙な組み合わせ。
曲構成は普通にAメロ+Bメロ+サビで歌謡曲ってカンジです。

イントロはサックスのメロディーにコーラスが和音で入ります。
Aメロはシンプルなリズムの上に後半キーボードが彩りを。
Bメロで入るリードギターのエッジが効いて、ここはなかなかカッコイイ。

よく聴き込めば、抑制の効いたギターのフレーズがすごく綺麗なので、
「井上版「決め今」なんて何年も聴いてないわ~」というお姉さま方もゼヒ、
 ギターに注目して聴き直してみて下さいませ~。
(ピアノの左手みたいなことをやってるんです。ドミソミドソミソ~的な。)

アレンジは上述のようにギターがイイです。が、私サックスを多用するの、あんまり
好きじゃないんですよね。もう少しさりげない方がいいかなと。

編曲って誰が・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・いえ、間違えました。サックスもステキなアレンジですね。(←コラコラ
愛、音楽、平和を!(←建ブロから引用


【詞】
曲レビュー27曲目にして、初めて「本人作詞曲」です。
初めて耳にしたときは
なんて俺様チックな歌詞なんだ!じゅりには似合わないんじゃ?」
と思ったんですけど、もともとが内田裕也さんに提供したものだったからなんですね。

しかし、同じ歌詞でも曲が違うと、コレだけ違った感じになるものなんですね。
本人作曲のほうだと、曲がゆるめのロッカバラードなのでそんなにおかしくないんですが、
このノリノリポップ曲に合わせると、なんか痒くなってきちゃいます。
特に、気まぐれなんだぜの「だぜ」とか言っちゃうあたりがもう
ssシェケナ~って感じです。



【ビジュアル】

井上大輔氏作曲Ver.
http://www.youtube.com/watch?v=AhzWVQD6h_8&feature=related

この髪型が前から嫌だったんですけどね~。かりあげ君。
今見るとまだまだ美貌健在だわ。髪型さえ変えればファッションもOKかな。
せっかく夜ヒットなのに最後ちょっと歌がグダグダになっちゃって・・・
・・・・じゅりらしい(笑)かわいい。
きっと気合入り過ぎたんだろうな。


じゅり作曲Ver.
http://www.youtube.com/watch?v=YlBF8fxVen4

79年の有名な映像 裕也さんと飲みながら歌ってるやつです。
陶酔して歌ってる感じがなんとも言えまへん。
「裕也をヨロシク」ですよ。

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今日のipodシャッフル1曲目:ウィンクでさよなら

(今日はこれから友人と夜遊びするので、コメのお返事は夜中or明日になります。
では、行ってきま~す

ラブレターfromココロ

2009-02-05 17:10:53 | その他
昨日夜、いつものように保育園から息子を連れてウチに帰ったら、
・・・・・・・珍しくダンナがいるじゃないですか。
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あ「あれ、早いじゃん。」
ダ「今日、現場から直帰だった。」
あ「早かったんなら、ゴハンくらい炊いといてくれるといいんだけどな~」
ダ「鬼平(レンタルDVD)見てた。もう返さなきゃいけないから。」

ってな、冷え切った夫婦の会話が軽く交わされたワケなんですが、

ダ「なんか、あいらに不在通知あったよ。」
あ「あっそ。」(何だっけ?)
ダ「・・・こころこうえんじぎょうぶ?だって。」
あ「そお。見して。(ヤバ!!!ドキドキバクバク)
ダ「それ、何?」
あ「えっと・・・チケットだと思うけど・・・」
ダ「何、どっか行くの?(お前だけ何か楽しむ気かよ?みたいな空気が言外に)
あ「ちょっと、友達とロックコンサートっていうか・・」

(・・・ウソじゃない・・ロックには違いないし、会場のじゅりファンの皆様は
お友達みたいなもの・・・だと思う・・・)

ダ「フーン。(興味ねぇー、と顔に書いてある)

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たぶんクラシックのコンサートだったら「俺も行きたいのに自分だけガーガー」みたいな
話になったんでしょうが、ロックと聞いて興味がいっぺんに失せた感じでした。
ということで、いちおうセーフ。

でもあれよね~大昔、付き合ってた頃は「フーン」とか、ちょっとさげすんだカンジで
言われると嬉しかった気がするけど、今となっちゃ腹立たしいだけだわ~。
腹っていえば、最近腹も出てきてるし・・・・まあ、じゅりほどじゃないけど。

とにかく、アテクシより早く帰ってくるなんて年に2,3回しかないのに、よりによって
「ラブレターfromココロ」の日にわざわざ直帰するのはやめて下さい!

まあいいや。ダンナのことは忘れて、じゅりのことだけ考えよう。
(※別に不仲ではありません)


という訳で、「決め今」チケット来たみたいです。今手元にあるのは不在通知だけど。
(上の写真です)
明日(記事UP時からすると2時間後くらい)には受け取れるんだけど、さて、
席はどうかしら。気になるわ~。

CCレモン参戦の皆様~、アテクシ会場でひみつ箱デンパを飛ばしますので、もし
受け取ったら声掛けてくださいね~??

やっぱりじゅりに会えると思うと心が弾む

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今日のipodシャッフル1曲目:神々たちよ護れ

晴れのちBLUE BOY

2009-02-04 17:06:33 | シングルレビュー
A:晴れのちBLUE BOY
作詞:銀色夏生/作曲:大沢誉志幸/編曲:大村雅朗
B:出来心でセンチメンタル
作詞:銀色夏生/作曲:大沢誉志幸/編曲:大村雅朗
(1983年5月10日発売)


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当ブログを読んで下さってる優しい皆様こんばんは。
コレを書いている今は夜中です。
(曲記事はいつも夜中に書いて翌日夕方UPしてます)
昨日まで2日ほど吉/田/建の旅に出ていた管理人あいらです。

いろいろ見て、建さんがじゅりに勝るとも劣らないドSキャラということに確信を持ちました。
このままだとますますのめりこんでしまいそうです。
やっぱりストリッパーとチェックインのときが一番カッコイイ。
ホントに顔はぜんぜん好みじゃないんですけど。
○ゲも絶対パスだったはず・・・なんですけど。(当時はまだあるけど)
基本的にキレイな顔の人しか好きになったことないので、今どうしていいかわかりません。
どうすればいいんですか~~~
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・・・・・・・・誰も興味ない話をダラダラすみませんでした。すっきりした。
さて、皆様のどん引き具合を懸念しつつ、じゅりに行きます。
曲行きま~す。



この曲はリアルで覚えてますよ~。9歳のときらしい。
すごく鮮明に覚えていることがあって、テレビでじゅりが「晴れのち~」を歌ってるときに、
弟が「じゅりーがまた変な歌歌ってる~」と言ったら、例の「沢田ケンジより新沼ケンジ」
なマイ母がわざわざ隣の台所からやってきて、「こんなの見ないの!」って
テレビ消したんですよ!
別にそのときファンじゃなかったけど、何も消さなくてもいいと思いません?
とりあえず子供の健全育成上、有害認定だったみたい・・・

セールスはあまり振るわなかったみたいですけど、後年の評判はすこぶるいい曲ですよね。
紅白で「第一回金杯」(最優秀歌手)を受賞したそうですが、これっていったい第何回まで
あったのかしら?

ジャケットでは EXOTICSと一緒に写っていて、これだとなんかカズさんがメインのよう
にも見えます。


【サウンド】
一番の特徴は「ジャングルビート」、ということで、歌謡曲指数ゼロパーセント。
当然ジャングルビートって何?ってことになるんですが、全然知らないので
一生懸命調べたんですが、専門用語が多すぎてちっとも理解できません。
バンド用語偏差値25のアテクシがウンウンうなって簡単な言葉に直してみると、

1)ドラムの音をなんちゃらという機材を使って、いったんバラしてから並べ替えて
  複雑なリズムを作る。
2)フロアタムという種類の太鼓(でいいんですよね?)の音を、これまた機材で
  加工して拍遅れっぽいルーズな低音を出す。

と言うことでいいんでしょうか。特に2)が肝心な特徴のようです。

まあ、レゲエとちょっと似てるジャングルっぽい音ってことで。(←身も蓋もない
夜ヒットの映像なんか見るとツインドラムですし、ドラムがアレンジの肝なのでしょう。

イントロで入るズガーンとかのギターは獣の雄叫びのイメージだそうですね~どこで
聞いたか忘れましたが。
Aメロはドラムとベースで、とにかくメロディーよりリズムが前面に出ています。
コーラスのcha-cha-cha♪がささやきっぽくてステキです。
Bメロからサックスが躍り出てくる感じですが、これがまた不思議な旋律なのでした。


【ビジュアル】
アーミールックでベトナム戦争を揶揄している?でいいんでしょうか。
衣装は数パターンありますが、どれもなんとなくオカマっぽいです。
タケジ氏は「変態二等兵」と言ってるそうですが紅白版は豪華なので「オカマ将校」か。


紅白「歌う日露戦争」
ttp://jp.youtube.com/watch?v=EnNfuO_ELTM   (←hをつけて

なんと言ってもコレです!
この耽美なお姿がたまりません。跪きたい衝動に駆られませんか?
ちなみに「快傑~」の半そで衣装(スヌーピー付)はあんまり好きじゃないです。


ttp://jp.youtube.com/watch?v=mX4oRmgz4U8&feature=related (←hをつけて

それよりはこっちでしょ。
エキゾの皆さんじゅりそっちのけでノリノリ。

サウンド面で、「アダム&ジ・アンツのパクリ」説が複数散見されましたが、
ビジュアル的にはどっちかというとデヴィット・ボウイっぽいかなあ。


【詞】
作詞の銀色夏生さんですけど、私、中高生のころこの方の詩集を散々読み漁った
乙女病の過去があります。
「ロマンス」「つれづれノート」とか。一番好きだったのが「宵待歩行」っていう詩集で
文庫を持ち歩いてました~なつかし~。

「晴れのち~」の詞はシュールという言葉が一番しっくり来ると思います。
その上そこはかとなく退廃的。

whoo-cha-cha-cha
whoo-cha-cha-cha


という所が、じゅりの歌い方とあいまって、アップビートなのにどこか気だるく
なげやり感があります。

言葉の意味を追求するとおかしくなりそうなので、あくまでフィーリングで受け止める詞
なのでしょう。

僕は花火よりひとりぼっち

って、花火を基準に考えても解らないですから。そして

言いたいことはヤシの実の中

のフレーズが頭から離れなくなることは必須でゴザイマス。(きっと)

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今日のipodシャッフル1曲目:A Wonderful Time