Now+here Man's Blog

Surf, Run and Trails / Endurance For Fun

It was 50 years ago today, Sgt. Pepper taught the band to play.

2017-06-01 18:28:23 | ThinkAbout..

Sgt.Peppers lonly hearts club band Remix

当時はモノラルこそ真骨頂というジョージ・マーティンの考えを引継ぎ、
息子のジャイルズは50年経って、多重録音されていた音を細かくステレオに再構築した。
埋もれていた音が表れ、ボーカルは生々しく、ギターは攻撃的で、
ドラムスはリンゴが世界一のドラマーと言われた訳がわかる。
ボーカルはどの曲もセンター寄りになり、もはや優しいポップスのイメージはない。
サイケで攻撃的なロックな芸術作品という言い方が相応しい。
Lucy in the sky ... や Within you without you はドラッグ体験が如実に手に取るようにわかる。

聴いた瞬間、ほとんど腰を抜かした。
それほど衝撃的だった。
40年間、毎月聴いてきたアルバムがこうなるのか、と。
再録音ではなく、音源に細工したわけでもない。きれいにクリーニングしたのだ。
スタジオではこの音でモニターしていたのか、、、と思うと、やはり彼らは天才である。
今更だけど、彼らは凄すぎる。
Sgt.Peppersは世の中に残すべきアルバム100、もっとも優れた100、
音楽史上に残る100、いろんな100位に殆ど1位で登場するアルバム。

聴いたことのない人はおそらくいないだろう。

新しいランキングに入れるとしたら、
「聴かずに死ねないアルバム」である。
このランキンングのもちろんNo.1に輝く。
昔から聴いている人には500%それほど衝撃だ。約束できる。

ビートルズが、ジョージ・マーティンが、意図していない音になっている箇所があるかもしれない。
でも、それとてポールもリンゴも驚きを隠せずこのリミックス盤を試聴しただろう。

最新技術に拍手喝采。
ビートルズは進化し続けるバンドある。

なぜかというと、サージェント・ペパーズが50経って完成したからである。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿