Now+here Man's Blog

Surf, Run and Trails / Endurance For Fun

WAVE RIDING till sunset

2008-03-27 12:44:23 | windsurfin'


昨日26日、南西風の予報。
昼に江ノ島灯台の風速計が11Mを指した。

悩む、悩む。

ストレートオンショアだったり、波がなかったりすると
有給休暇がもったいない。

13時過ぎに13Mになった。
早退した。

『風のため早退させてください。』
『風邪か。休養してください。』
『へい、へーい!』

自転車に75Lの板と、5.0一枚だけ持って海へ向かった。
R134をパークへ進む。

とても天気がいい。
セミドライスーツはまるでサウナスーツみたいで、真夏のように暑い。
歩道を自転車で走っていると、遠くの方からサラリーマンが歩いてくる。
R134にビジネススーツ姿は実に合わない。

ローカルサーファースタイルのオイラは、
そのサラリーマンの目にどう写ったのだろうか?
平日の午後、いい歳のオヤジがウインド道具積んで自転車をこいでいる。
うらやましく見えただろうか。

サラリーマンと距離が近くなった。
サラリーマンは手を振った。オイラに振っているようだ。
もっと近づいた。
ぴら~た君だった。
彼は駅から自宅目指し、爆走歩行中だったわけである。
4.2~4.7コンディションであることを、ぴら~た君から聞いた。
あいやー、オイラは5.0、オーバーである。

海に着いた。
ボードウオークには、幼稚園の遠足なのか、
子供とそのお母さん達がジュース飲んだりお菓子を食べたりしていた。
ロングヘアーのお母さん達の髪の毛が風にあおられてバホバホいってた。
確かに吹いている!

セイルをセッティングしていると、子供たちがまわりに集まってきた。

『かっこいい!さわっていい?さわらせてー!』4,5歳の女の子たちだ。
『さわっていいよー。でも爆発するかもよ。』
『キャー!!』

オーバーセッティングしたセイルをビーチに持っていって、
あらかじめ先に置いてあったボードにジョイントしようとした。
なんと、さっきの子供たちがオイラのボードに乗ってるではないの!

『こらこら、オジョウチャンたち!爆発するよ!』
『爆発するわけないじゃん。ねー、ヨシミちゃん』
『はいはい。ちょっとどいちゃってちょーだいねー。』
『はいはい』
『はいは1回でいいんだよ』
『はいはい』

海上に出た。
風は南西~ちょい西南西。5.0ビンビン。4.5でも走る。
波は小さいながらも形がいい。
フロントへも行ける。

小刻みバックサイドもできるぞ!波がいいのだ。
ピークまで上がって、一気にセイルを前に倒して、
ノーズを支点にして板を回し込んでみた。
気のせいだと思うけど、『ペコン!!』って音がした。
フィンが抜けてグリップを失ったせいで、180度もスピンした。
そのときの音が『ペコン』なのだ。
なかなか面白い感覚だった。

海上には相変わらずサボリーマンがたくさんいた。
日本は、特に茅ケ崎は平和である。

17時から最後の南西が吹きあがり、
日没18時までみっちり乗った。

その前日は江ノ島+サンライズだったが、
当日は富士山+サンセットだった。

いやー、茅ケ崎たまんねっす。