冷たい雨のなか、お茶室はお花見の趣向です。
お軸は、風月楽、お筆は一甫御老師です。
禅語が多いお軸の中で、解りやすい文語です。
お花は、芍薬の蕾、まだまだ花開きません。
それでも、お茶室の中は暖かく、少しホッコリしてきました。
花入れは、青磁です。
5月に入り、風呂の設えです。
吉野の山の桜を見立てて、吉野棚があります。
この季節の変わり目が、春を感じさせてくれる、心嬉しい一時です。
お水をあける建水と言うお道具で、吉野寿司桶と銘がついています。
お花見で、使用されるのをお道具に見立てているようです。
蓋置は建水と一緒に使用するもので、また桜の模様の細工がしてあります。
少しでも、お花見の気分を味わいましょう、というところかな???
お天気が、今一つはっきりしませんが、間違いなく春は、近く迄来ています。
お茶室は、お道具で春を感じ、言葉で語彙を磨きます。
楽しいお勉強の場でもあります。
これから楽しみですね。
お道具を拝見して若かりし頃を思い出しています。
二十歳の頃でしょうか、お友達に逢えるのも楽しみでした。
お抹茶を家で簡単に入れられる様にしたいと思っています。
その内に、ご指導宜しくお願いします。
函館は春でしたか?
お茶室は、春一色です。
静かで、優雅な一時を持てる事に感謝しています。
昨日は、近くのお友達(マンションの人)を
招いて、お花見もどきのお食事会を開きました。
皆さん、お抹茶等初めてで、楽しい時を過ごしました。