アイヌ民族関連報道クリップ

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◆【松阪・紀勢】アイヌ文化、服で身近に松阪の武四郎記念館

2006-10-01 00:00:00 | アイヌ民族関連
中日新聞 2006.10.01
宇梶静江さん(右)にアイヌ民族衣装の作り方を習う参加者=松阪市の松浦武四郎記念館で
 アイヌ民族の伝統衣装「モウル」を作ることを通してアイヌの文化や生活にふれる体験教室が30日、松阪市小野江町の松浦武四郎記念館で2日間の日程で始まり、市内の主婦ら15人が参加した。

 年に2回ほど、木彫りや刺しゅうなどアイヌ文化の体験教室を開いている同記念館が企画。北海道浦河町出身で、アイヌ文化の伝承活動を続ける千葉県鴨川市の宇梶静江さん(73)と長女の良子さん(46)を講師に招いた。

 モウルは主に女性が身につけていた木綿製の室内着。筒状になった胴体部分に袖がついており、頭からかぶって着る。参加者は地元特産品の松阪木綿を使い、袖部分から制作を開始。宇梶さん親子の指導を受けながら、真剣な表情で針を動かしていった。1日は、各部分を縫い合わせた後、襟部分に刺しゅうを入れて完成させる。

 松阪市小阿坂町の主婦谷口美穂子さん(46)は「こうしてアイヌ文化にふれて学んだことを、日々の暮らしにも生かしていきたい」と話していた。

 (佐藤航)
http://www.chunichi.co.jp/00/mie/20061001/lcl_____mie_____006.shtml


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