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太平洋・島サミット閉会 日本は500億円支援表明 (北海道新聞)

2009-05-23 15:13:00 | その他のニュース
太平洋・島サミット閉会 日本は500億円支援表明 (05/23 14:30、05/23 15:13 更新)
共同議長会見を終え、握手する麻生太郎首相(右)とニウエのタランギ首相=23日午後1時5分、上川管内占冠村(水上晃撮影)
 【占冠】上川管内占冠村で開かれていた第五回日本・太平洋諸島フォーラム(PIF)首脳会議(太平洋・島サミット)は二十三日、日本と南太平洋の十六カ国・地域が「太平洋環境共同体」として連携強化を目指すなど会議の成果を盛り込んだ首脳宣言「北海道アイランダーズ宣言」を採択して閉会した。麻生太郎首相は全体会合で、各国・地域に対し環境分野などで今後三年間に総額五百億円の支援を行うことを表明した。

 麻生首相は閉会後、記者会見し「日本の支援は、太平洋の島国を重視し国づくり人づくりに貢献したいとの気持ちを表すもの」と強調。共同議長のニウエのタランギ首相は、太平洋の島国が地球温暖化で国土水没の危機にひんしていることに触れ「今行動しなければならない。島国だけでなく地球の生き残りがかかっている」と訴えた。

 首脳宣言では、日本と南太平洋の各国・地域が「対等なパートナー」として地球温暖化対策などの課題に取り組むことを明記。保健衛生や教育分野で二千人の人材育成を日本が支援することや、日本と島国側が協力して水産資源の保全・管理を進めることなども盛り込んだ。

 島国のインフラ整備のための資金・技術協力や、自然災害に対する保険システムの研究、日本との間で千人超の青少年交流を行うなどの行動計画もまとめた。

 各国・地域の首脳らは高橋はるみ知事主催の昼食会などに出席し、同日夕に占冠村を離れる。





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