アイヌ民族関連報道クリップ

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動植物に反省と感謝、20世紀絶滅種鎮魂祭

2007-08-28 00:00:00 | アイヌ民族関連
釧路新聞
2007年08月28日
20世紀絶滅種鎮魂祭が、弟子屈町屈斜路湖畔イピリマミンタラで開かれ、町内外から約60人が参加し、地球上から姿を消した動植物に祈りをささげた。 同祭は、人が絶滅させた動植物の供養を行うとともに、人と自然のかかわりについて改めて考えようと毎年開催され、今年で8回目。 開会式では、同祭の世話人代表でアイヌ詞曲舞踊団「モシリ」の作詞、作曲などを手掛けている 。アトイさんが、「これまでに犯した人の過ちを肝に銘じ、真心を込めて絶滅した動植物への儀式を行い、その気持ちを弟子屈から世界に向けて発信したい」と述べた。また、参加者を代表して徳永哲雄弟子屈町長が、「環境は人が成り立つ基礎。アイヌの人たちの価値観はとても大切」とあいさつした。 この後、京都市の愛宕神社の渡邊誠宮司による神事に続き、参加者一人ひとりが、「アイヌ精神」を基にしたカムイノミ儀式を行い、絶滅種への思いを巡らせた。 なお、同祭の模様はDVDにまとめ、来年行われる北海道洞爺湖サミットの関係者へのアピールに活用する。

http://www.news-kushiro.jp/news/20070828/200708281.html


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