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南米チチカカ湖で日本人旅行者ら足止め、先住民ストライキのため(AFP)

2011-05-26 12:01:00 | 先住民族関連
南米チチカカ湖で日本人旅行者ら足止め、先住民ストライキのため
2011年05月26日 12:01 発信地:リマ/ペルー

ボリビア国境と接するペルーのデサグアデロ(Desaguadero)へ続く道路を封鎖する先住民族アイマラ(Aymara)の農民たち(2011年5月24日撮影)。(c)AFP/AIZAR RALDES

【5月26日 AFP】ボリビアとの国境沿いにある南米ペルーのチチカカ湖(Lake Titicaca)沿岸で25日現在、鉱山開発に反対する地元住民のストライキのため、日本人を含む外国人旅行者約300人が立ち往生している。
 
 ペルー観光局によると、数千人規模にふくれあがったストライキが24日、チチカカ湖畔にあるプーノ(Puno)の町を占拠し、港はまひ。日本人と欧州人を中心とする外国人旅行者約300人が移動手段を断たれて足止めをくらっているという。

 プーノ周辺では、カナダの鉱山会社ベア・クリーク(Bear Creek)の進出に反対する地元先住民族アイマラ(Aymara)の人びとが16日前、ペルー南部とボリビアを結ぶ幹線道路を封鎖し、混乱が続いている。ベア・クリークでは同地域での銀の採掘を計画しているが、住民たちは河川や湖沼が汚染される懸念から反対している。

 チチカカ湖は、世界で最も標高が高い船が航行可能な湖として観光客に人気。普段、観光客たちは陸路を避け、プーノの港から湖を船で渡り、ボリビア側へ入国している。

 ペルーは銀の産出量で世界トップ、亜鉛と銅が2位など鉱山資源に恵まれている。しかし、開発に対する住民の反対も強く、4月には南部の大規模な銅鉱山事業をめぐって衝突が発生し3人が死亡、50人が負傷して、開発は中止に追い込まれた。2009年にはアマゾンの先住民たちが長距離輸送のルート上にあたる道路を封鎖、これを解除しようとした際の衝突で34人が死亡している。(c)AFP

http://www.afpbb.com/article/disaster-accidents-crime/crime/2802490/7263433?utm_source=afpbb&utm_medium=topics&utm_campaign=txt_topics


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