アイヌ副読本、全面見直し撤回へ 推進機構(07/25 13:18、07/25 17:17 更新)
財団法人アイヌ文化振興・研究推進機構(札幌)は24日、小中学生向けのアイヌ民族に関する副読本について、来年度から内容を全面的に見直すとした方針の撤回を固めた。同日開かれた内部委員会で、異論が噴出したため。
副読本をめぐっては、内容を一部改変した同機構に執筆者が反発し、改変箇所が戻されるなど混乱が続いている。
24日に同機構で開かれたのは、運営方針を協議する「事業運営委員会」(委員長、加藤忠・北海道アイヌ協会理事長)。
非公開の会合後、取材に応じた同機構の西田俊夫専務理事や出席委員らによると、委員からは「現在の副読本の問題点が明確でなく、あらたな執筆者が1年や2年で作製できるテーマではない」などの指摘が相次いだ。同機構の事務局が委員に十分な説明をしないまま、内容の全面見直しを打ち出したことへの批判も相次いだ。
西田氏は「手続き面で落ち度があった」と陳謝した。副読本見直し方針の撤回は、8月2日の理事会で最終決定する。
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/390340.html
財団法人アイヌ文化振興・研究推進機構(札幌)は24日、小中学生向けのアイヌ民族に関する副読本について、来年度から内容を全面的に見直すとした方針の撤回を固めた。同日開かれた内部委員会で、異論が噴出したため。
副読本をめぐっては、内容を一部改変した同機構に執筆者が反発し、改変箇所が戻されるなど混乱が続いている。
24日に同機構で開かれたのは、運営方針を協議する「事業運営委員会」(委員長、加藤忠・北海道アイヌ協会理事長)。
非公開の会合後、取材に応じた同機構の西田俊夫専務理事や出席委員らによると、委員からは「現在の副読本の問題点が明確でなく、あらたな執筆者が1年や2年で作製できるテーマではない」などの指摘が相次いだ。同機構の事務局が委員に十分な説明をしないまま、内容の全面見直しを打ち出したことへの批判も相次いだ。
西田氏は「手続き面で落ち度があった」と陳謝した。副読本見直し方針の撤回は、8月2日の理事会で最終決定する。
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/390340.html
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