武四郎まつり:北海道の名付け親しのぶ アイヌ舞踊も披露--松阪 /三重
北海道の名付け親として知られる旧三雲町出身の探検家、松浦武四郎(1818~88年)をたたえる恒例イベント「武四郎まつり」が26日、松阪市小野江町の松浦武四郎記念館などで行われた。
例年、武四郎の功績やアイヌ文化を紹介しようと、武四郎の生没月にあたる2月に実施。今年は、北海道弟子屈(てしかが)町の同町屈斜路古丹(くっしゃろこたん)アイヌ文化保存会を招待した。
同保存会員の中には、武四郎が6回目の蝦夷(えぞ)地調査の時、屈斜路湖付近を案内したアイヌの一人、イソリツカラさんの子孫がおり、今回約150年ぶりに武四郎の子孫との再会が実現した。この日は互いに花束を交換して再会を喜び合った後、同保存会がアイヌの古式舞踊を披露した。
他に、武四郎の資料展や北海道物産展、地元特産品の販売など多彩なイベントも開催された。【丸林康樹】
〔三重版〕
2月27日朝刊
(毎日新聞) - 2月27日12時1分更新
北海道の名付け親として知られる旧三雲町出身の探検家、松浦武四郎(1818~88年)をたたえる恒例イベント「武四郎まつり」が26日、松阪市小野江町の松浦武四郎記念館などで行われた。
例年、武四郎の功績やアイヌ文化を紹介しようと、武四郎の生没月にあたる2月に実施。今年は、北海道弟子屈(てしかが)町の同町屈斜路古丹(くっしゃろこたん)アイヌ文化保存会を招待した。
同保存会員の中には、武四郎が6回目の蝦夷(えぞ)地調査の時、屈斜路湖付近を案内したアイヌの一人、イソリツカラさんの子孫がおり、今回約150年ぶりに武四郎の子孫との再会が実現した。この日は互いに花束を交換して再会を喜び合った後、同保存会がアイヌの古式舞踊を披露した。
他に、武四郎の資料展や北海道物産展、地元特産品の販売など多彩なイベントも開催された。【丸林康樹】
〔三重版〕
2月27日朝刊
(毎日新聞) - 2月27日12時1分更新