千島アイヌの歴史紹介 網走で特別展 衣服、民具など１３０点 （07/24 14:23）

千島アイヌの歴史紹介　網走で特別展　衣服、民具など１３０点 （07/24 14:23）
　【網走】潮見の道立北方民族博物館で第２４回特別展「千島列島に生きるアイヌと日露・交流の記憶」が開かれている。２００６年から始まった「環北太平洋の文化」４年連続シリーズの最終回。

　特別展では、かつて千島列島で暮らしたアイヌ民族、和人、ロシア人の衣服や漁具、民具など約１３０点を展示し、さまざまな民族が交流と衝突を繰り返した千島の歴史を学ぶことができる。２６日には解説員による展示解説会もある。

　１０月１８日まで。観覧料は一般４５０円、６５歳以上３００円、高校・大学生１５０円、中学生以下無料。午前９時～午後５時。７～９月は無休。１０月５、１３日休館。問い合わせ先は道立北方民族博物館（電）０１５２・４５・３８８８。（近藤憲治）