アイヌ民族関連報道クリップ

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環オホーツク海文化のつどい、北の文化縦横に語り合う (北海民友新聞社)

2007-08-26 00:00:00 | アイヌ民族関連
(8月26日付け)
 北の歴史と文化を考え合うシンポジウム「第15回環オホーツク海文化のつどい」(主催=北の文化シンポジウム実行委員会)が25日、市文化会館で開幕した。26日までの2日間、6人の講師が講演や研究報告を行っている。
 初日の25日、開会式では北の文化シンポジウム実行委員会の桑原誠委員長があいさつ。「地元の皆さんが気軽に参加できるシンポウジムを心掛け、ここに15回の節目を迎えることができた。これも実行委員、市民の皆さんや行政の支援のおかげ。若い研究者の登竜門的な性格も合わせもっていて、たくさんの若い人たちがこのシンポジウムをきっかけに、成長してきたことも嬉しいかぎり。今後も、さらに充実させることを目指したい」とあいさつ。宮川良一紋別市長も祝辞を寄せた。
 続いて東北芸術工科大学大学院芸術工学研究科・東北文化研究センターの田口洋美教授が「マタギと北方の狩猟民」をテーマに、北見市教育委員会社会教育部主幹兼ところ遺跡の森の武田修所長が「常呂川河口遺跡発掘調査16年の成果」をテーマに、それぞれ講演したほか、地元紋別市からの報告として、三室番屋復活プロジェクトの新沼透代表が、コムケ湖にある昭和初期のサケ番屋・三室番屋を復活させるプロジェクトの活動を紹介した。
 26日は研究報告で、午前9時スタート。千歳市埋蔵文化センターの高橋理氏が「アイヌの送り儀礼について」、北海道大学アイヌ・先住民研究センターの助教・山崎幸治氏が「海外アイヌコレクションから見えること」、オホーツクミュージアムえさしの学芸員・高畠孝宗氏が「オホーツク文化の信仰と儀礼」をテーマに話す。午前11時半前後に終了する。
(開会式で桑原委員長があいさつする=写真=)


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