あいのう流通センターブログ

こんにちは!あいのう流通センターです。
ここでは、無農薬有機食品を通じて、皆さまに色々な話題を提供していきます。

広告

※このエリアは、60日間投稿が無い場合に表示されます。記事を投稿すると、表示されなくなります。

特集(43号)

2008年10月13日 17時11分58秒 | ● あいのう便り
特集  鈴木 深介

豆腐の消泡剤について


福盛屋商店の豆腐類には消泡剤の使用があります。なぜ入れるのかご説明します。
大豆には2つの生理有害物質(毒素)があります。

1、大豆トリプシンインヒビター
これは、たん白消化酵素を不活性化させる(下痢をおこす)
2、ヘマグルチニン
これは赤血球の破壊を起こす

以上の2つの物資は加熱することによって分解無毒化されます。しかし、呉(大豆に水を加え引いた豆のこと)には多くの気泡があり、この気泡が断熱の役目を煮えムラができてしまいます。煮えムラができると上記の生理有害物質が残る可能性があります。(すべての豆腐がそうであるという訳ではありません。福盛屋さんの見解です)その泡を消すために必要最低限の消泡剤を使用します。大豆はまず生状態で食べることはなく、必ず煮たり、煎ったりしますよね。消泡剤の原料は植物性油脂と炭酸カルシウムです。
昨今、「消泡剤無添加」という商品がが当たり前のように販売されていますが、上記のような心配があります。上記のような煮えムラの問題を完全にクリアできる機材があれば福盛屋さんでも使用したい考えはありますが、今のところありません。
消泡剤は昔の人々の生活の知恵から生まれたものです。その昔シリコーン樹脂を使用した消泡剤の使用で発ガン性物質の疑いが騒がれた時があったようです。この時の名残で「消泡剤無添加=いいもの」のように暗黙されたのかもしれませんね。消泡剤は添加物ですが表示法上、表示の義務がありません。あいのうでも、福盛屋さんの豆腐の取り扱いに、時代は消泡剤無添加なので、当然と思っていましたが、福盛屋さんと話をすすめて、勉強させていただきながら、愛農がお付き合いさせていただくのに相応しいものだと確信しました。
福盛屋さんの豆腐は大豆使用割合も多く、決して高い豆腐とは思いません。また、今後の取組みとして、あいのう生産組合の大豆を使った豆腐作りにも前向きに検討してくださっています。名南豆腐さんが倒産され、豆腐屋組合の名簿をあてに豆腐屋を回ったり、メーカーさんに聞いたり、岐阜の豆腐屋さんまで勉強しにいったりとようやく出会えた豆腐屋さんです。しかも愛農名古屋本部に近いところ。末永いお付き合いよろしくお願いしたいと思っています。機会があればみなさんとも工場見学に行って、直接お話しを聞いていただけたらと思っています。
ジャンル:
ウェブログ
コメント   この記事についてブログを書く
« 生産組合だより(43号) | トップ | 農トレ(43号) »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

● あいのう便り」カテゴリの最新記事

関連するみんなの記事