五味五感 BLOG

五味愛美、インタープリテーション、環境教育、婚活DE八ケ岳推進委員会、FM八ヶ岳、帝京学園短期大学、八ヶ岳観光圏

覚書。映画「葦牙」を観て。

2010年05月24日 | 日々のこと
昨日、葦牙を観てきました。

前職場で児童養護施設のプログラムを担当したことがありました。
児童養護施設の様子を現場に見に行ったことがありましたし、職員の方からのお話、子供たちの様子など、
肌で触れた事はありましたが、それは、本当に数日のこと。
私が垣間みたのは、長い生活の中のほんの数時間。
ほんの少しを共にしただけのことでした。

児童養護施設のドキュメントということで、観たかった映画でした。

ちょっと自分の覚書で感想を書かせてください。
ストーリーは書きませんので、皆さん、機会がありましたら映画を観てみてくださいね。

●映画の後、映画で使われた音楽を担当された方がウクレレで演奏をしてくださいました。
この時間がとても良かった。
映画を観て、心がいっぱいになっていた時に、映画の中の音楽で使われていた音楽を聞きながらふりかえることができたのです。
映画が終わってすぐに車に乗って帰るより、よかった。
あの時間があって。

●児童養護施設は子どもたちが安心して心を癒し、自分を取り戻してスタートする場(というようなナレーション)。安心感。前向き。包容感。

●印象的な言葉は「愛着と暴力の共存」。

●「目標は自分も弟や妹も、将来息子や娘が出来た時に、暴力をふるわないような家庭を作る事。暴力の連鎖は僕で止めたい。」と言った高校生の男の子。この男子生徒がここまで心が安定するまではどのくらいの職員さんとの関係や自分自身との戦いがあったのか、と胸が熱くなりました。

●弁論大会、こけし作り、太鼓道場、外泊体験など、様々な教育プログラムを通して成長を見守っていく学園の様子。手厚い。職員さんたちの一人一人の力量。

●わたしだったら、この喧嘩の仲裁にどう入るかと自問自答。

●「自分は躾だと思っていたけれど、それが暴力だった、止められなかった。近所に何度も通報されて近所が怖くなって、家から出られなくなった。余計子どもにあたった。通報された時はひどいことを言ったけど、通報されなかったら、続けていた。」という母親の言葉。

●母親も被害者。そのまた母から暴力や育児放棄を受けている。


子どもたちの様子がここまで素直に描くことが出来たスタッフの人間味はすてきだと感じました。
きっと子どもたちともいい関係性(距離感)があったんだろうなぁって思いました。


児童福祉施設は助産施設や保育所など児童をとりまく施設のこと。その中に児童養護施設が位置づけられる。
ジャンル:
ウェブログ
コメント (6)   この記事についてブログを書く
« やっぱり、 | トップ | 頑張っている »
最近の画像もっと見る

6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
昨日はありがとうございました (なか)
2010-05-24 19:26:36
愛ちゃん、昨日は映画見に来てくださりありがとうございました。夕方の上映は私も一緒に見せて貰いました。
>わたしだったら、この喧嘩の仲裁にどう入るかと自問自答。
自分も同じく考えました。あの興奮した子供に対しいかに整然と納得できるように順序だてて導いていけるか?一人の大人としてどう子供に対し向き合えるのか?
あらゆる場面に考えさせられることが散りばめられた映画でした。
そして最後に森さんのウクレレよかったねー!!
Unknown (姉。)
2010-05-24 19:30:43
観てみたいな。

育児の上では、母である自分も、育自中。
紙一重だな…と思うこともあったりする。
ハっと、ふりかえれない人もいるんだろう。

妹が、児童養護施設に勤めてるんだ。
妹ながら、いつもすごい人だ…と思ってる。
そんでもって、妹の天職かも…と思ってる。

映画、みてみたいな。
Unknown (愛美)
2010-05-25 10:01:00
●なかさんへ。
おつかれさまでした。
楽しいだけじゃない、意味ある事柄をしながら社会と関わっていきたいと常日頃思っております。

●姉。さんへ
近くで自主上映がされるといいですね。
姉さん、主催したらいいんじゃないかしら?
姉さんだったら、できそう!
妹さんも素敵な職業を選んだのですね。
私は養護施設の内情を知らなかったので、息の長い教育だなぁと感じました。世の中で養護施設の内情を知っている人は少ないので、こういう映画で内情を知るきっかけになるかもしれないと感じました。
映画の自主上映と共に、妹さんの講演(もしくは妹さんの勤務先の施設の方の講演)なども合わせて聞けたら、地域の現状が伝わるかも。
Unknown (風路)
2010-05-25 12:09:26
見にきていただき、ありがとうございました。
先ほど相棒の風路座長が長々ここにコメントを書きこんでいましたが、4つの数字を書かずに投稿したら消えてしまった・・・と泣いています!?
あとでまた再挑戦するかも、です。
このページ、うちのブログでも紹介させてほしいです。
よろしくお願いします。
風路さんへ (愛美)
2010-05-25 15:06:55
あああ、、。

文章が消えてしまった事はショックです、、、。
ぜひ、また読ませてください。
なのでぜひぜひ書いてください(笑)。

ブログでご紹介いただけることは嬉しいです。
ぜひ、リンクを貼ってください。

素敵な企画をありがとうございました。
再び敗者復活 (座長)
2010-05-25 21:53:09
例によって、ネジが外れた私です。4桁の数字を入力せずに「投稿」ボタンをクリックしてしまい、私のコメントは霧の彼方へ消えていってしまいました。
『葦牙』を見に来て下さってありがとうございました。私は、この『葦牙』を4回見ました。最初は東京の小さな会議室のようなホールで、2回目は甲府の講演会で、3回目は自主上映をしようとする人達用にスタッフから送ってもらったビデオで、そして今回の上映会です。
見る度に新しい感動が押し寄せてきて、映画の持っている力、映し出された学園の子供達、それを支える学園のスタッフ達、このドキュメントを撮るスタッフ達、それぞれの迫力が胸に迫ってきました。人が人としてどう生きていけばいいのか、をストレートに訴えかけていると強く感じました。このような人達が頑張っていることに心の底から力づけられました。

コメントを投稿

日々のこと」カテゴリの最新記事