あいりのCinema cafe

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イルマーレ(劇場)

2004-06-09 09:10:00 | 韓国映画

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監督 イ・ヒョンスン
出演 イ・ジョンジェ(ウンジュ) 
    チョン・ジヒョン(ソンヒョン)2000年韓国

青年は海辺の家に越してきて、そこをイルマーレ(イタリア語で家)と名づける。
海辺の静かなしゃれた家、そこから全てが始まる。

そこにはレトロな郵便受けがあった。
青年ウンジェは或る日、自分の前のイルマーレの住人の女性(ソンヒョン)から手紙を受け取る。
その日付は2年先の青年にとっては未来からの手紙だった。
時空を超えて二人は文通を始め、やがてお互いを大切に感じ始める。

ウンジェはそれとなくソンヒョンに会いに行くが、無論彼女は彼の顔に見覚えがなくて見ているこちらはもどかしい。
ソンヒョンは分かれた彼とのことをウンジェに相談し有る事を頼むが。
ウンジェの身に思いがけない事が起きるのを目撃し、過去に生きる彼に来ないで!と手紙を書くが。
間に合うかどうか、ハラハラさせられる。

そう言えば時を超えた恋愛ってあまり他の映画にないよね。『ある日どこかで』があるな。
韓国映画にもう一つ同じテーマの『時代愛』があるが、こちらはもっと年月に隔たりがある。
2年間の過去と未来が交錯する『イルマーレ』は見ている方は多少こんがらがる。

運命は以外な方向に展開し青年は彼女の前に現れて言う。
「今から話すことを君は信じられないだろうが・・・」この時、新しい恋が芽生える予感が。 。。


天国から来たチャンピオン Heaven Can Wait

2004-06-01 16:21:00 | アメリカ映画 (40)
tixya

監督 ウオーレン・ビーティー バック・ヘンリー
脚本 ウオーレン・ビーティー
主演 ウオーレン・ビーティー ジュリー・クリスティ
    バック・ヘンリー         1978年、米

これは1942年の名作『幽霊紐育を歩く』をリメイクなんだそうです。
ウオーレン・ビーティーが監督、主演(たぶんプロデュースも)していて、ラブコメディーの傑作のひとつだと思います。
心があったかあくなる、間違いなく私の中ではベストテンに入る映画ですね。

アメリカン・フットボールの選手、ジョーが手違い?で死んで天国に来たからさあ大変。
仕方なく大富豪の身体を借りて下界に戻ります。

観客にはビーティーは変わらないのですが、映画の中では見かけは大富豪です。
選手には恋人がいたけれど、出会っても彼女には恋人だという事は分かりません。(当然)
この辺りがもどかしくて。
見ていこちらは何とか二人は再び結ばれないかとヤキモキ、どんどん気持ちは映画の中に入り込んでしまいます。

ラストシーンが良いんですね★
たまたまフットボールのスタジアムの廊下を二人で歩いていると、突然停電になります。
彼はいつもの「口癖」で、暗闇に怯える彼女に大丈夫だよ、と声をかけます。

灯りが点いたあとは・・・・・感動、泣けます。

このラストの”仕掛け” はその後、たくさんの映画の中でパロディとして使われていますね。