原題 PIRATES OF THE CARIBBEAN: AT WORLD'S END
監督 ゴア・ヴァービンスキー
音楽 ハンス・ジマー
出演 ジョニー・デップ(ジャック・スパロウ)
オーランド・ブルーム(ウィル・ターナー
キーラ・ナイトレイ(エリザベス・スワン)
ジェフリー・ラッシュ(キャプテン・バルボッサ)
ビル・ナイ(デイヴィ・ジョーンズ)
チョウ・ユンファ(サオ・フェン)
トム・ホランダー(ベケット卿)
キース・リチャーズ(ジャック・スパロウの父)
ナオミ・ハリス(女神カリプソ/ティア・ダルマ)
ジョナサン・プライス ステラン・スカルスガルド
ジャック・ダヴェンポート デヴィッド・スコフィールド
ケヴィン・R・マクナリー
2007年、アメリカ
世界制覇をもくろむ東インド貿易会社のベケット卿(トム・ホランダー)は、“深海の悪霊”、デイヴィ・ジョーンズ(ビル・ナイ)の心臓を手に入れ、彼とフライング・ダッチマン号を操り、通商の妨げになる海賊絶滅に立ち上がる。
海賊が生き残る手段は“9人の海賊たち”を招集することだったが、9人のうちのひとりはあのジャック・スパロウ(ジョニー・デップ)だった。
ところがである。スパロウは13年前、悪霊デイヴィ・ジョーンズと、自由とブラック・パール号を得るために”血の契約”を交わし、魂を売り渡した結果、クラーケンの餌食となり、溺死した船乗りが沈む無限地獄「海の墓場」に囚われている。
と、まあ、3部作の粗筋はこうなのだが、2作目はかなり忘れていて(悪霊タコ・キャプテンの心臓は鉄の箱に入れ心臓を突き刺さない限り、死なないんだった;)映画を見ながら思い出した。汗
映画は妙に暗い雰囲気で始まる・・・
愛すべき我らジャックが出てくるまでは退屈なのが残念。
この辺り、カットしちゃって、前作のおさらいでもすれば?笑
顔こそ見覚えはあるもののベケット卿が何者だったのか、字幕追いきれず、何をもくろんでいるのか初めはよくわからなかった。
でも、気にしない~。
この映画は1作目で完結するはずだったのじゃないかな。
2・3作目は物語に、多少のこじつけを感じるけど。ワラ
スパロウが落ちた無間地獄というのが、やはり彼らしく賑やかで奇妙^^。
難解な海図を見て、船の左右に体当たりするジャック。
まだ、妄想の続きかと危ぶんだが、なんと海図の解読に成功。
ジャックはああ見えて頭は切れるのだ。
あのトリックは荒唐無稽、考えたもんだ。
女神カリプソの肉体の一部は蟹だったのね。
後半1時間はもう目が回る(実際回りそうに・・・)ほどに面白くて目が離せない。
あのローリング・ストーンのキース・リチャーズが出てました。
ジャックの父役。え~、ジャック・スパロウも人の子だったのかと今更驚く;
「どけ、坊主!」ゾクゾク・・
キースがジャックを下からねめつけ、アイコンタクト。
凄みあります。
貫禄です。カッコいい~~。
ウィルが刺された時のスパロウの怒りむき出しの顔がいい。
高いマストでのデイヴィ・ジョーンズとの一騎打ちに、単純にゾクゾク、ワクワクする。
最早、ジャック・スパロウはジョニー・デップを超えてひとり歩きしている感じ。
不世出の俳優はジャック・スパロウという架空の人物に命を吹き込んだ。
いいなあ。あの濃いとぼけたメイクにコロコロ変わる表情。
おふざけの仕草。
ジャックは結局、自分が一番好きなんだ。ワラ
猿も犬も常連さん、総出演。
お猿も大活躍。
完結と聞くと、スパロウの愉快な姿も見納めなのねと、目頭がチと熱くもなる。(これからもシリーズは続く?・・へっ?)
エンドロールは猛烈に長いけど、最後まで見ないと、この映画の本当の結末を見逃します。
ここから、結末に触れています。
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予想通りフライング・ダッチマン号はみごと!蘇った。
ここ、CGにしても感動的ですらあります。
悲しいかな、蘇ったウィルの胸には傷跡が・・
最早、この世の者ではない。ウル
もともと、彼には人間以外の血が宿っていたのかな。
運命は受け入れるしかない。
今回、ウィルの成長著しく、キャプテンとして蘇った後は特に大人の男の色気が感じられて美しい。
ジャックは海底で、死者のお守りはしたくなかった。
このへんは狸です。^^
水平線の彼方に緑の閃光が走る時、10年に一度の逢瀬・・
胸がチリリ、切ないですね。
自分大好きなスパロウは再び、信じられないようなボロ小船で大海原を目指していく。
人々の胸のなかで、夢を紡いで・・
伊達男スパロウらしく、なんともヨーホー!な胸躍るラストではありませんか★
2作目『パイレーツ・オブ・カリビアン・デッドマンズ・チェスト』の拙感想
おかげであらすじがわからず・・m(TT)m
近くのひとはやけに船の櫓の音がやかましいなと(ギーゴー・・♪)
おもったとさ・・
ジャックが出てくるまでに、40分もあったそうですよ。笑
私も一瞬寝そうになりました;
意識を失うのも当然かと・・
でも、それではお話がわかりませんよね。
困ったもんだ。^^
しっかり書いてくれるもんね(笑)
で、映画を見てここに来て・・・で、納得したり、思い出したりしています。
ジェフリー・ラッシュ、ビル・ナイなどイギリスの名優がよくぞこんな特殊メイクの映画に出て楽しい演技をしてくれました。
今回のジャックのパパもなかなかで(^O^;
で、人間もさることながら、猿くんの演技も光ってました。
CGじゃないよね?(^O^;;
そう言えば、イギリス人の俳優が多数出演してたね。
時代ものは英国人俳優が似合う?^^
今回はオーランド・ブルームがほとんど主役だったよね。
美味しい役もらって~。
この人、お顔が小さいのか、縦に短い感じが気になってたんだけど、今回は渋かったね~。
しばらくは、続編はいいけど、またいつか、ジャック・スパロウに会いたいような。
ちょっと年とったスパロウなんてどうでしょう。ワラワラ
相変わらずお茶目だと嬉しいな(笑)
で、ついでに10年後のオーランドくんも見たいもんです(^^ゞ
綺麗な人は年とると、顔がかわっちゃうのが残念。^^
そう思うのは私だけ?(^・^)
若い頃より今がステキ!という人もきっといる。
ショーン・コネリーは貫禄出てから素敵になったね。
年とって、目尻のしわが優しく見えたりってのはありそう。
男性の色気も加わるかな。^^