風とカモメの街に暮らして

海外生活、20年、シニアの生活を綴っています。                   

パニックになってしまった!

2018-03-20 16:44:55 | 日記
今日は、歯科の予約があった。

あいにくの雨、また気温が下がって寒い日で、ウルトラライトダウンを着て出かけた。

帰り際、買い物をするために、電車に乗って、各駅で3つ目の駅で降りた。
ここには、スーパーがあるのだ。

セリエという100円ショップとユニクロもあったが、ユニクロは、閉店してしまっていた。
残念!便利だったのに。。。

そこで、靴を買い(イギリスでは、なかなか自分に合う靴が見つけられない)本屋にも立ち寄った。
ハーフの生徒のMちゃんへのお土産に、彼女の好きな、怖いお話の本を探した。
ああ、これなら、大丈夫かな?
ふりがなが打ってある。
彼女は、ひらがな、カタカナは読めるけど、そして流暢な日本語を話すけど、漢字は読めないのだ。

自分自身にも、本を2、3冊買った。
大きな書店よりも、小さな書店の方が、本が買いやすいのは、何故だろう?
大きすぎると、迷ってしまって、しまいには、疲れてしまう。

帰り際、久々にミスタードーナツで、ドーナツを2個買って、家に帰ってから食べようと思っていた。

駅で、待ち時間があったので、ベンチに座り、本を広げてみた。
そのうち各駅電車がやってきたので、乗り込んだ。

そして、乗り換えのため、○○○駅で降りると、何と、ハンドバッグがないことに気付いた。
「え!?どこで、なくしたの?!どうしよう?どうしよう?」とパニックになってしまった。

このバッグの中には、すべての貴重品が入っている。
ATMで下したばかりの現金5万円、そしてカードが2枚、運転免許証、自宅のカギ、家族がいないから、カギをなくしたら、家にも入れない!(~_~;)

実は、常に、このことが心配で、カギは、ズボンのポケットにも1個、余分に入れて持ち歩いているのだが。

大急ぎで階段を駆け上がり、駅員さんに駆け寄った。

すると、「ああ、もしかしてあのバッグですね?駅長室に入って下さい」と言われ、恐る恐る駅長室に入ったら、目の前に私のバッグがあった!!

何と有り難いことか!?誰が届けてくださったのだろう?
私は是非、お礼をしたいと思ったが、届けてくださった方は、名前も名乗らず、駅員さんに渡していったとのこと。

それにしても、何という幸運!
日本人の優しさ、正直さを、つくづく感じた。
外国でなら、絶対に見つかることはないだろう。

思わず、届けてくださった方に、どうか神のご加護が、幸運が訪れますように
(God Bless You)と、祈らずにはいられなかった。

思えば、若いころ、私が、超貧乏の時、やはり、仕事先のビルの中のトイレで
財布を見つけたことがあった。

いくらくらい入ってるのか興味があったけど、中身は見ないで、すぐに警察に届けた。
仕事中だったので、あとで、どうしていたのかと、社員の人に白い目で見られたけど。

あとで、持ち主から、お礼の電話があった。
もらった給料全部が入っていたというのだ。

届けた人に10%の報酬があると聞いていたが、結局、それは、もらわなかった。
相手が、差し上げますと言ってくれたら、もらっていたと思うけど。(^^)/
でも、正直に届けたことで、罪悪感を感じなくて済んだ。

随分、昔のことだけど、正直に届けたことで、私もその報いを受けてるのかなと思うことがある。
届けてくださった方に、どうか、私の感謝の気持ちが届きますように。





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