39ギター

35年ぶりに弾き始めたクラシックギター
神経痛と戦いながら
どこまでバッハに迫れるか
蝶も花もアーチェリーもあるよ

懸命に生きたアゲハ

2014-07-29 22:58:19 | いきもの

こんばんは
今日も少し手首が痛いので大事を取ってギターはお休みです。
その代わり昨日に続いてアーチェリーの弓具の整備をしました。
昨日はレストの受けを純正の板に戻したまででしたが、今日はそれに合わせてノッキングポイントの調整とセンターショットの調整です。
ノッキングポイントは矢の高さが少し下がったので同じだけ下げましたが、ボクの場合は標準より1/8インチ高く設定しています。
矢はレストに置いたときに弦に直角になるようにするのが標準なんですが、それはあくまでも弓を押している手が矢と同じ高さにある事が前提です。
しかし、矢と同じ高さのところを手で押す事は出来ないですよね、押し手は矢よりも低いところを押しているわけですからその分弓は射った瞬間は後ろ向きに跳ね返るような反動があります。
それと弓は和弓でも洋弓でもコンパウンドでもリカーブでも下の方が力強く先に戻るようになっています。
その反動で矢は水平につがえていても少し上向きに出て行きます。
その動きを補正するために矢は少し下向きにつがえておくと言う理屈になるわけです。
なんだか良く分かりませんが、そうすることで矢が真っすぐ出て行くと言うことです。
人によるノッキングポイントの高さの違いは押し手の手の大きさなどに依る押すポイントの違いで生じます。
つぎにセンターショットですが、ノッキングポイントが矢の水平を調整しているのに対して、矢の方向を調整しています。
矢の方向は弓の向いている方向と一致してないと矢が真っすぐ出て行かないのは分かりきった事で、このセンターショットが左にズレていると矢は射った瞬間に左に飛びます。
矢をつがえてレストに乗せた状態で矢が弓の中心を通っていれば大丈夫です。
目視でココまで調整してから、息子の部屋でちょっと試射をしました。
矢を水平に打ち出して1m先の的に真っすぐに立てば合格です。
1本目は矢が少し尻上がりに立ったので、レストの反発力を少し抑え気味にしてつぎはバッチリ矢が真っすぐに立ちました。
このノッキングポイントもセンターショットも見た目で調整しますが、最終的には実際に矢を射ってその飛び方を観察して最終的に微調整をする事になります。
アーチェリーを始めて間もないころはこう言った事が全く分からないのでインストラクター氏に調整してもらっていましたが、だんだん弓具の事が分かって来ると自分で調整するようになります。
インストラクター氏の調整は言わば標準的な調整なので、やはり最終的には自分の体にあった調整を自分でして行くようにならないと上達はしませんね。
今度の週末が楽しみです。
・・・
毎日ウォーキング中に同じ場所で同じ蝶(たぶん)が飛んでいるのを見かけます。
今日も飛んでいましたがなかなか止まってくれないので写真が撮れないなぁと思っていたら、2往復目にたまたまひらひらと飛んで来て少し離れたところに止まって休んでくれました。
最近は蝶が飛んでいたら遠くの方からでもカメラのスイッチを入れておいていつでも撮れるようにしているので、このときは1枚だけでしたけどバッチリ撮れました。

Dsc00754

普通のアゲハ(ナミアゲハ)ですね。よく見るともうボロボロですね。
この数週間を懸命に生きて来たんですね。
長く生きているとこんなになるさ・・・
そうですよね、ボクだって60歳を過ぎれば高血圧・高尿酸値・高血糖で、耳鳴りがするし耳は遠くなり目はかすんでいつも目の前に蚊が飛んでいる。
肩は痛いし手首も痛い・・・
え?それって全部贅沢と遊びが原因ですって?
懸命に生きたアゲハとは違う・・・ですか・・・


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