こんばんは
やっと梅雨らしくなってきましたね。
今日は午前中はどんよりとしたままで雨はほとんど降らなかったのですが、午後からは本格的に降っていました。
まあ、降ったと言っても富山の方の一日で220mmもの雨と比べると本のお湿りなんでしょうが、これで東部の水不足も少し解消されたことでしょう。
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さて、先日ほとんど衝動買いしたボッケリーニの10CDボックスから、今日は弦楽六重奏です。
作品23No4・No1・No6・No3の順に入っています。
弦楽六重奏と言うのは聞き慣れない編成ですが、結局通常の弦楽四重奏(第1バイオリン・第2バイオリン・ビオラ・チェロ)にもう一台ずつビオラとチェロを足した編成になっています。
ボッケリーニ自身はチェロの達人なので弦楽四重奏に飽き足らず、少しチェロを目立たせたかったのでしょうか?チェロを足してみるとどうもビオラも欲しい、ということでこの編成になったのかな?と勝手に素人判断をしています。
実際聴いてみるとビオラとチェロの増えた分だけ中低音が膨らみ艶やかになっていますが、逆に各楽器の分離は少し鈍くなり弦楽四重奏のはつらつとした感じは少し抑えられています。
ビオラやチェロが2台分聴こえるかと言うとなかなか難しく、時々チェロがついたり離れたりしている雰囲気は感じられます。
スペイン在住と言うことでスペイン臭いのかと思うと全然感じられません。
ギター五重奏曲はスペイン臭さが少しあったので、多少のスペイン臭さを期待していたのですが、むしろハイドンやモーツアルトのような優雅な雰囲気がよく出ています。
楽器が現代の楽器なんでしょうかそれとも録音なんでしょうか、音質的には少しピリピリしていて古楽のしっとりふんわりとした落ち着きにかけますね。
弦楽六重奏はこの1枚だけでもう一枚は弦楽四重奏です。
明日の楽しみにしましょう。