39ギター

35年ぶりに弾き始めたクラシックギター
神経痛と戦いながら
どこまでバッハに迫れるか
蝶も花もアーチェリーもあるよ

和音をずらして弾くかいっぺんに弾くか

2010-06-08 23:16:34 | ギター

きょうは、まぁまぁののりで弾けた。

間違えずに弾ければいいのだが、のりが良かったのでOK

弾きながら考えたのであるが、弦を2本以上弾くときつまり和音であるが、音をずらして弾くかいっぺんに弾くかで曲想がずいぶん変わるのは前から分かっているが、どっちにするかの判断はどうしているかというと、ほとんどそのときの直感のような気がする。

私が目指しているバッハの曲はバイオリンやチェロの曲をギター用に編曲したもので、ほとんど原曲に近い。

バイオリン族は弓で弾いているときは音が積極的に出ているので滑らかな持続音が出せるが一度には2本の弦しか弾けない。

ギターは、一度には4本の弦が弾けるが、弾いた瞬間から減衰し持続的な音は出せない。

それぞれ特徴があり、それが長所にも短所にもなる。

バッハが、バイオリン族のために書いた曲は、当然バイオリン族の特徴の持続音は出せるが一度に2弦しか弾けないという特徴を十分意識した作曲になっているのだろう。

ギターで和音を弾くときは、立て続けに弾く場合は無理だが、少し長めの音符の場合は音をずらして弾く方が和音が持続し、曲想が滑らかになる。

和音をバンと一度にならすといいアクセントになり、またそれを続けるとリズミカルに、ある時は軽快に、あるときは落ち着きのある重厚な雰囲気を出す。

それを曲の中でどのように配分しどうバランスを取るかによって、曲のイメージ作りはどのようにもなる。

例えば私の場合、無伴奏バイオリンパルティータ1番のサラバンドは90%はずらして弾いているが、その次のブーレはほとんどずらさない。

ほとんどずらして弾いているサラバンドでずらさないで弾いている和音はいいアクセントになっているし、ほとんどずらさないで弾いているブーレでところどころずらして弾く部分があると、全体にリズミカルな曲の中に少し滑らかさが加わってこれもいいアクセントになっている。

今のところ、和音をずらすかずらさないかは理屈ではなく直感で決めているが、曲によっては多少の例外がある。

つまりちょっと考えて決めることもある。


はやく全体を通しで弾けるようになりたいですね

2010-06-08 09:43:36 | ギター

お早うございます。

雨があがって、今日は気持ちのいい天気になりそうです。

しばらく天気が続いて土日ぐらいからまた雨が降って、それで梅雨入りと言うことでしょう。

昨日は、夕方の雨の中傘をさしてウォーキングしました。

風がなかったので大してぬれずに、最終的に8008歩でした。

この、8008と言う数字には少し郷愁を感じています。

8ビットのマイクロプロセッサにこんな型番のがあったと思います。その前に4004と言う4ビットのものもあったように記憶しています。

たしか、カシオ計算機だったかな、日本人技術者が大きな貢献をしたようなことを本で読んだ覚えがあります。

そのあと、8080・8085・8086とどんどん進化していってあっという間に劇的な進化をして、もう何年も前から、今のプロセッサがいったい何ビットなのかも分からないぐらいですね。

インテルのプロセッサ以外にもモトローラのプロセッサがあり、こちらの方がマニアックだったように記憶しています。8ビットでは6809、16ビットでは68000とか680XX(XXは10とか20とか)6809の機械語体系はインテル系と違い非常に高性能で究極の8ビットと言われていたような。

古き良き時代です。

・・・ヒメスイレン(これで3個目)

P1040664

・・・やまあじさい ですか

P1040665

・・・

P1040667

・・・

ギターの方は、相変わらず前にも後ろにも進んでない気分ですが、とにかく毎日楽しんでいます。

最近、無伴奏チェロ組曲1番のプレリュードとアルマンドを暗譜するように努力していて、今のところ暗譜できているのは半分ですかね、暗譜すると運指に集中できるので練習・演奏にも身が入ります。

2番は難しいですね。今のところプレリュード・アルマンド・クーラントまでを楽譜にかじりついて何とか音を出しています。

プレリュードとアルマンドはゆったりとしたテンポの中に最上級の哀愁を含んだ曲で、これを弾きこなすのはプロ級でないと無理ですね。

クーラントはテンポをかなり落としてもガタガタです。

BWV998のプレリュードは暗譜して演奏に集中できるようになりましたが、ど忘れしたり、右手が引っ掛かったり空振りとか、左手は滑らかにポジションを移動しようとするあまりかえってミスばかりしています。

未だにノーミスあるいは「ほぼノーミス」と言った演奏は一度も出来ていません。

フーガは、序盤の1ページ半ぐらいの主題が展開されていく感じがたのしいですね、中盤の倍速で主題が展開されていくところは、軽快で楽しいかんじですがあまり欲張るといけないのでまだ序盤だけで止めています。

はやく全体を通しで弾けるようになりたいですね。