今日は午前1回、午後1回各30分程度練習した。やりすぎてはいけないと思い控え目にしたつもりだったが、すこし指に来ているようだ。
指に優しく長続きするようにするには、昨日も書いたようにローテンションにするということが一つの方法として考えられる。
では、どの程度ローテンションにしたら指に優しいのかと言うと、やってみないとわからないのが現状で、無駄を承知でいろいろと弦を換えてみるしかないのであるが、今風呂の中でふとひらめいた。
調弦のときピッチを下げてみたらどうだろう・・・
と、言うことで、最近購入したチューナーのピッチを下げてみたら、410Hzまで下がった。
このままでいつものように調弦してもいいのだが、とりあえず、ちょうど半音下げるにはピッチはどれぐらいなんだろう、ということでいろいろやってみたら、415Hzでちょうど半音下がりになった。
これで、いつものように調弦して弾いてみた。
やはり、弦のテンションが多少低く感じられ、ついでに音のテンションも下がり気味で、なんとなく響かなくなったような気がする。低音弦が全体的におとなしくなり、6弦をDにしたときの音のように、一言で言うとリュートっぽくなった。
1弦の派手な音は押さえられ少し目立たなくなったが、2・3弦はあまり変わらないので、和音的にはまとまるような気がする。
調弦を半音下げ、弦のテンションが下がったが、曲想のテンションも多少下がってきている。
まあ、自分の好みは派手な音のする派手な曲ではなくバッハであるから、むしろこの方が古楽器風になっていわゆるバロック的でよくなったかもしれない。
もう、今日の練習量は越えているのでこれ以上弾けない。
半音下がりの効果は、どう出るか何日か続けてみることにする。
これで、さらにローテンション弦を張ったらどうなるのだろう、とかいろいろとこれからもやってみることがありそうだ。