私の住んでいる地域の方言を紹介しますシリーズ、第20回。
◎がんわり
久しぶりに娘が帰ってきて私のブログを読んで一言つぶやきました。「お父さん、がんわりって何。」えっ、この町で育ったんじゃないの、衝撃が走りました。しかし、考えてみれば、この家で方言らしいものを話すのは私一人だったんだと思い当たりました。ま、そんなことは脇に置いてその場面を紹介しましょう。
母 やっと、煮物のできたよ。一杯お食べな。鉄ちゃんはこれが好きやろ。
鉄 うわっ、ぼぶらん煮しめたい。おりゃ、こりが一番すいとーとるたい。そしてこげんがんわり、おばちゃんありがとさんです。
母 台所にはまだあるせん、がんわり食べてね。ご飯のお代わりいらんね、鉄ちゃん、武。
鉄 いります、がんわりよかですか。
お母さんはにこにこ笑顔で鉄ちゃんが差し出した茶碗を受け取り山盛りのご飯をよそった。
がんわりとは、沢山とか一杯という意味で使われます。それも、非常に多くと言った最上級の感じで使われます。例えば、サザエなどを百以上とった時などに「ばって、わーが、さんだばがんわりとっとるじゃなかな。」などと使います。


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