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カラーメイキング1・ラフ~下塗りから続き)
5-6.色決めと影マスク
パーツごとの配色を決めます。その後、影レイヤーにそれぞれレイヤーマスクをかけ、やわらかめのブラシでボワッとぼかします。レイヤーマスク上でぼかすのはやり直しがきいて便利だからです。
7.大ざっぱな影と光を入れる
大ざっぱ影:グラデツールでマントの影部分やブレザーなどに大ざっぱな影を足します(乗算・オーバーレイレイヤーを不透明度を10~20前後で4枚ほど)マント以外のキャラの部分にグラデをかけたいといった場合はコミスタで作成した白マットを使用して選択範囲を作ると便利です。
大ざっぱ光:大きめのエアブラシの透明度をほどほど下げてぼわっといれます(不透明度100%のスクリーンレイヤー1枚)キャラの周りにはかけたくなかったので背景部分にレイヤーマスクをかけて表示しないようにしています。次にスパッタリングブラシでなんとなく光の粒を入れます(透明度83%)スクリーンレイヤー
レイヤーモードや透明度・枚数などはお好みで。
余談ですがこの辺りで「この先どうすればいいのかわからない・・・( ꒪⌓꒪) 」と毎回途方にくれます。前回カラーを描いてから時間が経ちすぎ思い出せる手順がここまでだからです。毎度途方にくれるのがいい加減情けなくなり今回は覚え書きを書いてみました。
8.線画と色の調整
とりあえず顔のデッサンと色味が気になったので修正しました。顔の影も少し入れてみました。
9.パーツごとに塗る
「なんか飾り紐の塗りが足りないな」と思い塗り始めます。飾り紐レイヤーを直接ぬるのでなく、クリッピングマスクレイヤーを作成する方法をとります。
(1)自作の水墨ブラシやPSのざらっとした素材系ブラシを乗算モードにして塗る(乗算レイヤー100%)
(2)同じブラシを使い通常モードでうっすらてかりを入れる(オーバーレイレイヤー100%)
(3)同じブラシを使い通常モードでハイライトを入れる(スクリーンレイヤー68%)
こんな感じですがブラシ・レイヤーなどはお好みで。
全てのパーツを同様にして塗ります。ブレザーの模様も忘れていたので入れます。
10.細かい影を足す
深みが足りないので細かい影を足します。
塗り作業はこの辺りまでです。
カラーメイキング3・仕上げに続きます。