飯南町 特別養護老人ホーム愛寿園 ブログ

愛寿園内の活動や勉強会の様子など発信します!!
また、ケアやリハビリに対しての疑問点などありましたらご相談ください!!

1歩、1歩、前へ・・・

2009-12-29 14:20:37 | その他
ども


今年も残りわずか…


2009年は皆さんにとってどのような年でしたでしょうか!?


僕は、PTとしていろんなことを経験した年でした。


町のケア会議での意見交換や、


勉強会の開催、


実習生の指導、


学会での発表・・・etc

ぎっくり腰でダウンした時期もありましたが、


充実した1年だったと思います


まだまだ、2年目のヒヨッ子


なので、他の先生方とは比べようもないくらい差がありますが、


来年も自分らしく、個性を前面に出していき、


様々な経験を積んでいきたいと思います。


そして、利用者だけでなく町内の人達の力になればなぁと思います。


1歩、1歩、前へ…日進月歩で頑張っていきます


それでは、良いお年を~



by R.T

身体拘束

2009-12-24 10:16:28 | その他
今年残り10日をきってしまいました

一年ってこんなに早いものだとつくづく感じております

そして今日はクリスマスイブ

仕事場で重要な役目をしなければなりません

今日の衣装は↓



似合うかな

さてこの前仕事場に日本シーティング・コンサルタント協会から案内文が届いていました
ホームページは →   http://seating-consultants.org/   

ちょっと見て見ると
    「身体拘束ゼロを目指して」と書いて有りました




しかしながら、身体拘束の定義や法律的なことは、毛虫なみにしか分からないので、ホームページにアクセスし少し調べて見ました

シーティング・コンサルタント協会では平成20年度は「(車)いす上での身体拘束廃止具体的方策普及事業」として、いつでも、誰でも、どこでも、(車)いす上での身体拘束廃止方策を学ぶことができるよう、e-ラーニングコンテンツを開発されたみたいです
 
 → これは意外と知らないことが載っていて良く分かるようになっていました。

その中でどこの施設でも起きてそうなことが書いて有りました
高齢者虐待防止法という法律があります

その中で施設中で見られる、「滑り座り」や「仙骨座り」などを放置しておくと違反になる可能性が有るという事でした

よく放置されている方を見るなと「ふっと」思いましたそれも違反なんですね


というか当たり前のことですよね姿勢が崩れているのに見て見ぬふりをすることは・・・・どうかなって思いますよね

やっぱり治すことが大切ですよ時々「治してもまたなるから」と言う方もおられますが、それには原因があるのですから原因を考えて対処しなければいけませんね・・・

問題などには必ず原因が有ります。原因を追究することで重要です

ちょっと話が脱線しましたが、そんな日常に起きていることも虐待になっているのです
みなさんもう一度職場全体を見て見てください

どこかに身体拘束は見られませんか??
それは法律に違反していませんか??

BY:ET

勉強会報告 施設外編

2009-12-22 14:12:47 | その他
ども

今日も寒いです…

みなさん、道路の凍結には注意しましょうね


先週、当施設にて、飯南町・掛合町の施設で働く職員の方々に対して移乗の勉強会を行いました。

以前、施設で行ったようにアビリティーズの井上さんに講師をお願いし、スライドボードとリフトの移乗について教えていただきました。

まずは、スライドボードについてでした。

ここでどう使うのかは説明しずらいですが…

技術はやらないと身に付きませんそのために、

①研修への参加
②わからなければ恥を忍んで質問
③職員同士での練習
④実践あるのみ

が重要です。教わって満足はダメですよ
  

次にリフトについてご指導いただきました。

今回は、4台のリフトを持ってきてもらいました

天井走行式と床走行式、まだ販売されていない床走行式のリフトも持ってきていただき、井上さんありがとうございます

リフトで一番難しいのは、スリングシートの脱着

特に着けることが難しい…

シートの真ん中を脊柱に合わせたり、

大腿部の下にしっかりとシートを入れなければならなかったり、

リフトで吊った際に圧抜きをしなければいけないなど

チェックポイントはいっぱいあります

これらを覚えるにも練習と実践が必要です
   

今後もこのような勉強会を計画していきたいと思います

皆さんの参加を心待ちにしています

それでは

by RT&ET 

トータルコンタクト

2009-12-17 10:05:41 | その他
ども

雪が積もりましたね…

外を見渡す限り、白

犬みたいに駆け回れません…、猫のようにコタツで丸くなるのが一番。


では…

先日、ET氏と2人で、とある勉強会に参加してきました。

その中で、ポジショニングについて話し合いました。

個人で思っていること、施設での取り組み方、ある症例を提示してどのように対応すればいいのかなど

有意義なディスカッションを行うことができました。

ET氏が大活躍でした


ポジショニングはトータルコンタクトが大事です。

クッションを身体に当てる際に単発に当てるのではなく、身体全体を包み込むように、

そして隙間がないように当てていくことが大事です

また、ポジショニングはただクッションを当てればいいものではありません

目的に合わせてクッションを当てないといけないのです。

関節拘縮を防ぐためなのか筋緊張を防ぐためなのか

用途によってクッションの当て方を考えないといけません。

この場でお話するには難しいので…

専門職にご相談してください。僕らもご相談にのります

個々で考えるのではなく、いろいろな方の意見を取り入れていきましょう。

閉鎖的にならないように

それでは、さようなら

by R.T

うさぎ!?歩行器

2009-12-14 18:01:17 | その他
ども


天気予報では明日ぐらいから雪だそうです…。12月いっぱいは降らないでほしいのに…


ではでは、今回もおススメ商品のご紹介


知っておられる方もおられるかもしれませんが…


ラビット歩行器
 
これは、よく使われている歩行器と違って、前腕支持ができること、ということは…


上半身をあずけて歩行が出来るのです。


下肢の筋力が低下されている方やバランスが不安定な方におススメです


僕もリハビリの中で使わせていただいています。


円背のある方に使用すると目線が下方に向いていたのが、目線が上がってしっかりと前を向いて歩かれるようになりました。


これによって、危険物や障害物の把握が容易になり、転倒が少なくなりました


また、スピード調整が出来るので、歩行スピードが速い方に対して


安全な歩行スピードを習得することにも使わせていただいています。


ただ、僕が使用してみて不便だなと思ったのが、高さ調節…


ワンタッチでできればもっと使いやすい商品なのかなと思います


在宅で使用するには、幅をとってしまうので大きすぎてしまったり、


屋外では砂利道に弱かったりします。


でも、施設みたいにバリアフリーになっており、床がフラットな場所だとも~の凄く使える物です。


まずはデモ品を試してみるのが一番かな


今回はこれまで さようなら

by R.T

簡単、楽ちんリハビリ

2009-12-12 09:50:58 | その他
気がつけばすでに12月半ば・・・・
早いものですね!!
11月と12月はばたばたしているなか、ある一方から

「雪が降ると、外出したくないし、動くのも嫌だが・・・・」

確かにその通りです。 

コタツでヌクヌクして「みかん」を食べた方がいいですもんね(∋_∈)

僕はどちらかというと犬タイプなのでスキーに行ったり飲みにでたりします( ̄―+ ̄)ニヤリ

この時期には廃用性症候群や褥瘡が良く出来ると言われています。

ならばどうするか・・・・・
自宅での運動が大切なるでしょう(*^_^*)

僕がお薦めしているのは足趾の運動です( ̄―+ ̄)ニヤリ
これなら布団のなかでも出来ますからね!!
指を曲げたり伸ばしたりするだけでも効果があります!!

指でタオルをたぐりよせるのもいい運動です。


そのほかには端座位保持が取れる方には・・・・
カワムラサイクル「http://www.kawamura-cycle.co.jp/」から出ている

「ペダル式トレーナー」  なんてどうでしょう!!

意外と簡単に出来ますし、一人でも出来ますv(`∀´v)

在宅で生活している方だけではなくデイサービスや特養でも使えると思います(*^_^*)

値段も4620円と比較的低価格です!!



これを使えば個人訓練にもなりますし、簡単で楽ちんにリハビリが出来ますよ(*^_^*)

By:ET

島根県理学療法士学会 報告 その②

2009-12-07 16:58:18 | その他
ども

度々、失礼します。

報告 その②ということで…

プレコングレスセミナーと企業展示の内容をご紹介します。

まずはプレコンですが、

テーマは「介護保険と理学療法~生活支援とリハビリテーションとケア~」で、

講師は、よこた福祉会の小林先生でした



先生は今年度より「生活支援リハビリテーション・ケア研究会」を立ち上げておられます。

島根県は高齢化が日本で一番進んでいると言われています。

それを支える介護保険や障害者自立支援法の中のリハビリテーション、理学療法の
あり方を研究し、誰もが安心して暮らせる社会に貢献したい。

という概念を持ち立ち上げました。

今回の研修では主に介護保険の基礎的なこと、また介護保険での理学療法士の役割をお話されました。

また今度は違うかたちで介護保険に関わる研修をしたいなーと言っておられました。


企業展示では、

キシ・エンジニアリング(株)さん、ともみ工房さん、(株)リソーシステムさんが

展示されていました。

中でも僕がおススメするのは、ともみ工房さんの嚥下まくら

その名も…

『らくらくスワロー』



この嚥下まくらは一人一人に合わせた嚥下角度を調整できるのが特徴的です

頭頸部の前後屈だけでなく、回旋にも対応しているのがスゴイ

また、ベッドや車イス(リクライニング)に装着することができるのもイイところ

当施設もデモ品を使わせてもらっていろいろと試させていただいています

嚥下のことはどの施設でも試行錯誤していると思います

一度、試しにいかがですか?

トロミだけでなくこのような道具を使ってみるのも一つの手だと思います。

by R.T & E.T

島根県理学療法士学会 報告

2009-12-07 14:31:38 | その他
ども

12月5日に島根県理学療法士学会という研修会がありました

そこで発表をしてきました

テーマは・・・

『島根県におけるリハビリテーションサービスの現状について』

まぁ、調査発表です

ポスター発表でして…写真は見にくいですけど

内容を簡単に言えば、リハ専門職(PT、OT、ST)が偏って配置されている

ってな発表をしました。

松江や出雲に偏っていて、西部は少ない

『西低東高』な配置です

また病院に勤務する専門職が多く、施設やデイサービスなど在宅ケアを行うところは少ない状況にあります。

高齢者に対した割合でも、市街地は充実していますが、過疎地域は全く足りていない状況でした

病院に入院して退院する。その後、在宅ケアサービスを利用する。

その流れの中で専門職の関わりを途切れさせてはいけません

退院したらその後は…それじゃ、いけないのです

だから、島根県と各専門職の県協会との働きかけが必要ですし、

地域においても在宅ケアに向けて、今以上に取り組みが必要になってきます

障害を負った人が、病院で努力して自宅に復帰できたのに、自宅に帰ったら努力が水の泡になった…

そうならないために、県や地域に対して働きかけを行いたいと思います

by R.T

移乗勉強会案内

2009-12-02 17:26:25 | その他
 この度、平成21年度移乗技術勉強会を開催することになりました。
 日々の業務の中で、移乗技術は重要で有ります。移乗のための福祉用具を使用することで介護者、また利用者のリスクを減らすということは、今後大切になってくると考えられます。今回、移乗技術の勉強会を実施することでみなさまの介護技術のスキルUPにつながればと考えております。介護福祉にかかわる方のご参加をお待ちいたしております。

日 程:平成21年12月17日(木) 19:00~21:00(受付18:30~)

講 師:アビリティーズケアネット株式会社  井上 剛  氏
    特別養護老人ホーム愛寿園      高尾 英次 (理学療法士)
    頓原デイサービスセンター      高垣 龍太 (理学療法士)

内容:「移乗技術 ~移乗の基礎から福祉用具まで~」

対象者:飯南町・掛合町の介護福祉施設にお勤めの方
    25名程度
   ※応募用紙は各施設にFAXにて送付させていただきます
   ※各施設2名までの参加でお願いします
   ※応募多数の場合は抽選またはそれに準じた方法でご連絡いたします。

場 所:頓原デイサービスセンター
    飯石郡飯南町佐見47-2 ℡:0854-72-1124

参加費:無料

○参加希望の方は事前にFAXでお申し込みください(資料の準備のため)
 締め切り・・・12月10日
○問い合わせ先 社会福祉法人友愛会  高尾 英次
 ℡:0854-72-0214

車イスクッションの作り方

2009-12-02 17:18:34 | その他
ども


ET氏のアップ件数が多くて影が薄くなっているRTです。


今日は車イスクッションの作り方について載せます。


クッションって作れるのって思いません?


作れるんです


用意するもの
クッションカバー
ウレタン(廃品を利用または購入)
木の板(ベニヤや桐など)

道具:ノコギリ、ヤスリ


では作ってみましょう

①車イスの座面を測る

②座面に合わせて板を切る

※角はヤスリで丸くしましょう

③板と同様にウレタンを切る




④あとはカバーに入れるだけ


当施設ではカバーと廃品のウレタンがあったので板を切るだけでしたが…

板だけでなく残りの物品を購入しても、車椅子クッションを購入するよりかはお安くなります。

なぜ板が必要なんでしょう?

それは座面シートの弛みをなくすためです

弛みがあると…

①姿勢不良 ②仙骨座りを助長

を起こします

これは褥瘡に繋がります

だから、弛みを無くすために板を敷くのです

クッション作成は手間がかかります…

でも、クッションを1つ購入するよりかは経済的ですし、

クッション1つで利用者の状態が良くなるなら…

手間を惜しまず、チャレンジしてみませんか

by RT