アイハルのつれづれフォトダイアリー

レンズが捉える日常と非日常

Leaves 3

2010-04-30 | Panasonic Micro4/3




明日から大型連休だけれど私にはまったく関係がない。明後日の神戸での仕事のため明日午後から出掛けるのだが、何処へ行っても人が多いだろうと思うと気が滅入る。前泊は利便を考えて尼崎にした。以前、年一度は訪れていた尼崎だが、古いJR尼崎駅舎も建て替えられ、駅北側にあったキリンビールの工場も今はない。少し早めに着いてほっつき歩こうと思うが、さてどうなりますやら。

京都府立植物園(2010/4/28)
Panasonic DMC-G1 / DG Macro-Elmarit 45mmF2.8 ASPH(1&3) , Leica Apo-Macro-Elmarit-R 100mmF2.8(2)
花・植物
にほんブログ村 写真ブログ モノクロ写真へ にほんブログ村 写真ブログ 植物・花写真へ

Leaves 2

2010-04-29 | Panasonic Micro4/3



 

今回のLeavesはモノクロームで見ていただいているが元はカラーで撮っている。「デジでモノクロやるなら最初からモノクロで撮るべし」と力説されるお方もあるようだが、貧乏性な私はそう簡単に割り切ることが出来ない。リバーサルとモノクロを詰めた二台のボディぶら下げ、重さに肩が外れそうになりながら、「二兎追うものは一兎をも得ず」となるよりはデジで撮る方が良いかなと思うが、後でソフト上でモノクロへ変換していると、何だか自分の優柔不断さを見せつけられているようにも感じる。取り敢えず、デジでもけっこう素敵なモノクローム表現が出来ることが分かったのは良かった。でも、何か足りないような気分は抜けない。今はデジに振れている私の振り子だが、フィルムの方に振れる時がまた近々来ると思う。

京都府立植物園(2010/4/28)
Panasonic DMC-G1 / DG Macro-Elmarit 45mmF2.8 ASPH(1&3) , Leica Apo-Macro-Elmarit-R 100mmF2.8(2)
花・植物
にほんブログ村 写真ブログ モノクロ写真へ にほんブログ村 写真ブログ 植物・花写真へ

Leaves 1

2010-04-28 | Panasonic Micro4/3

一日中雨だった昨日とは打って変わり眩しい光が降り注ぐ中、G1のテストもかねて京都府立植物園を訪ねる。
時節柄だろう、保育園児から小中校生の遠足、写生大会のオンパレードだったが、園内は広いので賑やかだがそれほど込んでいる感じはしない。
人だかりがしているきれいに咲き揃った花壇などには余り関心もなく、温室は別として、花などほとんど咲いていない広葉樹の林の中などを数時間ほっつき回ってきた。
GF1に40mm、G1には45mmマクロとLeica R100mmマクロを付け替えながら撮ったが、35mm一眼と違って荷も軽くずいぶん楽ちんだ。
でも、GF1用EVF(20万ドット)よりG1のそれ(144万ドット)ははるかに実用的だが従来の光学ファインダーの見え味にはほど遠い。
フォーカスを見るのには十分でも、コントラストやボケ味はには違和感を感じるが無い物ねだりは大人げないか?
それにしても、Leica R100mmマクロが恐ろしく切れるレンズなのを改めて実感した。
さすが、伊達にAPOを冠してしてはいない。恐れ入りました。

京都府立植物園(2010/4/28)
Panasonic DMC-G1 / Leica Apo-Macro-Elmarit-R 100mmF2.8
花・植物
にほんブログ村 写真ブログ モノクロ写真へ にほんブログ村 写真ブログ 植物・花写真へ

那覇逍遥 7 メッセージ

2010-04-25 | Panasonic Micro4/3

1.「政権交代」の色あせは、ここ沖縄の方が激しいものがあるようだ。
2.何ともオキナワならではの看板。練習はダメでも本番ならいいのかな?
3.これほど説得力のあるメッセージは他にないだろう。
4.何処にでもある注意書きだけれど、この風格はただものではない。
5.沖縄の方は優しい。でも、こうあるからには実際に転けた人もけっこうあるのだろう。
6.本日行われた大会。本土と沖縄では人々の思いも報道も大きく異なっていた。

那覇市(2010/4/14,16)
Panasonic DMC-GF1 / G20mmF1.7
那覇逍遥
にほんブログ村 写真ブログへ にほんブログ村 写真ブログ 散歩写真へ

那覇逍遥 6 元気な植物

2010-04-24 | Panasonic Micro4/3

那覇に着いて、先ず驚いたのは湿気を含んだ空気の重さと並んで生えている植物だった。
それは種類の違いもさることながら、生え方というか植物のもつ元気さ、いや、したたかさと言っていい。
それも、壁を這い上がるぐらいはお手のもの、建物自体を包み込んで丸ごと我が物にしてしまう類のしたたかさだ。
廃屋ならいざ知らず、使われている建物まで緑一色で包み込み、今にも食いつぶしてしまいそうな姿をいくつも見た。
共存共栄と簡単に言うが、そんな生やさしいものではなさそうだ。
春先でもこうなのだから、夏になったらどんな様相を呈すのだろう。
慣れない私には、いささか末恐ろしくおもうのだが……。

那覇市(2010/4/14,16)
Panasonic DMC-GF1 / G20mmF1.7 , RICOH GR-D2(1)
那覇逍遥
にほんブログ村 写真ブログへ にほんブログ村 写真ブログ 散歩写真へ

那覇逍遥 5 不思議の街

2010-04-23 | Panasonic Micro4/3

那覇の街を歩き始めて一番最初に撮ったのが一枚目の写真だった。
通りから少し掘り込まれた半地下の駐車場。暗い駐車場に奥、昼下がりの生暖かく湿り気のある空気の中、赤いスクーターと三輪の原付が静かに語らっているようだった。
木製の電柱を最後に目にしたのは何時だっただろうか?
子供の頃、電柱と言えば当然のこと木で出来ていた。地面に接する所、腐食止めの黒々としたコールタールが懐かしい。
三つのブロックに書かれているのは紛れもなく阪神タイガースのマーク。なんで?
とある事業所の玄関には二体のギリシャ神像が……。
不思議の国・那覇、これはそのほんの一面。

那覇市(2010/4/14&16)
Panasonic DMC-GF1 / G20mmF1.7
那覇逍遥
にほんブログ村 写真ブログへ にほんブログ村 写真ブログ 散歩写真へ

那覇逍遥 4 農連市場辺り

2010-04-22 | Panasonic Micro4/3

ラビリンス、ここに極まれり。
ほんの5、600mしか離れていないのに、農連市場辺りは観光客向けの国際通りとはまったく違う様相を見せていた。
あまりのアジア的光景に声を失う。
昼過ぎという時間帯のせいなのか、閉じている店が多く人通りも閑散としている。
賑わいを見せるという未明から早朝に再訪してみたいと思うが、この辺りにも再開発計画が進行中らしく、この光景に出会えるのも後わずかなのかも知れない。

実は一昨日、新しいデジが到着。
型落ち品とはいえ、一年半ほど前に出た未使用ボディが、聖徳太子、おっと福沢諭吉2枚以下で手に入るとは複雑な思いとはいえ有り難い。
取り敢えずのテスト撮影は満足できるものだった。
現有機と組み合わせて、マクロも十分に可能なコンパクトな街行きセットが出来上がる。
でも、結果としてフィルムからどんどん離れていってしまいそうだ。

那覇市(2010/4/14)
Panasonic DMC-GF1 / G20mmF1.7 , RICOH GR-D2(1)
那覇逍遥
にほんブログ村 写真ブログへ にほんブログ村 写真ブログ 散歩写真へ


那覇逍遥 3 市場を通って

2010-04-20 | Panasonic Micro4/3

曲がりくねった坂道を上り下りしながら西に向かう。
観光客目当ての土産物店がずらっと並ぶ国際通りをむつみ橋から南へ下がると牧志公設市場に出た。
本通りは道幅も広く、食品に日用品、そしてお土産物の店がずらっと並んでいる。
一軒一軒の店の規模もそれなりに大きく明るい雰囲気だ。
本通りから脇に幾つもの細い路地が分かれていて、その両側にも小さな店が並んでいる。
何より、お土産物ではないと見える婦人服を商う店が数え切れないほど並んでいる界隈には圧倒されるばかりだ。
失礼だけれど、これだけ同じような小規模な店が密集していて商売になるのだろうか?
人出の少ない時間帯だったのかも知れないが閑散としていたのが気になった。
本通りでも路地でも、この辺りの商店街はほとんどアーケードがかかっている。
雨の多い沖縄、しかも風も強いから屋根がないと客はもちろん、何よりも商品がびしょ濡れになってしまうのだろう。

本日、長年放ったらかしにしていた書庫の整理に着手した。
ここを片付けて要らない本を処分しないと、自室や隣室はおろか廊下、階段に無秩序に積み重ねられた本のやり場が無くなっている。
つまり家中をそれなり整理しようと思えば、先ずトコロテンの出口である書庫を片付けなければならないわけだ。
手を付けたはいいが容易には捗らない。
整理というよりも、ほこりを被ってかび臭くなった本の山を発掘調査しているようなものだ。
懐かしい本が出て来ると、ついついパラパラとめくってみてしまう。
「こんなの買ったかな?」なんて本も沢山出て来る。
那覇まで行かなくても自分の足元にラビリンスがあった。
今月中には片付けて物置状態になっている二階の一室を綺麗に空けよう。
希望的観測だが……

那覇市(2010/4/14)
Panasonic DMC-GF1 / G20mmF1.7
那覇逍遥
にほんブログ村 写真ブログへ にほんブログ村 写真ブログ 散歩写真へ


那覇逍遥 2 迷宮を行く

2010-04-19 | Panasonic Micro4/3

那覇の路地は曲がりくねっているばかりではなく坂も多い。
これは那覇に限ったことではない。
沖縄本島は大きな島だが、海から直ぐに小高い台地や山がせり上がり、平地は少ないのだ。
そして、貴重な平地の大部分を広大な米軍基地が占めている。
今回の沖縄行きの目当ては二日目に宜野湾市で行われたある行事に参加することだったが、問題の普天間飛行場は宜野湾市のど真ん中に広がっていて、その広さは市の面積の25%にも及ぶという。
それはさておき、那覇の路地には古めかしい建物が多い。
いや、新しそうなものも強い陽射しと厳しい風雨、そして潮風に晒されて急速に風化していくようだ。
陽射しもなく、4月の那覇としては涼しいらしいが、坂を上り下りしながら歩けば次第に汗ばんでくる。
コンクリート製の比較的新しい建物の間に、年輪を深く刻んだ木造の古い建物がうずくまっている。
この辺り一帯も65年前、沖縄戦で鉄の暴風に曝されて瓦礫と化したのだろうから、それ以降に建てられたものばかりなのだろうが十分に古びている。
しっかりと閉じられた木造家屋の雨戸に台風の島・沖縄の厳しさを思う。
ふと気づいたのだが、沖縄風の屋根を持つ古い木造家屋も平らな屋根のコンクリート製家屋も、ここではベランダを作ることがお約束となっているようだ。

那覇市(2010/4/14,16)
Panasonic DMC-GF1 / G20mmF1.7 , RICOH GR-D2(1&6)
那覇逍遥
にほんブログ村 写真ブログへ にほんブログ村 写真ブログ 散歩写真へ