実力麻生自民、支持率回復
各マスコミの世論調査が続々と出ている。数値にバラツキはあるが総じて麻生自民党の回復基調が目立ってきた。
あと残り19日、充分逆転可能な日数が残っているだけに、麻生首相の顔も脂でギトギト、今にも誰かを食い殺す勢いだ。
筆者は偶然麻生首相のナマ演説を聞く羽目になったのだが、凄い説得力のあるダミ声だった印象がある。演説の内容なんてのは二の次三の次（笑）兎に角街頭演説のダミ声が素晴らしい。
ズバリ香具師のそれだ！「さぁ寄ってらっしゃい見てらっしゃい。…エ～イ、もう一声、只同然だ～。さぁ持ってけドロボウ！」ってな調子である。ひたすら見事だ、感服するしかない。
それに比べて鳩山代表の街頭演説も聞いたが迫力に欠ける。経歴から見ても演説口調なるわけがないのだが、聴衆に丁寧に内容を語っている。あれは駄目だ～！街頭演説は声の強弱で聴衆の意識を常に覚醒しなければ駄目だ。アップダウンが演説のコツなのに抑揚がゼロに近い。
マニフェストの説明会ではないのだ。
「自公政権の欠点を並べ立て、“まだ続けさせるのですか？日本は安保以前に必ず沈没します。沈没させない民主党！政権交代させてください。国の借金は麻生政権で５０兆も増えたのですよ。今や８６０兆円の借金大国！皆さんにその予算は回ってきたのですか？回るはずがありません！大企業、霞が関、外資企業に回ったのです。挙句に消費税を上げようとしています。彼らの財源はすべて、その消費税なのです！国民市民から捲き上げた金をそうやって浪費する自民党に騙されるのは止めようじゃないですか。今こそ政権交代です！自民の嘘八百に騙されてはいけません。皆さん、選挙に行って、民主党と書いてください、＊＊＊と書いてください！”などと喚くべきである」（笑）
おそらく小沢や管はそれなりに演説しているだろうが幹事長の岡田はどうなのだろう？鳩山と違うことを言ったりしている。政策の事をクドクド言わぬが花だろう、選挙とはそういうものだ。総花、勢いだと思う。
まぁ意図的に麻生自民優遇のマスコミ報道がなされている影響も大きい。民主マニフェストの欠点を自民党が声だかに語り、それをマスコミがくまなく報道するシステム報道が構築されているのだから厄介だ。 テレビをぼんやり観ている国民の意識に刷り込み現象が生まれ始めた証拠だと思われる。
この上、麻生か小泉が米国主導の北朝鮮拉致被害者の一部を連れ帰るとか、逆に北朝鮮ミサイルが誤発射、日本国土に着弾するとか、東京のど真ん中でテロが発生する等の極端な事件が起きたら民主党有利は吹っ飛んでしまうだろう。
そして、自民か民主第１党の与野党拮抗の中途半端な衆議院が成立するかもしれない。こうなると、もう国会は何も決定できない烏合の金食い虫団体になってしまう。そして、来年７月の衆参W選挙を迎えることになるのだろう。
しかし、この１年は世界規模の経済問題をかじ取りせざるを得ない１年だけに、その国家的被害は甚大になると思われる。
さて、民主の逆襲はあるのだろうか？現在の選挙情勢は民主のギリギリ勝利に勢いが落ち始めている。民主は断トツ勝利しない限り、都議会ではないがマトモナ国会運営が出来ない可能性が大である。鳩山には悪いが、小沢のアドバイスに耳を傾け、不用意に政策をいじらない方が賢明なようだ。それにしても民主党には演説上手が居ないのはどういうことなのだろう？演説は古い政治家が上手という事なのだろうか？
人気ブログランキング 応援いただけると更新意欲が湧いてきます
ブログセンター・ ニュースと時事
雑感：日本や病んでいる
今夜は疲労気味なので、お気軽に気になる事を思いつくまま順不同で語ってみたい。勿論考察なんて疲れることはしない、単に思いついた事を羅列するだけで…。
＊麻生の式典挨拶、心こもらず
何と麻生首相が長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典での挨拶で「傷跡」（きずあと）を「しょうせき」と読んだ！こういう被爆者への心からの挨拶が求められる状況で、取巻きが作った挨拶文を一度も目を通さず、流れ作業をする心根の悪がこのような醜態を演じるのは間違いないだろう。
広島原爆犠牲者平和記念では「核の廃絶に向かって強い意志」を表明、舌の根も乾かぬ同日別の場所で「核の傘は重要だ」と発言するなど、この人が国家の代表者であることは国民として恥辱だよな～。笑うしかない総理大臣？間接的に選んだのは国民だよな～？
＊裁判員報道は茶番劇
初の裁判員裁判報道でのNHKのはしゃぎよう等は異常、勿論民放も同様である。いかにマスコミと云うものが本質を検証しようとしない低俗な集団かと云う証拠のようなものなのだな～。
国民に裁判に参加させることで、日本の司法制度の瑕疵を隠ぺいしようと云う最高裁を中心とした司法支配層の意図が見え見えだ。やはり三権分立の実効性の検証、絶大な権力を握り過ぎた検察権力、形骸化している裁判官の判決姿勢等など、その検証議論が国民的になされた後に持ち出される制度だと認識する。
＊マニフェスト選挙で何が判る？
全マスコミが自民・民主のマニフェストを項目ごとにパネル化して、ああでもないこうでもないと実しやかに報道しているが、あんな守るかどうかも分からんマニフェストを比べて意味があるのだろうか？
衆議院議員の身分を失わせ、改めて選挙をするということは、前回の政権が行った政治の方向性が正しかったかどうかを判断するものだと思う。つまり小泉構造改革路線の継承か脱却か乃至は準継承かと云う選択である。項目ごとの公約は政党ごとに一長一短、結局は有権者を惑わすだけの話だ。やはり、マスコミと云うのは番組構成が作りやすくクイズ番組でも作る感覚でお茶を濁す業界だと云う印象がぬぐえない。
＊酒井法子、押尾学の逮捕と麻薬
これら一連の逮捕劇が偶然一致したかどうか別にして、大麻、覚せい剤等の芸能界汚染事件だが警視庁は「マル暴」（組織犯罪対策部）が動いているようだ。どうも、芸能界・芸能プロダクション・若手実業家・若手政治家と暴力団の関係が視野に入っているようだが、場合によると一部は「公安関係」にも飛び火する可能性もある根の深い問題のようだ。
時には人種民族宗教なども絡みそうなので警視庁独自での捜査は小物だけで終わる懸念もある。これこそが検察庁が動くべき犯罪であり、名誉挽回のチャンスでもある。
＊知事会って何様だ？
マスコミこぞって知事会の各政党マニフェスト評価を大々的に報道している。この自民対民主の闘いに、最近は突然のように宗教政党・公明も仲間に加えられた。なんで公明党も加えるのか国民としては納得が出来ないが（笑）何とこの「知事会」というところ、その公明党に最高点66点を出した。民主党は勿論最低点で58.3だそうである。
こんな評価を持ち上げるマスコミの本意も判らんし、官僚出身が幅を利かす知事会（印象としては総務省の外郭団体みたいな性格）の評価が何の意味を持つのか？いや評価するのは勝手だが、マスコミの騒ぎようが奇妙だ。バカバカしい～。大宅荘一が言っていたが「テレビは国民総白痴化」この言葉が思い出される。「国民総評論家」って言葉もあったな～、俺もその一人かも（笑）
＊裁判有罪率99％、裁判所いらないかも？
日本の刑事事件の容疑者の判決有罪率は99％、1％だけが無罪？これじゃあ裁判自体の意味が薄れると思いきや、必ずしもそうではない。早い話、警察が容疑者を逮捕して、検察に送る。検察はここで起訴、起訴猶予を振り分ける。実は此処がヤバイのだ。検察が裁判所の仕事のほとんどを請け負っているのか越権しているのか判らんが警察逮捕の被疑者の40％近くが不起訴になっている現状をみると、どうも検察の時点で有罪無罪を決めていると云う見方が出来る。
つまり、行政府の司法権限行使と云う問題だ。行政権行使と云うことは政府の思う儘に有罪無罪を決めているのと同じとも言える。二階の不起訴などはこの典型だ。検察の有罪無罪（表面上は起訴不起訴と云う表現）の主たる判断材料は実は起訴した場合の公判維持が可能かどうか？つまり逆転無罪なんて恥をかきたくないという基準である可能性が非常に高い。
こりゃやはり、検察官、裁判官も選挙で選ばないと無理なのかも～？
人気ブログランキング 応援いただけると更新意欲が湧いてきます
ブログセンター・ ニュースと時事
今夜は疲労気味なので、お気軽に気になる事を思いつくまま順不同で語ってみたい。勿論考察なんて疲れることはしない、単に思いついた事を羅列するだけで…。
＊麻生の式典挨拶、心こもらず
何と麻生首相が長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典での挨拶で「傷跡」（きずあと）を「しょうせき」と読んだ！こういう被爆者への心からの挨拶が求められる状況で、取巻きが作った挨拶文を一度も目を通さず、流れ作業をする心根の悪がこのような醜態を演じるのは間違いないだろう。
広島原爆犠牲者平和記念では「核の廃絶に向かって強い意志」を表明、舌の根も乾かぬ同日別の場所で「核の傘は重要だ」と発言するなど、この人が国家の代表者であることは国民として恥辱だよな～。笑うしかない総理大臣？間接的に選んだのは国民だよな～？
＊裁判員報道は茶番劇
初の裁判員裁判報道でのNHKのはしゃぎよう等は異常、勿論民放も同様である。いかにマスコミと云うものが本質を検証しようとしない低俗な集団かと云う証拠のようなものなのだな～。
国民に裁判に参加させることで、日本の司法制度の瑕疵を隠ぺいしようと云う最高裁を中心とした司法支配層の意図が見え見えだ。やはり三権分立の実効性の検証、絶大な権力を握り過ぎた検察権力、形骸化している裁判官の判決姿勢等など、その検証議論が国民的になされた後に持ち出される制度だと認識する。
＊マニフェスト選挙で何が判る？
全マスコミが自民・民主のマニフェストを項目ごとにパネル化して、ああでもないこうでもないと実しやかに報道しているが、あんな守るかどうかも分からんマニフェストを比べて意味があるのだろうか？
衆議院議員の身分を失わせ、改めて選挙をするということは、前回の政権が行った政治の方向性が正しかったかどうかを判断するものだと思う。つまり小泉構造改革路線の継承か脱却か乃至は準継承かと云う選択である。項目ごとの公約は政党ごとに一長一短、結局は有権者を惑わすだけの話だ。やはり、マスコミと云うのは番組構成が作りやすくクイズ番組でも作る感覚でお茶を濁す業界だと云う印象がぬぐえない。
＊酒井法子、押尾学の逮捕と麻薬
これら一連の逮捕劇が偶然一致したかどうか別にして、大麻、覚せい剤等の芸能界汚染事件だが警視庁は「マル暴」（組織犯罪対策部）が動いているようだ。どうも、芸能界・芸能プロダクション・若手実業家・若手政治家と暴力団の関係が視野に入っているようだが、場合によると一部は「公安関係」にも飛び火する可能性もある根の深い問題のようだ。
時には人種民族宗教なども絡みそうなので警視庁独自での捜査は小物だけで終わる懸念もある。これこそが検察庁が動くべき犯罪であり、名誉挽回のチャンスでもある。
＊知事会って何様だ？
マスコミこぞって知事会の各政党マニフェスト評価を大々的に報道している。この自民対民主の闘いに、最近は突然のように宗教政党・公明も仲間に加えられた。なんで公明党も加えるのか国民としては納得が出来ないが（笑）何とこの「知事会」というところ、その公明党に最高点66点を出した。民主党は勿論最低点で58.3だそうである。
こんな評価を持ち上げるマスコミの本意も判らんし、官僚出身が幅を利かす知事会（印象としては総務省の外郭団体みたいな性格）の評価が何の意味を持つのか？いや評価するのは勝手だが、マスコミの騒ぎようが奇妙だ。バカバカしい～。大宅荘一が言っていたが「テレビは国民総白痴化」この言葉が思い出される。「国民総評論家」って言葉もあったな～、俺もその一人かも（笑）
＊裁判有罪率99％、裁判所いらないかも？
日本の刑事事件の容疑者の判決有罪率は99％、1％だけが無罪？これじゃあ裁判自体の意味が薄れると思いきや、必ずしもそうではない。早い話、警察が容疑者を逮捕して、検察に送る。検察はここで起訴、起訴猶予を振り分ける。実は此処がヤバイのだ。検察が裁判所の仕事のほとんどを請け負っているのか越権しているのか判らんが警察逮捕の被疑者の40％近くが不起訴になっている現状をみると、どうも検察の時点で有罪無罪を決めていると云う見方が出来る。
つまり、行政府の司法権限行使と云う問題だ。行政権行使と云うことは政府の思う儘に有罪無罪を決めているのと同じとも言える。二階の不起訴などはこの典型だ。検察の有罪無罪（表面上は起訴不起訴と云う表現）の主たる判断材料は実は起訴した場合の公判維持が可能かどうか？つまり逆転無罪なんて恥をかきたくないという基準である可能性が非常に高い。
こりゃやはり、検察官、裁判官も選挙で選ばないと無理なのかも～？
人気ブログランキング 応援いただけると更新意欲が湧いてきます
ブログセンター・ ニュースと時事
「官僚収容所・政策集団JAPAN」（妄想）
今夜は半分本気、半分面白半分な筆者の一大構想を披露してみようと思う。詳細についての数値や金額にクレームは付けないでください。あくまで夢で見た話ですから、出鱈目も含まれる（笑）
民主党も自民党も正直政策実施の財源なんて明確に答えられる訳はない。今までの自民党が財源を何処からと説明した記憶は筆者にはない。おそらくこれから聞く事もないだろう。財務省の役人が作った政策に乗っていれば、財源云々の屁理屈はこねるだろうが、真実である訳がない。何故かと言えば、極めて単純、歳入より歳出が多くないと政権を維持できない政治体制になってしまったからである。その証拠に、明確な財源根拠を明示していると豪語する自民党政権が〆て800兆円の赤字国債を発行したのだ。つまり、何処が政権を握ろうと、利権化した財界、団体、そして国民一人一人が多かれ少なかれ既得権益を守ろうと云う生活観に毒されているのだから、何をかいわんやである（笑）
さて今夜はそんな中、民主党の財源捻出の一手法として、各省庁の公益法人、独立法人の廃止を念頭においた見直しに言及している。つまり、不要不急のそれら団体を根こそぎ廃止してしまおうと云う荒療治である。これなら、天下り云々等と云う問題自体生まれないのである。逆にいえば、本来優秀で知的レベルの高い日本の頭脳集団霞が関には、優秀な官吏として本来の仕事に力を注いで貰いたいと云う哲学に基づくものと考えられる。しかし、それでは現在稼働している、官僚の人生設計のメカニズムの最期の美味しいところを、無惨に取り上げるわけで、大人しく納得するとは思えない。今日の仕事を精いっぱいする気にもならなくなる。つまり、キャリアは50～55歳定年制のごとき状況で省外にでなければならない人事秩序が問題なのだ。
そこで天下りだけ禁止したのでは路頭に迷わないまでも、腹立たしくて仕事をする気にもなれない。55歳のキャリア官僚がハローワークに通うと云うのも現実的ではない。（笑）そこで、彼らが天下り、豊かな老後の生活を夢見るそれら団体は、団体があるから大金が必要であり、随意契約がはびこり、予算を思春期のガキのように食い捲るのである。とどのつまり、一人ひとりのキャリア官僚がかっさらう金額はたかがしれている。莫大な無駄は、そのような屁理屈団体を組織し、それを運営するために必要な運営経費なのである。
それなら、その省外に出なければならなくなった官僚を理事長等と云う肩書は差し上げられないが、65歳まで我が国の知恵袋として自由闊達に専門分野で研究三昧な生活を保証し、その専門性と叡智を好きなように活用して貰うのが一つの方法ではないかと夢に見た。
名称は表題の「官僚収容所・政策集団JAPAN」はひど過ぎるだろうから、適当に考えていただけば良いわけで、省庁を辞めた官僚の生活保証を手厚く残す必要はあるのかもしれない。
いわゆる拘束のない自由研究組織なので、出勤するもしないも自由。研究するもしないも自由。年に一回のレポート提出、課題自由、枚数自由、ただし経費はすべて自前とする。年一回のレポート査定により、固定年収とは別途に優秀レポート提出者にはボーナスを支給する。そのレポートの著作権所有権は国家とその個人が半々に有し、国家はそれを出版、提供乃至は売却し、団体の財源の一部とし、個人もその権利分の対価を得る。
まぁこのような仕組みを作っておけば、やる気のある官僚は身分保証の自由業みたいなもので、その才能を如何なく発揮し、優秀な頭脳を発揮してくれる可能性は充分にある。このシステムが稼働すれば、各省庁の公益法人、独立法人など悪の巣窟が一掃され、官僚も綺麗なお金で豊かな生活の目処も立つと云うものだ。
真面目には試算していないが、おそらく年間8兆円程度の財源が浮いてくることも充分考えられる。不確かであるが、外交、防衛、福祉、農政など、組織のしがらみから離れ、利権に配慮する必要がない彼らのレポートは想像以上の価値を生む可能性は大だと考えている。
勿論、いい加減なレポートで無駄飯を食う官僚も出るだろうが、彼らを適法に理事や理事長にして、オフィス、自家用車、専属秘書、専属運転手、旅費交通費、交際費等々。そして、無理やり天下る為の仕事を作り、無駄な団体を運営する費用は莫大過ぎる無駄であり、かれら無駄飯官僚の給与など安いものである（笑） 必要悪というもの、どんな場合にもあるもの、教条的に目くじらを立てるのはやめよう！
人気ブログランキング 応援いただけると更新意欲が湧いてきます
ブログセンター・ ニュースと時事
今夜は半分本気、半分面白半分な筆者の一大構想を披露してみようと思う。詳細についての数値や金額にクレームは付けないでください。あくまで夢で見た話ですから、出鱈目も含まれる（笑）
民主党も自民党も正直政策実施の財源なんて明確に答えられる訳はない。今までの自民党が財源を何処からと説明した記憶は筆者にはない。おそらくこれから聞く事もないだろう。財務省の役人が作った政策に乗っていれば、財源云々の屁理屈はこねるだろうが、真実である訳がない。何故かと言えば、極めて単純、歳入より歳出が多くないと政権を維持できない政治体制になってしまったからである。その証拠に、明確な財源根拠を明示していると豪語する自民党政権が〆て800兆円の赤字国債を発行したのだ。つまり、何処が政権を握ろうと、利権化した財界、団体、そして国民一人一人が多かれ少なかれ既得権益を守ろうと云う生活観に毒されているのだから、何をかいわんやである（笑）
さて今夜はそんな中、民主党の財源捻出の一手法として、各省庁の公益法人、独立法人の廃止を念頭においた見直しに言及している。つまり、不要不急のそれら団体を根こそぎ廃止してしまおうと云う荒療治である。これなら、天下り云々等と云う問題自体生まれないのである。逆にいえば、本来優秀で知的レベルの高い日本の頭脳集団霞が関には、優秀な官吏として本来の仕事に力を注いで貰いたいと云う哲学に基づくものと考えられる。しかし、それでは現在稼働している、官僚の人生設計のメカニズムの最期の美味しいところを、無惨に取り上げるわけで、大人しく納得するとは思えない。今日の仕事を精いっぱいする気にもならなくなる。つまり、キャリアは50～55歳定年制のごとき状況で省外にでなければならない人事秩序が問題なのだ。
そこで天下りだけ禁止したのでは路頭に迷わないまでも、腹立たしくて仕事をする気にもなれない。55歳のキャリア官僚がハローワークに通うと云うのも現実的ではない。（笑）そこで、彼らが天下り、豊かな老後の生活を夢見るそれら団体は、団体があるから大金が必要であり、随意契約がはびこり、予算を思春期のガキのように食い捲るのである。とどのつまり、一人ひとりのキャリア官僚がかっさらう金額はたかがしれている。莫大な無駄は、そのような屁理屈団体を組織し、それを運営するために必要な運営経費なのである。
それなら、その省外に出なければならなくなった官僚を理事長等と云う肩書は差し上げられないが、65歳まで我が国の知恵袋として自由闊達に専門分野で研究三昧な生活を保証し、その専門性と叡智を好きなように活用して貰うのが一つの方法ではないかと夢に見た。
名称は表題の「官僚収容所・政策集団JAPAN」はひど過ぎるだろうから、適当に考えていただけば良いわけで、省庁を辞めた官僚の生活保証を手厚く残す必要はあるのかもしれない。
いわゆる拘束のない自由研究組織なので、出勤するもしないも自由。研究するもしないも自由。年に一回のレポート提出、課題自由、枚数自由、ただし経費はすべて自前とする。年一回のレポート査定により、固定年収とは別途に優秀レポート提出者にはボーナスを支給する。そのレポートの著作権所有権は国家とその個人が半々に有し、国家はそれを出版、提供乃至は売却し、団体の財源の一部とし、個人もその権利分の対価を得る。
まぁこのような仕組みを作っておけば、やる気のある官僚は身分保証の自由業みたいなもので、その才能を如何なく発揮し、優秀な頭脳を発揮してくれる可能性は充分にある。このシステムが稼働すれば、各省庁の公益法人、独立法人など悪の巣窟が一掃され、官僚も綺麗なお金で豊かな生活の目処も立つと云うものだ。
真面目には試算していないが、おそらく年間8兆円程度の財源が浮いてくることも充分考えられる。不確かであるが、外交、防衛、福祉、農政など、組織のしがらみから離れ、利権に配慮する必要がない彼らのレポートは想像以上の価値を生む可能性は大だと考えている。
勿論、いい加減なレポートで無駄飯を食う官僚も出るだろうが、彼らを適法に理事や理事長にして、オフィス、自家用車、専属秘書、専属運転手、旅費交通費、交際費等々。そして、無理やり天下る為の仕事を作り、無駄な団体を運営する費用は莫大過ぎる無駄であり、かれら無駄飯官僚の給与など安いものである（笑） 必要悪というもの、どんな場合にもあるもの、教条的に目くじらを立てるのはやめよう！
人気ブログランキング 応援いただけると更新意欲が湧いてきます
ブログセンター・ ニュースと時事
自民78議席、麻生首相が落選！？
自民党78議席：民主党332議席。
この数字は「週刊現代」の第45回衆議院議員選挙の超大胆予測の数字である。（現代は麻生太郎、森喜朗議員も落選という衝撃予測をしている）これは自民党が大ドジな選挙運動をした結果、最悪な場合の予測という捉えかたをすべきだろうが、自民に向かう向い風は激しく、民主には順風が吹いているという現状を表しているのだろう。
その他の週刊誌やネット予測などを参考に眺めてみると、自民党の獲得最高議席は「サンデー毎日」の189議席だ。
その他は森田実氏の141議席から160議席程度に収まっている。その眺望と筆者の勘を加味すると、自民党の獲得議席数は155プラスマイナス５議席程度と予測することが出来る。
公明党はやや苦戦で29議席程度になるものと思われる。つまり自公与党は179～189議席しか確保できないという予測になる。「サンデー毎日」の最高議席189と公明29を足しても218議席である。過半数の240議席を確保することも出来ずに下野という結果になる。
一方民主党はというと、当然のことだが大幅に議席を増やすことになる。「小泉郵政解散」の逆転反動にバネまでオマケがつく勢いだ。
改選前114議席の倍増はほぼ確実で、240議席以上は保証された感がある。過半数の240議席を単独で確保、場合によると安定多数の252だけでなく、絶対安定多数の269議席の確保も夢ではない予測が展開されている。
しかし、選挙予測は過去にも何度も騙された痛い経験がある。選挙当日の出口調査のような正確さは全く期待できない。
このような調査の多くが「有権者の願望」が含まれており、実際に投票行動に繋がるとは限らない。そもそも投票に行かない不心得者も多数含まれるものなのだ。
今回の選挙の特長は民主党を勝たせる選挙というより、自民党を痛めつけたいという有権者の意思表示の選挙なのだと思う。
その点も考慮に入れておかないと、現時点での予測はちょっとした風向きでチェンジする危険を孕んでいる。
昨日の北朝鮮拉致問題でのハプニングでも起きたら完全に風向きは変わる。（まぁ昨夜のような筆者の推論はなさそうだが）
関係が深い友好国や自国で大掛かりなテロ行為などが勃発しても風向きは変わる可能性がある。
その程度、有権者の気分と云う部分に負うところの民主党への順風である。あと24日間になにが起きるか分からない、「民主に300議席は多すぎるだろう？やっぱり自民に入れておくか～」と云う気まぐれ有権者が相当数いる前提で民主党は褌の紐をしめ直すべきであり、自民は最後まで今まで以上に、今までの政治を強化徹底すると強調すべきだ。10年後の話などするものではない！
たしかに麻生首相の演説には熱が籠っている。唾がそこまで飛んできているのが分かる。それに引きかえ鳩山代表の演説は静かすぎる（笑）たしかに学者だ。
人気ブログランキング 応援いただけると更新意欲が湧いてきます
ブログセンター・ ニュースと時事
「拉致被害者」投票日前に帰国？（筆者の推論）
8月4日、米国クリントン元大統領の北朝鮮電撃報道が世界を駆け巡った。クリントン元大統領は、3月に中朝国境付近で逮捕・起訴・14年の重労働判決を受けた米国メディアの女性記者二名（アジア系米国人）の救出の為に勇猛果敢に北朝鮮に乗り込んだ。
そして、重病説・死亡説まで流れる金総書記に直談判、金総書記の特赦を引き出し、見事救出に成功したというアメリカンドリームである。これは14年の重労働を課せられた二名の記者にとって最大の喜びである。
オバマ政権はあくまで今回の訪問はクリントン元大統領の個人的行動だとして関与を否定しているが、勿論絶大に関与している（笑）
今回の記者の救出劇は米朝政府にとって双方メリットは大きい。金総書記は米国の大物元大統領を訪朝させ跪かせたと、絶大権力の健在ぶりを北朝鮮人民に知らしめる材料を手に入れた。
おそらく、核実験等による国連決議などでの制裁措置で疲弊している北朝鮮財政にカンフル注射が打たれただろうから、金銭的にも美味しく、一石二鳥だったに違いない。
オバマ政権にとっても、二名の女性記者の救出は喉に刺さった小骨だったが、北朝鮮を利するような行動は公式に出来る立場ではなかった。そこで私的立場の元大統領と云う事に相成った、メデタシ目出度し。
まぁ此処までは米朝の問題、ご随意にどうぞということなのだが、米国高官によると『元大統領が北朝鮮側に対し、日本人拉致被害者や拘束中の韓国人を解放すれば前向きな進展がありうることを強調した』という部分に大変な興味を筆者は抱いた。
小泉純一郎の北朝鮮電撃乗り込みを彷彿とさせる電撃救出作戦であり、日本人拉致被害者の救出についても、序での発言と云うより第二の目的の如くクリントン元大統領が金総書記に談判したという情報が事実であるとするなら、これは相当の裏があると考えるべきである。
…その裏とは何か？…
先ず、第一に考えられるのが日米同盟の底流に流れる絶対的信頼関係の修復だ。日本では絶対服従だった自民党政権が選挙で下野という危機に直面している。民主党でも大きな違いはないだろうが、今までのように年次要望書で事足りるという訳には行かなくなる。
何かとゴチャゴチャ思い通りには行かない。出来たら、自民が奇跡的に選挙で勝利することが望ましいということだ。仮に無理だったとしても、民主党政権にも一定の米国強しの印象を残すことは得策だ。
第二に考えられることは、どうしても自民党に政権党として残って貰わないとあらゆるオバマ政権の圧力組織を穏やかにしておけない事情がある場合の戦略だ。
「強く拉致被害者の返還を求める」程度の発言では、現状の自民党を勝利させる事は難しいと思った時、米国は何を考えるだろう？
それは現実に「拉致被害者が帰国」することである。勿論、帰国は総選挙が終わってからでは意味がないので、投票日前と言うことになる。
おそらく御用マスコミの大々的キャンペーン報道の効果波及に1週間から10日程度が有効なので、拉致被害者の電撃帰国は8月の19日辺りが最高の日取りとなる。
もしかすると、麻生首相自ら北朝鮮を電撃訪問、数人の拉致被害者を引き連れて凱旋帰国を演出するかもしれない。
これは凄いと御用マスコミは連日連夜、選挙を忘れた興奮状態を演出、麻生首相の肝っ玉と外務省の地道な努力を称賛する可能性もあるのだ。
…こうなった場合、総選挙の結果はどちらに転ぶ事になるのだろう？…
麻生首相の電撃訪問と拉致被害者数人の救出がセットなら、自民党が一気に劣勢を挽回、起死回生の逆転満塁本塁打もありそうな具合である。
最低でも、五分五分の戦いになり、自公過半数維持の可能性はありそうだ。民主党としても、この問題で自民党や外務省に難癖をつけることは表立って困難なので、指を咥えて見守るしかなくなる。
今回のクリントン元大統領の米国人救出劇がどのような影響を北朝鮮に与えるか、今後の推移を注意深く見守るニュースであることはたしかだ。
仮に、日本人拉致被害者救出にも劇的展開が現れた時には、裏で巨額な金銭が北朝鮮に渡されるであろう事は想像に難くない。制裁措置の緩和と云うのは劇的に解除しにくい事情もあり、金銭授受が短絡的だが直接的で有効だ。
勿論、米国が支払った何倍もの請求書が日本政府に、ありとあらゆる機会を通して上乗せ請求されるのは当然である（笑）
表題の現実は日本人として喜ばしいことなのだが、何処か手放しで喜べないのは筆者だけだろうか？まさかとは思うが、廻り廻った推論を拡大すると、こういうシナリオもあり得るのだろう。
人気ブログランキング 応援いただけると更新意欲が湧いてきます
ブログセンター・ ニュースと時事
民主党危うし！世論調査
朝日新聞の８月1、2日の世論調査によると、麻生自民党が盛り返してきたという数値が報道された。内閣支持率、政党支持率が解散前に比べ伸びている。内閣支持率20％（プラス3％）政党支持率24％（プラス4％）と云う数字だ。
少なくとも、筆者の知る限り自民党がプラスに転ずる要因は殆どない。しかし、連日新聞テレビ等マスコミを通じて行われている民主党ネガティブ・キャンペーンの成果だと見ることもできる。
たしかに自民党麻生首相はじめ各閣僚が民主党の悪口雑言をインタビューのたびに放言。その放言を重大発言のようにNHKなどは垂れ流している事実に接すると、自民が悪口で盛り返し、今回の朝日新聞世論調査の数値が生まれたのかもしれない。
しかし、最近の朝日新聞、テレビ朝日の自民擁護偏向報道に変化の兆しが見られるのも事実なので、今回の自民党の支持率向上という数値を鵜呑みにも出来ない。つまり、民主党の大勝ムードでの緩みを引き締めようとする朝日の世論操作である可能性も捨てがたいのだ。
それにしても、自民党の選挙戦術と云うのは、民主党の悪口を言うことなのだと云う点が悲しい。余程追い詰められているとも言えるが、60有余年政権与党として君臨している政党の姿とは思えない。武士の魂とか大和魂は今いずこ、情けないのである。保守本流なんてものを現在の自民党に求めるのは酷なのだろうか？
それに比べ、民主党の自民党への悪口が少ない。これは民主党の大勝ムードの緩みだろうか？それとも、上品な議員が多い所為だろうか（笑）それとも発信しているのだがマスコミが無視しているのだろうか？
ちなみに、同日の共同通信の同様の調査によると内閣支持率19.9％で朝日の20％と殆ど変わりがない。政党支持率は数値がないのでわからない。しかし、小選挙区の投票先数値では朝日が自民22：民主32、共同が自民16.9：33.9と相当の開きがある。比例区の投票先数値も朝日が自民22：民主37、共同が自民16.7：民主34.4と総体的に朝日新聞の世論調査数値が自民に甘く、民主に厳しい数値を報告している。
仮に、この朝日の世論調査の数値が操作無しだとすると、民主党危うしという傾向を示している。政党支持率も自民24：民主25で自民が盛り返してきていることになる。
筆者が今回の総選挙で少なくとも自民党下野は確実だと言い続けてきた強気発言が瓦解するかもしれない。民主党関係者たちも、この朝日新聞の数値に頭をひねっている。一時の経済数値が回復したと云っても、相場的には織り込み済みの数値なのでびくともしないのだが、民意は揺れるのかもしれない。
バラマキだ～！財源がないというマスコミ連日報道のボディーブローは案外効果的なのかもしれない。
面白い話だが、子供の居る家庭でありながら、民主の子供手当の公約などまったく知らないママ達が意外に多いと云う現実があるようだ。
近所の子供が二人居る３０前後のママさんに「月額５万２千円補助が受けられるんだから、民主に入れたら」と話すと「ウソ～、そんな公約守られないよ～。だって野党の公約でしょう？」どうも政権が交代するかもしれないという事実すら知らないようである（笑）
子育てに追いまくられ、新聞はとらない読まない。テレビはお笑いとバラエティという人種に政権交代とか、公約を知らしめる術を再度検討する必要が民主党には必要なのかもしれない。何せ、民主党が政権を取ることで最も恩恵を受ける社会層が実は政治音痴、たしかにこの層への民主のマニフェスト下品に言えば、「お子様お一人に月２万６千円！！」“ジャパネットたかた風”宣伝が必要なのかもしれない（笑）折角のバラマキである、バラマキ対象に周知徹底せずに敗れたら、もうこれはお笑い草だ。
人気ブログランキング 応援いただけると更新意欲が湧いてきます
ブログセンター・ ニュースと時事
朝日新聞の８月1、2日の世論調査によると、麻生自民党が盛り返してきたという数値が報道された。内閣支持率、政党支持率が解散前に比べ伸びている。内閣支持率20％（プラス3％）政党支持率24％（プラス4％）と云う数字だ。
少なくとも、筆者の知る限り自民党がプラスに転ずる要因は殆どない。しかし、連日新聞テレビ等マスコミを通じて行われている民主党ネガティブ・キャンペーンの成果だと見ることもできる。
たしかに自民党麻生首相はじめ各閣僚が民主党の悪口雑言をインタビューのたびに放言。その放言を重大発言のようにNHKなどは垂れ流している事実に接すると、自民が悪口で盛り返し、今回の朝日新聞世論調査の数値が生まれたのかもしれない。
しかし、最近の朝日新聞、テレビ朝日の自民擁護偏向報道に変化の兆しが見られるのも事実なので、今回の自民党の支持率向上という数値を鵜呑みにも出来ない。つまり、民主党の大勝ムードでの緩みを引き締めようとする朝日の世論操作である可能性も捨てがたいのだ。
それにしても、自民党の選挙戦術と云うのは、民主党の悪口を言うことなのだと云う点が悲しい。余程追い詰められているとも言えるが、60有余年政権与党として君臨している政党の姿とは思えない。武士の魂とか大和魂は今いずこ、情けないのである。保守本流なんてものを現在の自民党に求めるのは酷なのだろうか？
それに比べ、民主党の自民党への悪口が少ない。これは民主党の大勝ムードの緩みだろうか？それとも、上品な議員が多い所為だろうか（笑）それとも発信しているのだがマスコミが無視しているのだろうか？
ちなみに、同日の共同通信の同様の調査によると内閣支持率19.9％で朝日の20％と殆ど変わりがない。政党支持率は数値がないのでわからない。しかし、小選挙区の投票先数値では朝日が自民22：民主32、共同が自民16.9：33.9と相当の開きがある。比例区の投票先数値も朝日が自民22：民主37、共同が自民16.7：民主34.4と総体的に朝日新聞の世論調査数値が自民に甘く、民主に厳しい数値を報告している。
仮に、この朝日の世論調査の数値が操作無しだとすると、民主党危うしという傾向を示している。政党支持率も自民24：民主25で自民が盛り返してきていることになる。
筆者が今回の総選挙で少なくとも自民党下野は確実だと言い続けてきた強気発言が瓦解するかもしれない。民主党関係者たちも、この朝日新聞の数値に頭をひねっている。一時の経済数値が回復したと云っても、相場的には織り込み済みの数値なのでびくともしないのだが、民意は揺れるのかもしれない。
バラマキだ～！財源がないというマスコミ連日報道のボディーブローは案外効果的なのかもしれない。
面白い話だが、子供の居る家庭でありながら、民主の子供手当の公約などまったく知らないママ達が意外に多いと云う現実があるようだ。
近所の子供が二人居る３０前後のママさんに「月額５万２千円補助が受けられるんだから、民主に入れたら」と話すと「ウソ～、そんな公約守られないよ～。だって野党の公約でしょう？」どうも政権が交代するかもしれないという事実すら知らないようである（笑）
子育てに追いまくられ、新聞はとらない読まない。テレビはお笑いとバラエティという人種に政権交代とか、公約を知らしめる術を再度検討する必要が民主党には必要なのかもしれない。何せ、民主党が政権を取ることで最も恩恵を受ける社会層が実は政治音痴、たしかにこの層への民主のマニフェスト下品に言えば、「お子様お一人に月２万６千円！！」“ジャパネットたかた風”宣伝が必要なのかもしれない（笑）折角のバラマキである、バラマキ対象に周知徹底せずに敗れたら、もうこれはお笑い草だ。
人気ブログランキング 応援いただけると更新意欲が湧いてきます
ブログセンター・ ニュースと時事
思わず笑っちゃう・自民マニフェスト
お待ちかねの（待ってはいなかったが）我が国唯一の責任政党「自民党様」のマニフェストが何と、ついに、とうとうあのアソウ（麻生）首相の口から発せられた。国民はひれ伏し、そのご高説を拝聴しなければいけないのだ。
まず素晴らしいのは「責任力」という広辞苑にもない漢字が目についた。そうか～、漢字が読めずに恥を掻いたアソウ首相のせめてもの矜持、歴史的日本文化そのものである漢字を卑下し、自ら新しい漢字を作ろうと試みたのであろう。エクセレントな根性である。これこそが小泉以来自民党議員に感染した「詭弁ウィルス」の亜種に違いない！
さて褒め殺しはこの辺にして、自民党のマニフェストなるものをざっと読んでみた。こんな期限も金額も殆どない箇条書き羅列は紙切れでありマニフェストとは言わない。「口からデマカセ言い放題」最後の１４兆補正予算同様の「各省庁・支援団体の権益要望書」を体よくまとめたものだが、まったく纏まっていない。精神棒が欠けている！
正直アソウ首相と云う人物はもっと根性のある人物だと思っていた。今更後出しジャンケンで民主党の政策パクリなんてするとは思わなかった。堂々と保守本流とは何ぞや、下野させたければ下野させるがよかろう。来年７月までに必ず戻る、アイ・シャル・リターンなんて捨て台詞を聞きたかった。我が国の保守政党として、民主には真似ができないカッコいい保守精神を堂々と発表していただきたかった。残念である。これじゃあ、リベラル気取りの保守隠し。本格的保守本流が自民党に投票する意欲が薄れてしまうではないか！
特に『今後十年で家庭の手取りを百万円増やし世界トップクラスを目指す』ってのには呆れた。共産党のマニフェストかと目を疑った。富裕層の収入を際限なく伸ばしても、それでも統計上の家庭の平均年収は上がるからね、マヤカシの典型だ。マルチ詐欺師でも此処まで出鱈目は言わないだろう。今の会社が倒産、解雇、人生色々だ。小学生だって騙されないような話。誰に向かって発言しているのだろう？たしかにこれを読むと、自民党は国民がアホウだと思っている節がある。田原総一朗も国民はバカ紛いの発言をしていたな。
『３年間で２００万人の雇用創出』年間７０万人だぜ？どんな産業で創出するんだ？老人介護かな？国民皆介護福祉士かホームヘルパー？それで年収１００万アップ？大言壮語の典型だ。アホウ否アソウ首相らしいとも言えるが…。
そんな大言壮語は実現せずに確実に消費税だけは実施するだろう。誰が読んでもそれだけは理解できる。財界と財務省の悲願である、消費税は絶対に上げる。官僚も財界も精いっぱい努力して国を動かしている。これ以上、彼らを疲弊させたら日本は終わりだ。潤沢な年金暮らしで健康ばかり気にして健保を食いつぶす後期高齢者共にこれ以上金をかけることは出来ん。
選挙さえ勝てば良いと云う心根のようだが「目途に」「目指す」「検討する」と云う曖昧役人用語を駆使、何一つ明確な約束をしていない。
幼稚園・保育所の無償化の前に待機児童をゼロにするといった前回のマニフェストを先に実現しろよ！国民はアホウだから忘れているに違いないという手法は通用しないのだ。コンピュータの２１世紀は記録が全部国民側に残っている（笑）調べたければすぐ判る。昔だったら、シコシコと新聞スクラップしなければならなかったがね。
宙に浮いた年金問題、来年末までに解決するだと、笑わせるな。解決どころか解決する書類さえ見つかっていないんだから、解決出来る訳がない。まぁ、これは負けて下野することを念頭に、自民党だったら解決出来たのにと言う為の布石かもしれない（笑）
今日の毎日新聞によると経済同友会、日本青年会議所、連合など９団体が自公政権の前回マニフェストを検証「政権実績検証大会」が開かれ、平均点４６点の赤点を取ったようである。
≪経済同友会５０点、連合３０点、青年会議所４６点、日本総研３８点、全国知事会５６点など≫
自民党は先に自ら点をつけ、８０点レベルだったというからお笑い草である。
正直、昔自民党支持だった筆者が思うに、分裂した方が正しい保守政党になれるのではないかと思う。本来、中川秀・武部ら小泉改革派に新党結成を促し、政党助成金など話し合いで太っ腹に分割、新党結成の費用一部負担くらいの面倒をみるべきだった気がする。
そして、保守本流官僚と共に日本再生を目指すと云う旗印を揚げるべきだったと痛感する。郵政民営化の見直しや農業政策の見直しなど小泉ブッシュが壊した自民党を堅実に再生する政策を打ち出すべきだった。もう遅いだろうが、大惨敗の後で考え直すのが最善の道だろう。
人気ブログランキング 応援いただけると更新意欲が湧いてきます
ブログセンター・ ニュースと時事
お待ちかねの（待ってはいなかったが）我が国唯一の責任政党「自民党様」のマニフェストが何と、ついに、とうとうあのアソウ（麻生）首相の口から発せられた。国民はひれ伏し、そのご高説を拝聴しなければいけないのだ。
まず素晴らしいのは「責任力」という広辞苑にもない漢字が目についた。そうか～、漢字が読めずに恥を掻いたアソウ首相のせめてもの矜持、歴史的日本文化そのものである漢字を卑下し、自ら新しい漢字を作ろうと試みたのであろう。エクセレントな根性である。これこそが小泉以来自民党議員に感染した「詭弁ウィルス」の亜種に違いない！
さて褒め殺しはこの辺にして、自民党のマニフェストなるものをざっと読んでみた。こんな期限も金額も殆どない箇条書き羅列は紙切れでありマニフェストとは言わない。「口からデマカセ言い放題」最後の１４兆補正予算同様の「各省庁・支援団体の権益要望書」を体よくまとめたものだが、まったく纏まっていない。精神棒が欠けている！
正直アソウ首相と云う人物はもっと根性のある人物だと思っていた。今更後出しジャンケンで民主党の政策パクリなんてするとは思わなかった。堂々と保守本流とは何ぞや、下野させたければ下野させるがよかろう。来年７月までに必ず戻る、アイ・シャル・リターンなんて捨て台詞を聞きたかった。我が国の保守政党として、民主には真似ができないカッコいい保守精神を堂々と発表していただきたかった。残念である。これじゃあ、リベラル気取りの保守隠し。本格的保守本流が自民党に投票する意欲が薄れてしまうではないか！
特に『今後十年で家庭の手取りを百万円増やし世界トップクラスを目指す』ってのには呆れた。共産党のマニフェストかと目を疑った。富裕層の収入を際限なく伸ばしても、それでも統計上の家庭の平均年収は上がるからね、マヤカシの典型だ。マルチ詐欺師でも此処まで出鱈目は言わないだろう。今の会社が倒産、解雇、人生色々だ。小学生だって騙されないような話。誰に向かって発言しているのだろう？たしかにこれを読むと、自民党は国民がアホウだと思っている節がある。田原総一朗も国民はバカ紛いの発言をしていたな。
『３年間で２００万人の雇用創出』年間７０万人だぜ？どんな産業で創出するんだ？老人介護かな？国民皆介護福祉士かホームヘルパー？それで年収１００万アップ？大言壮語の典型だ。アホウ否アソウ首相らしいとも言えるが…。
そんな大言壮語は実現せずに確実に消費税だけは実施するだろう。誰が読んでもそれだけは理解できる。財界と財務省の悲願である、消費税は絶対に上げる。官僚も財界も精いっぱい努力して国を動かしている。これ以上、彼らを疲弊させたら日本は終わりだ。潤沢な年金暮らしで健康ばかり気にして健保を食いつぶす後期高齢者共にこれ以上金をかけることは出来ん。
選挙さえ勝てば良いと云う心根のようだが「目途に」「目指す」「検討する」と云う曖昧役人用語を駆使、何一つ明確な約束をしていない。
幼稚園・保育所の無償化の前に待機児童をゼロにするといった前回のマニフェストを先に実現しろよ！国民はアホウだから忘れているに違いないという手法は通用しないのだ。コンピュータの２１世紀は記録が全部国民側に残っている（笑）調べたければすぐ判る。昔だったら、シコシコと新聞スクラップしなければならなかったがね。
宙に浮いた年金問題、来年末までに解決するだと、笑わせるな。解決どころか解決する書類さえ見つかっていないんだから、解決出来る訳がない。まぁ、これは負けて下野することを念頭に、自民党だったら解決出来たのにと言う為の布石かもしれない（笑）
今日の毎日新聞によると経済同友会、日本青年会議所、連合など９団体が自公政権の前回マニフェストを検証「政権実績検証大会」が開かれ、平均点４６点の赤点を取ったようである。
≪経済同友会５０点、連合３０点、青年会議所４６点、日本総研３８点、全国知事会５６点など≫
自民党は先に自ら点をつけ、８０点レベルだったというからお笑い草である。
正直、昔自民党支持だった筆者が思うに、分裂した方が正しい保守政党になれるのではないかと思う。本来、中川秀・武部ら小泉改革派に新党結成を促し、政党助成金など話し合いで太っ腹に分割、新党結成の費用一部負担くらいの面倒をみるべきだった気がする。
そして、保守本流官僚と共に日本再生を目指すと云う旗印を揚げるべきだったと痛感する。郵政民営化の見直しや農業政策の見直しなど小泉ブッシュが壊した自民党を堅実に再生する政策を打ち出すべきだった。もう遅いだろうが、大惨敗の後で考え直すのが最善の道だろう。
人気ブログランキング 応援いただけると更新意欲が湧いてきます
ブログセンター・ ニュースと時事
田原総一朗のご託宣（民主は国民をバカにしている）
『 マニフェストでは「民主党が政権を取れば、国民はこれだけ得しますよ」ということばかり言っている。こっちの水は甘いよ、あっちの水は辛いよ、と。』（日経BPnet時評コラム）
これが「サンデー・プロジェクト」「朝まで生テレビ」でお馴染みのヤラセ司会者田原総一朗の民主党マニフェストに対する第一声だ。
田原は続いて以下のようにも民主党マニフェストを酷評している（笑）（以下にこのテレビ屋・司会者・評論家・時に怪しいリーク男の評論を抜粋しておく）
＊田原：『 しかし、本当に国民が民主党に求めていることは、そんなことではない。自民党政権が長すぎ、官僚との癒着が強まって政治が不透明になった。例えば、このところ話題になっているが、1960年の日米安全保障条約改定 時、アメリカの核持ち込みについて日米間で密約が結ばれたという話。元外務事務次官、駐米大使もやった村田良平さんが密約はあったと言ったのに、政府はな いと言い張った。そういう不透明な部分が多すぎる。おそらく国民にウソ、偽りを言っていることはたくさんあるだろう。ウソがいっぱいあるので、それが国民を政治不信にしている。 今、最も政治がやらねばならないことは、いかに国民の政治不信をなくすか、つまり、いかに政治を透明にするかだ。だからこそ、私は民主党にマニフェストの冒頭で「自民党は、政治をきわめて不透明にしてきた。どんどん政治不信が募り、ひいては自民党不信が募った。我々が政権を取ったら、政治を徹底的に透明化する」と言ってほしかったが、全く謳（うた）っていない。代わりに、「子ども手当」、「高校の無償化」、「暫定税率廃止」……と、いろいろ並べている。』
≪筆者：田原さんよ、国民は75歳のテレビ屋さんの観念論なんか聞きたいとは思っていないと思うよ。今度の選挙は兎に角生活が楽にすることの一点なんだよ。働いたら、何とか間違いなく暮らしていけるかどうか、それを実現してくれる政党を選ぼうとしているのだ。
具体的補助金がはっきりすることで投票意識が向上する、投票率も上がる。安保や霞が関問題の解決の前に、自民党が見捨てていた国民に目線を向けると云う政権のシンボル的政策を前面に出しただけなんだよ。
田原さん、貴方のように時流に乗り、テレビ局、スポンサー、政権与党に与したマスコミ関係者の観念論的欺瞞に満ちた論議には飽きたのだよ。嘘八百の政治報道番組を企画制作且つ演じてきた貴方は焦るだろうが、もう遅いんだよ。
得意満面で「さ～民主党どうする？」なんて顔つきで、反主流の民主党議員ばかり出演者に選び、ヤラセをした貴方は既に過去のお人なのですよ（笑）
また、下品だと云う「お得政策」を無理やり実行することで、結果的に霞が関の観念を変えさせる効果があるわけで、透明性や改革を忘れているわけじゃないよ。≫
＊田原：『 岡田さんは「暫定税率廃止」についても4年目から、「農業の個別所得補償」も少なくとも3年は無理だと言っている。彼は現実主義で理論家。私は岡田さん主張は正しいと思う。しかし最終段階で、小沢一郎さんが出てきた。今、最も政治がやらねばならないことは、いかに国民の政治不信をなくすか、つまり、いかに政治を透明にするかだ。だからこそ、私は民主党にマニフェストの冒頭で「自民党は、政治をきわめて不透明にしてきた。どんどん政治不信が募り、ひいては自民党不信が募った。我々が政権を取ったら、政治を徹底的に透明化する」と言ってほしかったが、全く謳（うた）っていない。代わりに、「子ども手当」、「高校の無償化」、「暫定税率廃止」……と、いろいろ並べている。……だが、最後のところで小沢さんが出てきて、これを押さえ込んだ。「鳩山代表が言っていることをやれ。早く」と。そして岡田さんを押さえ込んだ。これに対し、民主党の誰も反論をしない。このことを私は非常に残念に思う。要するに民主党のやり方は「得か、損か」。こっちは得だよ、あっちは損だよ、と。しかし、そのやり方は、いかがわしい企業がやる手法に似ていると思う。国民は決して「得か、損か」で民主党を選ぼうとしているわけではない。』
≪筆者：あのね田原さん、だから岡田では駄目なんだよ。政権交代は機をみて敏がすべてなのだ。良いかい、自民党のマニフェストのように「目途に」「目指す」「検討する」と云う曖昧にして、言い逃れを用意する語句のオンパレードに反応する有権者は少ないの。だって政治家そのものを信用はしてないのだからね。勿論アンタはもっと信用できないが、似たりよったり信用していないのだ。
つまり、どうにでも言い訳できる公約は全く信用されない時代なのである。中間搾取されない配分はたしかに民主主義の体制としては情けないが、ここまで国民の生活が疲弊したら、気取っている時間はない！
来年7月の参議院選挙が衆参同日選挙などと云う悪夢にならない為にも今回の衆議院選挙で圧倒的多数を占める必要があるんだよ！判ったか！このテレビ野郎！≫
＊田原：『国民はばらまき政治を求めていない。求めているのは、金権癒着のない、透明な政治であって、もっと言えば、政治をどんどん透明にしていくことだ。そしてどんどん透明にしていく中で、初めて、何が無駄かがわかるものだ。ところが、「透明にする」という言葉が、このマニフェストの中から見えない。それがとても残念だ。とは言っても、私は自民党の尻馬に乗って「ばらまきがよくない」「9.1兆円の削減なんかできっこない」と言わんとしているのではない。岡田幹事長が言ったことを小沢さんが押さえ込もうとした。それに対して民主党の中から全く異論が出てこないということは非常に残念だというとを言いたいのだ。』
≪筆者：自民党と同じこと結果的に言ってるよ田原さん（笑）岡田民主党政権成立でわが身安泰は判るよ。財界官界マスコミの岡田民主待望の代弁者としての立場は判るが、見え見えだからもう無理だよ。
しかしね、小沢潰しに加担したテレビ屋としては、小沢の影響力が残った民主党政権を極端に怖がっている姿がまざまざと見えている（笑）天上天下唯我独尊、驕れる者久しからずただ春の夜の夢のごとし。充分久しく驕ったのだから潔く首を洗う方がカッコいい≫
＊田原：『 事務次官会議でまとまったものしか閣議で出さないということは、問題だ。しかし、過去に一度、安倍内閣が事務次官会議でまとまらなかったものを平気で閣議で決めてしまったことさえあるのだから、事務次官会議なんて、あったっていいわけだ。そうではなくて、「閣議は事務次官会議に拘束されない、自由に閣議をやる」と書けばいいものを、事務次官会議を廃止すると書いている。』
≪筆者：いやいや違うのですよ。マニフェストは貴方のような政治ブローカー的テレビ屋さんの為に書いているものではないのです。有権者に、今度はこういうことを実現します！と判り易く約束することなのです。つまり、事務次官会議を残して、彼らの言うことを無視すれば良いと云うほど貴殿や安倍腹痛元首相ほど民主党はファッショな政党ではありませんぞ（笑）
有権者が事務次官会議を止めちゃうほど民主は脱官僚に意欲的だと云う姿勢が鮮明になるのである。いわゆる脱官僚の象徴と云うことだよ。貴殿は事務次官会議を残して、民主党の内紛を希っている意図がありありだよ（笑）≫
＊田原：『 2007年の参議院選挙で「農業の個別所得補償」に1兆円……など、ばらまきを宣言した。 そして、ばらまきで勝った。その成功体験で、国民はなんだかんだと言っても、政治の透明化なんてものでは勝てない、選挙に勝つにはばらまきしかないと、民主党幹部、特に小沢さんなんかが思い込んでいるのではないか。これは相当、国民をばかにした考え方だ。だがここで、さあ、その国民は乗ってしまうのかどうか。小沢さんなんかは「確実に乗る」と、思っているのだろう。それに乗るようでは国民も情けない、と私は思うが、どうだろうか。乗るような国民でいてはいけないだろう。』
≪筆者：此処が貴殿の一番主張したい部分かもしれない。バラマキに乗るような国民はバカだと言っている。田原にバカと言われたくなければ「民主のバラマキに乗るな」乗った国民は皆バカだと言っている（笑）
あのね、国民は今度の民主党の予算組み替えで「子育て手当」「高校無償化」「暫定税率廃止」などがバラマキだとは思っていないのよ。シコシコ払った今までの税金の一部が戻ってくる程度の感覚で受け止めているよ。
どうせ赤字国債出さなければやっていけない日本の予算。だったら中間搾取組織に泥棒されない方法を選んでくれたと納得するだけだよ。屁理屈をこねるんじゃない！貴殿が回りまわって恩恵を受けていた政官財マスコミへの予算は大幅に削られるからって、イライラしなさんな、それこそ“みっともない”≫
＊田原：『また、マニフェストには安全保障についてはほとんど出てきていない。このあいだ、菅直人さんが『サンデー・プロジェクト』に出演したときに、民主党の政策（マニフェスト案）に安全保障が全くないと質問され、菅さんは絶句した。』
≪筆者：安全保障問題は現状の仕組みを突然変える訳にはいかないだろう？パートナーとの擦り合わせがあって初めてスタートする問題だ。当面現状追認から始める野党のポジションこそ正解だ。それにだ、パートナーである米国オバマ政権の安保姿勢だって揺れている。イスラムとの会話を持ち出し、中国と全閣僚会議なんて始めちゃう、核廃絶まで持ち出している政権だ。おいそれと自民党のようにハイハイ米国様ってわけにもイカン。しかし、日米安保を止めるとか集団的自衛権賛成反対と意思表示すべき状況じゃないのよ。
分析が足らんと云う指摘もあるだろうが、仮に自民党政権なら正しい分析をするかという確約もない話だよ。北朝鮮の威嚇がどうだこうだと騒いでいるが、そう云うレベルじゃないだろう？米中の安保協議の進展をみながら、日本の安全を考える。そう云う綱渡りも必要な状況。いま国内選挙の段階で安全保障云々をチェンジするマニフェストは不要である。テレビ屋としては面白い素材だがね、その手には乗らんよ（笑）≫
＊田原：『 そのとき、官僚たちが民主党政権が成功することを心から願って説明をするのか、あるいは官僚にとって都合のいい説明をするのか、あるいは、民主党がぶっつぶれるのがいいと思って説明するのか。私は、3番目の可能性はないと思うが、2番目の可能性は大きいと思っている。そして、官僚たちが自分たちに都合のいいように説明したとき、民主党には「それは違うだろう」と、ノーを言える根拠やパワーがあるのだろうか。民主党には難しい、と思うのはここだ。政権を取ってから最初の3カ月は非常に混乱するだろう。3カ月ですめばいいが、混乱が6カ月も続けば、自民党はどんどん追及してくるだろう。そして来年、参議院議員の任期満了となるが、ここで自民党は必死で民主党を追い込んで衆参ダブル選挙に持ち込もうとするだろう。ダブル選挙になったら、それは、自民党の攻勢が成功したと言えるだろう。つまり民主党政府がうまくいかなかったということだ。もしダブル選挙でなく、参議院選挙だけだったら、民主党がうまくいったということだ。それは来年結果が出るが、私は、民主党の越えなくてはならないハードルは相当高いと思う。』
≪筆者：いかにも民主党を心配しているような表現を弄して、こうやって民主党の足を引っ張り、衆参W選挙実現を望んでいる節がある（笑）
逆に衆参W選挙に持ち込まないと自民党は瓦解する。だから下野した後、官僚と組みマスコミと組み、足を引っ張らないと駄目なのだと言っているように聞こえる（笑）
民主党には官僚の嘘を見抜く力はない。体よく都合のいいように騙されるだろう、そして墓穴を掘るだろうと確定的に言いっている。その舌の根も乾かぬ内に、
『もしダブル選挙でなく、参議院選挙だけだったら、民主党がうまくいったということだ。それは来年結果が出るが、私は、民主党の越えなくてはならないハードルは相当高いと思う。』
この表現は親切ゴカシを言いながら、概ね越えられないという意味が含まれているが半分は願望に過ぎない。
まぁ田原にしてみれば、そうならないと自分の仕切り屋稼業も店じまいさせられる可能性が高まるわけで必死ということかもしれない。
＊注記：自民党のマニフェストが昨日麻生首相から発表されたが、田原氏は当然その論評も書くと言っている。さて、あの曖昧模糊、結局「今まで通り頑張るからよろしくねマニフェスト」をどのように論評するのか超楽しみである！
人気ブログランキング 応援いただけると更新意欲が湧いてきます
ブログセンター・ ニュースと時事
『 マニフェストでは「民主党が政権を取れば、国民はこれだけ得しますよ」ということばかり言っている。こっちの水は甘いよ、あっちの水は辛いよ、と。』（日経BPnet時評コラム）
これが「サンデー・プロジェクト」「朝まで生テレビ」でお馴染みのヤラセ司会者田原総一朗の民主党マニフェストに対する第一声だ。
田原は続いて以下のようにも民主党マニフェストを酷評している（笑）（以下にこのテレビ屋・司会者・評論家・時に怪しいリーク男の評論を抜粋しておく）
＊田原：『 しかし、本当に国民が民主党に求めていることは、そんなことではない。自民党政権が長すぎ、官僚との癒着が強まって政治が不透明になった。例えば、このところ話題になっているが、1960年の日米安全保障条約改定 時、アメリカの核持ち込みについて日米間で密約が結ばれたという話。元外務事務次官、駐米大使もやった村田良平さんが密約はあったと言ったのに、政府はな いと言い張った。そういう不透明な部分が多すぎる。おそらく国民にウソ、偽りを言っていることはたくさんあるだろう。ウソがいっぱいあるので、それが国民を政治不信にしている。 今、最も政治がやらねばならないことは、いかに国民の政治不信をなくすか、つまり、いかに政治を透明にするかだ。だからこそ、私は民主党にマニフェストの冒頭で「自民党は、政治をきわめて不透明にしてきた。どんどん政治不信が募り、ひいては自民党不信が募った。我々が政権を取ったら、政治を徹底的に透明化する」と言ってほしかったが、全く謳（うた）っていない。代わりに、「子ども手当」、「高校の無償化」、「暫定税率廃止」……と、いろいろ並べている。』
≪筆者：田原さんよ、国民は75歳のテレビ屋さんの観念論なんか聞きたいとは思っていないと思うよ。今度の選挙は兎に角生活が楽にすることの一点なんだよ。働いたら、何とか間違いなく暮らしていけるかどうか、それを実現してくれる政党を選ぼうとしているのだ。
具体的補助金がはっきりすることで投票意識が向上する、投票率も上がる。安保や霞が関問題の解決の前に、自民党が見捨てていた国民に目線を向けると云う政権のシンボル的政策を前面に出しただけなんだよ。
田原さん、貴方のように時流に乗り、テレビ局、スポンサー、政権与党に与したマスコミ関係者の観念論的欺瞞に満ちた論議には飽きたのだよ。嘘八百の政治報道番組を企画制作且つ演じてきた貴方は焦るだろうが、もう遅いんだよ。
得意満面で「さ～民主党どうする？」なんて顔つきで、反主流の民主党議員ばかり出演者に選び、ヤラセをした貴方は既に過去のお人なのですよ（笑）
また、下品だと云う「お得政策」を無理やり実行することで、結果的に霞が関の観念を変えさせる効果があるわけで、透明性や改革を忘れているわけじゃないよ。≫
＊田原：『 岡田さんは「暫定税率廃止」についても4年目から、「農業の個別所得補償」も少なくとも3年は無理だと言っている。彼は現実主義で理論家。私は岡田さん主張は正しいと思う。しかし最終段階で、小沢一郎さんが出てきた。今、最も政治がやらねばならないことは、いかに国民の政治不信をなくすか、つまり、いかに政治を透明にするかだ。だからこそ、私は民主党にマニフェストの冒頭で「自民党は、政治をきわめて不透明にしてきた。どんどん政治不信が募り、ひいては自民党不信が募った。我々が政権を取ったら、政治を徹底的に透明化する」と言ってほしかったが、全く謳（うた）っていない。代わりに、「子ども手当」、「高校の無償化」、「暫定税率廃止」……と、いろいろ並べている。……だが、最後のところで小沢さんが出てきて、これを押さえ込んだ。「鳩山代表が言っていることをやれ。早く」と。そして岡田さんを押さえ込んだ。これに対し、民主党の誰も反論をしない。このことを私は非常に残念に思う。要するに民主党のやり方は「得か、損か」。こっちは得だよ、あっちは損だよ、と。しかし、そのやり方は、いかがわしい企業がやる手法に似ていると思う。国民は決して「得か、損か」で民主党を選ぼうとしているわけではない。』
≪筆者：あのね田原さん、だから岡田では駄目なんだよ。政権交代は機をみて敏がすべてなのだ。良いかい、自民党のマニフェストのように「目途に」「目指す」「検討する」と云う曖昧にして、言い逃れを用意する語句のオンパレードに反応する有権者は少ないの。だって政治家そのものを信用はしてないのだからね。勿論アンタはもっと信用できないが、似たりよったり信用していないのだ。
つまり、どうにでも言い訳できる公約は全く信用されない時代なのである。中間搾取されない配分はたしかに民主主義の体制としては情けないが、ここまで国民の生活が疲弊したら、気取っている時間はない！
来年7月の参議院選挙が衆参同日選挙などと云う悪夢にならない為にも今回の衆議院選挙で圧倒的多数を占める必要があるんだよ！判ったか！このテレビ野郎！≫
＊田原：『国民はばらまき政治を求めていない。求めているのは、金権癒着のない、透明な政治であって、もっと言えば、政治をどんどん透明にしていくことだ。そしてどんどん透明にしていく中で、初めて、何が無駄かがわかるものだ。ところが、「透明にする」という言葉が、このマニフェストの中から見えない。それがとても残念だ。とは言っても、私は自民党の尻馬に乗って「ばらまきがよくない」「9.1兆円の削減なんかできっこない」と言わんとしているのではない。岡田幹事長が言ったことを小沢さんが押さえ込もうとした。それに対して民主党の中から全く異論が出てこないということは非常に残念だというとを言いたいのだ。』
≪筆者：自民党と同じこと結果的に言ってるよ田原さん（笑）岡田民主党政権成立でわが身安泰は判るよ。財界官界マスコミの岡田民主待望の代弁者としての立場は判るが、見え見えだからもう無理だよ。
しかしね、小沢潰しに加担したテレビ屋としては、小沢の影響力が残った民主党政権を極端に怖がっている姿がまざまざと見えている（笑）天上天下唯我独尊、驕れる者久しからずただ春の夜の夢のごとし。充分久しく驕ったのだから潔く首を洗う方がカッコいい≫
＊田原：『 事務次官会議でまとまったものしか閣議で出さないということは、問題だ。しかし、過去に一度、安倍内閣が事務次官会議でまとまらなかったものを平気で閣議で決めてしまったことさえあるのだから、事務次官会議なんて、あったっていいわけだ。そうではなくて、「閣議は事務次官会議に拘束されない、自由に閣議をやる」と書けばいいものを、事務次官会議を廃止すると書いている。』
≪筆者：いやいや違うのですよ。マニフェストは貴方のような政治ブローカー的テレビ屋さんの為に書いているものではないのです。有権者に、今度はこういうことを実現します！と判り易く約束することなのです。つまり、事務次官会議を残して、彼らの言うことを無視すれば良いと云うほど貴殿や安倍腹痛元首相ほど民主党はファッショな政党ではありませんぞ（笑）
有権者が事務次官会議を止めちゃうほど民主は脱官僚に意欲的だと云う姿勢が鮮明になるのである。いわゆる脱官僚の象徴と云うことだよ。貴殿は事務次官会議を残して、民主党の内紛を希っている意図がありありだよ（笑）≫
＊田原：『 2007年の参議院選挙で「農業の個別所得補償」に1兆円……など、ばらまきを宣言した。 そして、ばらまきで勝った。その成功体験で、国民はなんだかんだと言っても、政治の透明化なんてものでは勝てない、選挙に勝つにはばらまきしかないと、民主党幹部、特に小沢さんなんかが思い込んでいるのではないか。これは相当、国民をばかにした考え方だ。だがここで、さあ、その国民は乗ってしまうのかどうか。小沢さんなんかは「確実に乗る」と、思っているのだろう。それに乗るようでは国民も情けない、と私は思うが、どうだろうか。乗るような国民でいてはいけないだろう。』
≪筆者：此処が貴殿の一番主張したい部分かもしれない。バラマキに乗るような国民はバカだと言っている。田原にバカと言われたくなければ「民主のバラマキに乗るな」乗った国民は皆バカだと言っている（笑）
あのね、国民は今度の民主党の予算組み替えで「子育て手当」「高校無償化」「暫定税率廃止」などがバラマキだとは思っていないのよ。シコシコ払った今までの税金の一部が戻ってくる程度の感覚で受け止めているよ。
どうせ赤字国債出さなければやっていけない日本の予算。だったら中間搾取組織に泥棒されない方法を選んでくれたと納得するだけだよ。屁理屈をこねるんじゃない！貴殿が回りまわって恩恵を受けていた政官財マスコミへの予算は大幅に削られるからって、イライラしなさんな、それこそ“みっともない”≫
＊田原：『また、マニフェストには安全保障についてはほとんど出てきていない。このあいだ、菅直人さんが『サンデー・プロジェクト』に出演したときに、民主党の政策（マニフェスト案）に安全保障が全くないと質問され、菅さんは絶句した。』
≪筆者：安全保障問題は現状の仕組みを突然変える訳にはいかないだろう？パートナーとの擦り合わせがあって初めてスタートする問題だ。当面現状追認から始める野党のポジションこそ正解だ。それにだ、パートナーである米国オバマ政権の安保姿勢だって揺れている。イスラムとの会話を持ち出し、中国と全閣僚会議なんて始めちゃう、核廃絶まで持ち出している政権だ。おいそれと自民党のようにハイハイ米国様ってわけにもイカン。しかし、日米安保を止めるとか集団的自衛権賛成反対と意思表示すべき状況じゃないのよ。
分析が足らんと云う指摘もあるだろうが、仮に自民党政権なら正しい分析をするかという確約もない話だよ。北朝鮮の威嚇がどうだこうだと騒いでいるが、そう云うレベルじゃないだろう？米中の安保協議の進展をみながら、日本の安全を考える。そう云う綱渡りも必要な状況。いま国内選挙の段階で安全保障云々をチェンジするマニフェストは不要である。テレビ屋としては面白い素材だがね、その手には乗らんよ（笑）≫
＊田原：『 そのとき、官僚たちが民主党政権が成功することを心から願って説明をするのか、あるいは官僚にとって都合のいい説明をするのか、あるいは、民主党がぶっつぶれるのがいいと思って説明するのか。私は、3番目の可能性はないと思うが、2番目の可能性は大きいと思っている。そして、官僚たちが自分たちに都合のいいように説明したとき、民主党には「それは違うだろう」と、ノーを言える根拠やパワーがあるのだろうか。民主党には難しい、と思うのはここだ。政権を取ってから最初の3カ月は非常に混乱するだろう。3カ月ですめばいいが、混乱が6カ月も続けば、自民党はどんどん追及してくるだろう。そして来年、参議院議員の任期満了となるが、ここで自民党は必死で民主党を追い込んで衆参ダブル選挙に持ち込もうとするだろう。ダブル選挙になったら、それは、自民党の攻勢が成功したと言えるだろう。つまり民主党政府がうまくいかなかったということだ。もしダブル選挙でなく、参議院選挙だけだったら、民主党がうまくいったということだ。それは来年結果が出るが、私は、民主党の越えなくてはならないハードルは相当高いと思う。』
≪筆者：いかにも民主党を心配しているような表現を弄して、こうやって民主党の足を引っ張り、衆参W選挙実現を望んでいる節がある（笑）
逆に衆参W選挙に持ち込まないと自民党は瓦解する。だから下野した後、官僚と組みマスコミと組み、足を引っ張らないと駄目なのだと言っているように聞こえる（笑）
民主党には官僚の嘘を見抜く力はない。体よく都合のいいように騙されるだろう、そして墓穴を掘るだろうと確定的に言いっている。その舌の根も乾かぬ内に、
『もしダブル選挙でなく、参議院選挙だけだったら、民主党がうまくいったということだ。それは来年結果が出るが、私は、民主党の越えなくてはならないハードルは相当高いと思う。』
この表現は親切ゴカシを言いながら、概ね越えられないという意味が含まれているが半分は願望に過ぎない。
まぁ田原にしてみれば、そうならないと自分の仕切り屋稼業も店じまいさせられる可能性が高まるわけで必死ということかもしれない。
＊注記：自民党のマニフェストが昨日麻生首相から発表されたが、田原氏は当然その論評も書くと言っている。さて、あの曖昧模糊、結局「今まで通り頑張るからよろしくねマニフェスト」をどのように論評するのか超楽しみである！
人気ブログランキング 応援いただけると更新意欲が湧いてきます
ブログセンター・ ニュースと時事
よろしくお願い
https://blogimg.goo.ne.jp/img/static/admin/top/bnr_blogmura_w108.gif
