世相を斬る あいば達也

民主主義や資本主義及びグローバル経済や金融資本主義の異様さについて
定常で質実な国家像を考える

●トランプ、文、金さんはエライ  安倍はロシアで犬の贈呈式?

2018年05月27日 | 日記



●トランプ、文、金さんはエライ  安倍はロシアで犬の贈呈式? 

トランプさんは騙されても構わないという気分になったようだ。非常に良いことだ。北朝鮮を孤立させて、貧者の最大の武器“テロ集団”になることを、事前に防御する意味でも意義がある。まして彼らは、最低限の核を保有している。そして、少なくとも日本列島を射程とする正確なミサイルは配置済みであり、アメリカ本土へのICBⅯの成功まで視野に入っているのだから、国際世論に乗じて、融和政策に舵を切るのは、正しい戦略である。

ボルトン補佐官ら勢力の狙いは、アイゼンハワーが一番危惧していた、アメリカの軍産複合体とユダヤ金融資本の権益集団の抬頭だ。その危惧は、残念ながら、現実となって、アメリカ、いや世界を支配する勢いにある。しかし、彼らには、国家が持つような、国民を背景にした国家意思のようなものが欠如した化け物なのである。このような勢力の跋扈は、利権が目的化された権益集団なので、徹頭徹尾、利権を貪り続けるだけである。

トランプさんが、その利権集団の世界に及ぼす悪影響に気づき、北朝鮮核ミサイル問題、朝鮮戦争の終結に舵を切ったわけではないだろう。しかし、その決定の経緯などはどうでも良いことで、世界の安定に寄与するのであれば、素晴らしいことを成し遂げたことになる。前大統領のオバマなどは、演説以外に、世界平和に寄与することはなかったのに、ノーベル平和賞を授与されたのだから、トランプさんはノーベル賞以上の賞を貰ってもいいくらいだ。

いや、オバマも一つだけ世界平和に貢献している。そう、イラン核合意だ。オバマの逆張りで支持を伸ばしているトランプさんも、2015年に米英仏独ロ中の6カ国とイランが結んだ核合意をご破算にして、イスラエルの首都をエルサレムにしたのは、かなりの暴走だ。このイランの件は、相当あとを引き、最終的には、トランプさんの二選のトラウマになるかもしれない。ウッカリすると、イスラエルの中東における孤立化に拍車をかける怖れもあるだろう。

 それに引きかえ、わが国の安倍という首相はいい気なものである。ロシアに行って、北方領土返還の話はゼロで、共同開発で金を出す話ばかりする始末。トドノツマリが、ザギトワへの秋田犬贈呈式出席とは、呆れてものも言えない。6月初旬には、慌てふためき、また、トランプさんに会いたいなどと駄々をこねているいるらしい。安倍の悪口を言い出したら止まらないので、安倍の件は、明日に回そう。加計問題、森友問題、この嘘つきに、この嘘つきの友あり、乞うご期待。


 ≪加計側、首相との面会否定 予算委直前、急きょ発表
 学校法人「加計学園」は26日、愛媛県今治市の獣医学部新設を巡り、安倍晋三首相が2015年2月に学園の加計孝太郎理事長と面会したとする県の新文書の記載について、面会は「実際にはなかった」とし、県と市に誤った情報を伝えていたとのコメントを発表した。首相は国会で加計氏との面会を否定したが、具体的な根拠は示していない。首相が出席する28日の衆参予算委員会の集中審議は加計、森友学園問題が議題になる見込みで、直前に加計学園が急きょ否定した形だ。
 だが県幹部は学園側の主張を疑問視。野党も、首相をかばう不自然な弁明と一斉に批判する。
 ≫(東京新聞・共同)


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