世相を斬る あいば達也

民主主義や資本主義及びグローバル経済や金融資本主義の異様さについて
定常で質実な国家像を考える

週刊朝日編集長に地検が出頭要請?

2010年02月03日 | 日記

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週刊朝日編集長に地検が出頭要請?

先程或るツイッターの情報から「山口一臣・週刊朝日編集長に検察より出頭要請の模様」という情報が流された。

この情報がガセか、真実か、それは判断がつかない。ただ、いかにもありそうな情報である。 東京地検特捜部の今回の「小沢幹事長資金問題捜査」の地検特捜の意図的不正義、権利の濫用は目に余るものであり、小沢の進退に関わらず、いずれ「検察機構権力の解明と改善」は民主主義国家の宿命であり、国民主権国家にとって避けて通れない、日本の病巣であった。

まだ決定的ではないが、拙者の早朝コラムで発信したように、「小沢と米国の手打ち」の観測記事通りの推移に至っているようだ。

米国は突然日本の安定政権の必要性を痛感したのだろう。この米国にとって重要な日本の安定政権に欠くべからざる政治家が小沢一郎であることは、馬鹿でない限り判るのである(笑)

その事と「週刊朝日」の勇気ある「検察批判記事」がどの程度今回の「小沢と米国の手打ち」に影響したかというと、それ程ではないだろう。

では仮に「編集長への出頭要請」が真実であるとするなら、2月5日号の「検察の横暴記事」ではなく、2月12日の「女性秘書軟禁記事」が問題になっているのだろう。

ジャーナリスト上杉隆の記事は舌鋒鋭く明快に「地検特捜部の暗部を指摘している」。地検内部では「週刊朝日は許せんぞ!」「上杉、イイ気になりやがって!目にモノみせてやる!」「女秘書締め上げてやれ!」てな感じで、地検のファシスト達は盛り上がり、ついには「書類を取りに来てくれ」と言いながら部屋に通されると突然「事情聴取だよ」「黙秘権もあるよ」と被疑者事情聴取を始めたようだ。

それ以降はひたすら母を待つ子供のいる「女性秘書」を「お願い帰して!」の懇願にもかかわらず、ナチ親衛隊よろしくニヤニヤ笑いながら「いたぶり行為」を続けたようだ。

この記事は「検察は悪」という感情を国民に酷く印象づける記事であり、地検特捜は看過しがたいと思っても不思議はない。現実、地検特捜はこの記事だけで「悪徳奉行」に一気に転落する危機に陥っている。印象操作がお手のモノのテレビにとって「これはあまりに美味しい素材」なわけである。小沢疑惑でたっぷりその恩恵に浴した地検特捜が、今度は逆の立場に立たされる危険に晒されたのだ。

キャンベルと小沢会談は密室中の密議であり、自民党もマスメディアも気が気ではない、心臓はドキドキだ!
しかし、検察には「ここまで!」とのお達しが出たはずだから、悔しくてたまらない。まして、この女性秘書を騙した「ナチスのような地検検事」は特定され、名前も経歴も顔写真もネットで流れ出している。
≪東京地方検察庁検事・検事二級 民野健治(在ドイツ大使館一等書記官)(2007年8月9日 官報 第4643号から)≫

話しが面白過ぎるが「ドイツ大使館一等書記官」と云うのが凄く真実味を出している。概ね「大使館附・一等書記官」と云うのは広い意味で諜報活動などに従事する。佐久間達哉地検特捜部長は駐米日本大使館の一等書記官を経験している。

週刊朝日は既に編集後記で編集長の山口一臣が「編集部へもさまざまなルートからプレッシャーがかかるようになってきた」と書いている。
このツイッターの情報が本当だとすると、ジャーナリスト上杉隆氏には防弾チョッキを着込むくらいの身辺警戒を望みたい。山口氏に手は出さないだろうが女性秘書を吊るしあげた検事の身辺も要注意だ、この人ほど「自殺の惧れも否定しない」なのだから、守るのは佐久間部長、アナタです。

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