世相を斬る あいば達也

民主主義、資本主義とグローバル経済や金融資本主義の異様な違いについて

●枝野は頑迷を通せ 連合分裂危機に踊らされ民進大塚は必死

2018年01月08日 | 日記

 

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●枝野は頑迷を通せ 連合分裂危機に踊らされ民進大塚は必死

 以下は立憲民主党の立ち位置を、枝野がやんわりと伝えている。共産党と連携しないと不安に思っている支持者も多いようだが、選挙が近づいた時には、下からの声に耳を傾ける姿勢は崩していないので、特に騒ぎ立てる必要はない。枝野の顔同様に大仏のような姿勢を貫けば、窮鳥は懐に入ってくる、おそらくそういう心境なのだろう。遅れてきたヒーローは、思いのほか強かだ。

 現実、安倍政治には限界が来ており、早晩、あらゆる部分から齟齬が生まれる可能性は高くなっている。国会が開催されてから、安倍内閣支持率が劇的に凋落することは、おおむね現実論になっている。そんな時期に、安倍政治に親和性があったり、憲法改悪に協調的政党は、無党派層から総スカンを蒙るリスクが存在する。此処は、右往左往する必要はない。仮に、野党第一党を数で民進党と希望の党の同一会派が一瞬生まれても騒ぐことはない。

 勤労者の実質賃金は低下の一途であるにも、所得増税、社会保険料アップ、社会保障の実質低下、物価高騰、消費税10%と、生活の緊急事態が続けば、アベノミクスは完全に、その信を失う。そのような時、安倍政治かの距離は、遠ければ遠いほど利益を享受する。まぁ、共産党まで離れていると距離が遠すぎるだろうが、希望や民進のレベルでは、安倍政治と相違点を探すのが不可能に近く、無党派層には、安倍との同質性と映るに違いない。そう云う意味でも、奈良の大仏よろしく、頑迷なほど不動であるべきだ。

 民進党の大塚代表が、唐突に、民進党、立憲民主党、希望の党との3党連携を言い出したのは、自らの身を守ること、地方組織を温存する費用捻出のため。或いは党勢を維持する為に、永田町論理を展開した結果だ。その上、連合組織が、同盟系と総評系に分断される危機を共有したからだが、経団連や安倍政治と親和的でさえある連合の組織は明らかに制度疲労を起こしているのだから、自然の流れで、解体かどうか判らないが、個別議員との繋がりで残存することになるのが落ち着く先である。

 筆者が一番気になった点は、年末における民進党からの3党同一会派、或いは民進党糾合話に、マスメディアが計画性を持って、大きく取り上げたことである。1%程度の政党支持率しかない、無名に近い無力な大塚耕平を正義の使者の如く扱い、立憲民主党が聞く耳持たない態度を、如何にも頑迷な印象操作をメディアスクラムで実行した事実の点である。三日間ほど、徹底的に大塚耕平の唐突発言を垂れ流し続けた。そして、その話に速攻で拒否した枝野の頑迷さをイメージ操作した。おそらく今後も、この手の揺さぶりが来るだろうが、奈良の大仏の如く、不動の姿勢を貫く頑迷さを一層強化して、頑固爺になって貰いたいものである。安倍政治の極道ぶりは、ここ一年で暴発するのは確実なのだから。


≪立憲・枝野代表が語る「ここは筋を通すべき時だと決断」

「一を以て之を貫く」。2017年、この人ほど儒学の始祖・孔子の言葉を噛みしめた人はいなかっただろう。立憲民主党代表の枝野幸男氏(53)は先の衆院選直前、東京都知事の小池百合子代表(当時)率いる「希望の党」に“排除”の意向を示されて憤慨し、新党「立憲民主党」を旗揚げ。党員1人からの船出となったが、アレヨアレヨという間に有権者の支持を集め、選挙が終わってみれば55議席を獲得して野党第1党に躍り出た。

-----「台風の目」となった衆院選。改めてどんな主張や政治姿勢が有権者に評価されたと考えているのか。

「(躍進の理由は)まさに『ブレなかった』という点に尽きるでしょう。『草の根の民主主義』『草の根の経済再生』という明確で分かりやすい主張に対し、大きな期待をいただけたのではないか、と思っています」
 新党立ち上げ時から一貫して訴え続けているのが「上からの押し付けではない下からの民主主義」だ。選挙の街頭演説でも有権者との距離感を重視したという。 「例えば演説の際、車の上など高い位置からではなく、出来るだけビール箱や小さな台の上から演説しました。国民の目線の近い場所で訴えたいと考えたからです。そういう政治スタイルが、我々の主張である『草の根』という言葉と結びつき、好感を持っていただけた。その結果、いろいろな方々が自発的に写真や動画をツイッターやフェイスブックに載せて拡散してくれました」
 古巣の民進党の分裂劇をめぐっては、これまでの主義や主張と異なる動きを見せたり、公認をめぐって右往左往したりする候補者の姿にうんざりさせられた国民は少なくなかった。
「政治には『妥協』と『筋を通す』という2つのバランスが求められると思います。妥協しない政治は物事が硬直化して進まないし、かといって、妥協し過ぎると筋を曲げたことになる。当然、有権者の理解も得られません。政治家は、この2つのバランスをうまく保ちつつ、どうブレずに行動するのかが重要ではないでしょうか。
衆院選では、まさに中途半端な妥協をすれば、筋を曲げたと言われても仕方がない、ここは筋を通す時だと考えました。結果的にその姿勢が有権者に短期間で伝わったと思います」
 政治信条は「多様性を認め、異なる意見を排斥しない」だけに、多様性も異なる意見もバッサリ切り捨てるような小池知事の「排除発言」や「政策の踏み絵」は許せなかったようだ。
■数合わせのための党勢拡大と受け取られてはいけない
 まずは順調な滑り出しを見せている新党だが、今後の課題はいかに党勢を拡大していくかだ。民進や希望、共産など他の野党との連携も欠かせなくなる。「妥協」と「筋を通す」のバランスが問われる場面も増えるだろう。
「まずは『永田町のゲーム』と誤解をされないようにしなければいけないと考えています。確かに理念や政策を推進、実現していくためには同じ思いを抱く仲間を増やしたり、他党と調整や連携したりする必要がありますが、それが選挙に勝つためと受け取られたり、数合わせが自己目的化している、などと見られてはならない。これは筋を通していても誤解されかねないので、相当、気をつける必要があります。すでに誤解を招く発言をして、周りから注意されていますしね。一つ一つの発言や、手順、段取りをしっかり踏むということを常に意識し続ける。筋を通す姿勢を分かりやすく国民に伝えることが重要だと思っています」

▽えだの・ゆきお 1964年、栃木県生まれ。東北大法学部卒。24歳で司法試験に合格し、91年に弁護士登録。93年の衆院選で、日本新党から出馬し、初当選。2009年の民主党政権で、行政刷新会議「事業仕分け」の統括役を務めたほか、内閣官房長官、内閣府特命担当相(沖縄・北方対策)、経産相などを歴任。民進党では初代幹事長、代表代行に就いた。当選9回。
 ≫(日刊ゲンダイ)


 ≪ 民進、立憲と希望に統一会派結成を呼びかけへ 年内にも
 民進党は25日の常任幹事会で、専守防衛の徹底など基本理念の共有を前提に、先の衆院選で分裂した立憲民主党と希望の党に国会での統一会派の結成を呼びかける方針を決めた。26日の国会議員、地方代表者らの会合で了承されれば、年内にも両党に申し入れる。
 民進は3分裂した旧民進党勢力の再結集をめざしており、大塚耕平代表は26日の党会合で、国会での連携を足がかりに、将来的に3党を糾合する「新党」を目指す方針も示す考えだ。
 会派結成の交渉で示す理念として、多様性を認め合う共生社会▽地方分権▽安全保障法制で違憲の疑いがある部分を削除し、専守防衛に徹した安保政策▽森友・加計問題など疑惑の追及▽長時間労働の規制などを掲げる。ただ、立憲の枝野幸男代表は「会派や新党を作ることは考えていない」と否定的で、希望との協議が先行する可能性もある。
 党執行部が示す改革案には、不満を持つ離党者の動きが相次いでいる。民進は25日、立憲への入党を届け出た有田芳生、風間直樹、江崎孝の3参院議員の離党届を受理。蓮舫元代表もこの日、枝野氏と会談し、近く離党や立憲入りを判断する考えだ。
 ≫(朝日新聞:岡本智)


≪民進・希望、統一会派へ協議促進を確認 年始返上で会談
 民進党と希望の党の幹事長、国会対策委員長は3日、名古屋市内のホテルで民進が呼びかけている統一会派に関して会談した。両党は前向きに協議することで一致し、来週以降、政策や理念のすり合わせ作業を進めることを確認した。
 民進は立憲民主党を含む3党での統一会派をめざしているが立憲は協議を拒否しており、協議は事実上民進、希望の2党で進むものとみられる。
 民進の増子輝彦幹事長は会談後、記者団に「原則的には3党一緒に統一会派をつくりたいが、現時点では難しい状況だ」と話し、希望との個別協議を先行させる考えを示した。希望の古川元久幹事長は「最終的なゴールは統一会派。これを目指して協議を開始したい」と応じた。
 正月三が日に政党幹部が会談するのは異例。22日召集の通常国会を前に「年末年始返上で対応する」(大塚耕平代表)という民進側の要請を受け、古川氏の地元名古屋に民進の増子氏らが出向く形で行われた。
 ≫(朝日新聞:別宮潤一)


 ≪民進、年明け早々「希望詣で」 統一会派結成に向け躍起
 民進党は31日、党本部で拡大執行役員会を開き、国会での統一会派結成に向けて1月3日に希望の党と協議入りすることを確認した。希望側の交渉役、古川元久幹事長の地元・名古屋市に出向く。民進は大みそかの党内調整、年明け早々の「希望詣で」と祝日返上で会派実現への「本気度」を示そうと躍起だ。  3日の協議には両党の幹事長、国会対策委員長が出席し、政策や理念のすりあわせを始める方針だ。
 民進は12月下旬、希望と立憲民主党に3党による統一会派結成を申し入れたが、立憲は即座に拒否。この日の拡大執行役員会では、民進が希望、立憲それぞれと個別に交渉を重ね、統一会派の可能性を探る方針を確認した。ただ、希望は党内に慎重論があるうえ、立憲とは個別交渉を始めるメドも立っていない。
 民進の大塚耕平代表は31日夕の記者会見で「旧民進系の3党の連携が、国民に政権選択の機会を提供することにとって必須だ。丁寧かつ粘り強く努力を続ける」と強調。「我々は本気です。政治家にあまり休みという概念はない。年末年始返上で必要な方には対応していただく」と訴えた。
 ≫(朝日新聞:斉藤太郎)


 ≪「連合、民進再結集を模索=展望見えず分断懸念も
 民進党分裂のあおりを受け、同党最大の支持団体の連合が揺れている。  連合は、民進党から分かれた立憲民主党、希望の党を含む民進系3野党の糾合を模索しているが、展望は一向に見えてこない。先の衆院選に続いて2019年参院選でも民進党系の分裂選挙を回避できなければ、日本最大労組の分断が現実味を帯びる可能性もある。
 連合の神津里季生会長は昨年最後の12月21日の記者会見で、19年の参院選や統一地方選について「再び(与党に)漁夫の利を与えることはやめてもらいたい」と強調した。
 連合は2月16日、野党議員を集めて政策を議論する「連合フォーラム」を発足させる。昨年10月の衆院選で推薦した立憲、希望両党と民進党籍を持つ衆院会派「無所属の会」の議員と、民進党参院議員らに参加を呼び掛けている。フォーラムを足掛かりに民進系3党の再結集を目指す考えだ。
 連合が3党連携に固執するのは、19年参院選の比例代表で連合の組織内候補が異なる政党から立候補すれば、労組票が分散して苦戦は確実なためだ。参院選も分裂選挙となった場合、希望に近い旧同盟系(民間労組中心)と、立憲に近い旧総評系(官公労主体)の溝が広がり、連合分断につながりかねないとの懸念がある。
 ただ、希望入りを「排除」された議員がいる立憲は特に希望との連携に否定的で、3党再結集は現時点では掛け声の域を出ていない。
 一方、連合執行部には、民進党の希望への合流を後押しした責任がある。連合は衆院選の総括文書に「政党の離合集散的動きからは一定の距離を置く」と記したが、民進党内からは「3党連携が国会議員で決まらないからこそ、連合が主体的に関与してほしい」との声も出ている。」
 ≫(時事通信)


市民政治の育てかた: 新潟が吹かせたデモクラシーの風
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