世相を斬る あいば達也

民主主義や資本主義及びグローバル経済や金融資本主義の異様さについて
定常で質実な国家像を考える

「米国・霞が関・経団連・自民・マスコミ」は、菅民主が生まれた時から政策を練り上げていた

2013年03月25日 | 日記
世界を不幸にしたグローバリズムの正体
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●「米国・霞が関・経団連・自民・マスコミ」は、菅民主が生まれた時から政策を練り上げていた

 ルールメーカーとして20世紀を制覇した覇権国家アメリカが、その地位を死守しようという悪あがきにつき合わざるを得ない国家が幾つかあり、その一つが我が国なのだと云う事実は、先の大戦の敗戦の意義をいやが上にも思い知らされる。だからと言って、常任理事国イコール核保有国と云う戦勝国のルールの中でしか存在しえない国家の行く末はどのようなものなのか考えると、思考そのものが停止する。しかし、それではB層国民を馬鹿にしていた筆者の立場も放棄することになるので、もうチョイ、頑張ることにしてみよう。

 北朝鮮が自棄のやんぱちで近隣諸国を脅しまくっているのが羨ましくさえ思えてくるのが不思議だ(笑)。最近、安倍晋三が「北朝鮮はこのままでは滅亡への道を進んでいく」と云う発言に対し、「狂信者の正体を再び現した」、「日本は我が革命武力の標的だ。戦争の火花が散れば、日本も無事でいられない」、「滅亡する運命なのは、定見もなく米国に盲従する日本の方だ」と反発したようだ。面白いほど的確に痛いところをついた論評を北朝鮮に語られたか、と複雑な心持ちになっている。

 此処に来て、非常に目立つのが、安倍自民の隷米政策への連続パンチである。政権交代から僅か3ヶ月で、これ程の準備が出来たのは驚異的だ。少なくとも、1、2年前から準備怠りなく、いま万端整ったとしか思えない手際のよさである。たしかに、民主党から小沢一郎の排除に成功すれば、残された連中が烏合の衆で、万年野党な点は、誰も否定しないだろう。つまり、2010年9月14日の民主党代表選で菅直人が、何故か代表選に勝利した日から、「米国・霞が関・経団連・自民党」の政権交代後のスケジュールが着々と隠密裏に進められていた、と考えるのが妥当なようである。

 勿論、多くのブロガーや一部メディアが疑念を強く持つ「検審事務局は、9月14日審査会議で小沢氏の起訴議決を決定した旨、議決要旨を添えて東京高等裁判所掲示板で発表した」と云う事実や党員サポーター投票の集荷集計における不正疑惑などの経緯。そして、それ以前の東京地検特捜部の国策捜査で、小沢一郎を内閣総理大臣に絶対させてはならないと云う、「米国・霞が関・経団連・自民党」及びマスメディアの必死の謀略が行われたことは、状況を冷静に見つめる限り、その通りであったと結論づけて問題ないだろう。

 今日のコラムの主題から離れるので、この必死の謀略について、これ以上の言及はしないが、いずれにせよ、「米国・霞が関・経団連・自民党」及びマスメディアの必死の謀略は予定通り完遂され、今日に至っている。菅直人が本格的に民主党代表として政権を動かした出した時から、米国や霞が関の、自民党への政権交代後を見据えた謀略(よく言えば戦略)が姿を現した。それが、TPPであり、消費増税であり、ACTA、オスプレイ配備である。勿論、ここに書き切れない程の日本包囲に必要な法案があるようだ。

 その結果、安倍政権は、どこのポケットから出してくるのか判らない程矢つぎ早に、次々と難関となるはずの政策や法案を、抵抗勢力の存在など無きが如くに振舞う事となっている。TPP然り、辺野古埋め立て然り、マイナンバー制度然り等々。この調子なら、消費増税の景気条項も無視に近い事として無視され、13年度からの3%増税は確実な模様だ。有権者が、この危険な政権に気づかずに参議院選でも、自民圧勝な投票行動を行えば、憲法改正までまっしぐらな、似非帝国主義国家が誕生するに違いない。TPPへの参加を、6~7割の国民が是とする世論調査も出揃い、我が国の隷米強化は盤石なものになろうとしている。政権交代時の民主党に対し、あれだけ見え見えの妨害工作を既得権勢力が行っても、殆どの国民が他人事のように振舞う我が国の状況を観察して、既得権勢力は、日本の国民はどんなに不利なことを押しつけられても気づかない、或いは見ないふりして付和雷同する国民であることに、勇気を貰ったことだろう。

 「米国・霞が関・経団連・自民党」及びマスメディアの唯一の誤算は、石破を総理にする予定だったのに、安倍が案に相違して総理に就いてしまった事で、民主党を完全に分割する目論みが中途半端に終わってしまった点だろう。安倍が総理になってしまった事で、既得権益勢力は安倍の心情的タカ派論を封じる戦略をオバマに委ねざるを得なかったと推測する事が出来る。そう云う意味では、米国や経団連は安倍の長期政権には危うさがあると読んでいるだろう。そう云う意味では、安倍もまた、トラップを掛けられるターゲットになっているのだろう。ゆえに、皮肉にも憲法改正まで一足飛びに飛躍する懸念は杞憂である可能性は高い。まぁその辺は対岸の火事として見守っておこう(笑)。

 日本におけるTPP推進論者の主張を聞いていると、「中国包囲網」と云うキーワードを金科玉条に挙げている。WTOの行き詰まりと中国の覇権への野心を、日米韓が協力して阻止しなければならない、と云う論法に行き着く。WTOの行き詰まりと中国の覇権への野心と云う側面から論を進めれば、なるほどの思える論説になる。このような側面からのアプローチだけを見聞きすれば、TPP推進に傾斜しても、何の不思議もない。傍若無人に振舞う現在の中国の大衆の一部や尖閣を巡る鞘当て等を眺めて、苦々しく思っている日本人の大衆心理にフィットするのが「中国包囲網」と云う言葉である。

 しかし、米国においていまだに一目置かれる重鎮の立場を維持しているキッシンジャーの語録を思い出す時、「中国包囲網」と云う言説が、実は日本の思い込みである可能性を否定できないと云う強い危惧があるのである。そんなことを考えていると、「晴天のとら日和」さんのブログに「キッシンジャーの語録」が記されていた。読めば読むほど、筋の通ったキッシンジャーの炯眼である。(勿論、非常に不愉快な思考であるが真実を示している)以下に貼りつけておくので、一読しておいて貰いたい。「中国包囲網」と云う日本の側の思い込みが如何に危険か、多少は考える人も出てくるだろう、と期待して。

≪ キッシンジャー語録
■「日本は経済大国になってしまった。もっと早く潰しておくべきだった」
■「東アジアはアメリカと中国の両覇権国で支配する地域だ」
■「日本には絶対に核武装させてはいけない」
■「台湾や韓国や日本ごときの為に、アメリカが中国と戦争するなんて馬鹿げ  ている」
■「中国の経済発展と軍事大国化は、アメリカの利益になる」
■「日本の自主防衛を封じ込めると同時に、日本を中国、韓国、北朝鮮、ロシアから分断して孤立化させる事が大切だ。 そうすれば日本はアメリカに依存せざるを得なくなり、アメリカにとって都合の良い経済政策と外交防衛政策を取らざるを得なくなる」≫(晴天のとら日和より)


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