世相を斬る あいば達也

民主主義や資本主義及びグローバル経済や金融資本主義の異様さについて
定常で質実な国家像を考える

世論操作の実態とは?朝日の記事

2009年05月10日 | 日記
どうも最近の朝日新聞の政治記事、特に民主党及び小沢代表に対する記事の内容にネガティブ・キャンペーン的臭気が漂っている。
他紙が触れてもいない民主党の内部崩壊の兆しを必死にリーク情報のごとく書きまくっているようだ。小沢の政治資金規正法虚偽記載の容疑で秘書逮捕の検察リークをいち早く、垂れ流した状況に似ている。
読売、産経が自民党寄りの新聞であることは周知の事実だが、朝日に関してはどちらかと云うとリベラル乃至は若干左に寄った新聞と云う印象があったのだがどうも最近は違ってきたようだ。
この分析を一読者の筆者がいくら頑張っても無駄なことなので特にしないが、何かが狂いだしているようだ。ただ事実として、小沢を代表辞任に追い込むまで「小沢・民主党ネガティブ・キャンペーン」は絶対に止めない決意が漲っている。
それでは与党寄りに方向転換したのかと云うとそうでもない。いまだ民主党に顔は向いている。つまり小沢だけは許せんというだけの方向性が明確なようだ。検察の動きを最初にすっぱ抜いたのも朝日だし、その後の検察リーク情報の質量で他紙を凌駕していた。(そもそも、検察に小沢情報をたれ込んだのは朝日だと噂されている遠因)
朝日の本音ははっきりしないが、民主党寄りだが小沢は辞めさせると云う「新聞人事」に近い状況を作ろうとしているようだ。(現実、小沢が率いていない民主党、想像しただけでも貧弱だ!笑)
実は色々仕事上の都合もあって、個人的に西松事件と小沢の進退の聞き取りをしたことがある(4月)小沢の辞任は当然30%、どちらとも言えない20%、続けるべき40%、分からん10%だった。しかし、各紙世論調査の数字は「小沢辞めるべし」が65%前後になっている。
しかし、某テレビ番組で郷原弁護士の話を聞いた後でアンケートを取ったら、たしか65%近くが「辞める必要なし」と答えていた(笑)
つまり、世論調査と云うもの、回答者は直近にインプットされた情報をもとに答える傾向が強いので、新聞各社が「小沢がゼネコンから金を貰っていた」それで秘書が逮捕された関連の情報を読み聞きした後に、「さぁアナタは小沢の説明に納得したか?」と聞かれれば「いいえ」「ケシカラン辞めろ」と答えるのは当然。しかし、郷原弁護士の話を聞いた後には「辞める必要なし」と異なる結果が出ている。
世論調査と云うものの怖さと云うことか?調査結果のねつ造はないだろうが、アンケートにどのように答えるか方向づけ(誘導)は可能である。
特にここ数日の朝日新聞の小沢ネガティブ記事は目を覆うばかりだ。多分今週末に世論調査を実施するのかもしれない(笑)
直近9日の朝日の記事では
≪ 民主党の前原誠司副代表は9日、京都市で講演し、世論調査では違法献金事件を巡る小沢代表の説明に納得していないとの回答が多いことをふまえ「このまま選挙に突っ込んだら政権交代はない」と指摘。「選挙に臨める形にしていかなくてはいけない。(小沢氏が)仮に辞めた場合は(代表)選挙をやった方がいい」と述べた。代表選での自身の対応については「今回は出るつもりはない」と語った。  仙谷由人元政調会長も堺市での講演で「公共事業の適正化を言ってきた民主党(の代表)が、なぜ西松(建設)からお金をいただいていたかが問われている」と指摘した。  一方、鳩山由紀夫幹事長は記者会見で「代表にはベストを尽くすよう申し上げている。説明責任を果たしていると国民が感じることで、代表の下で十分に政権交代をなし得る」と強調した。≫ となっている。
この記事、相当長いこと「asahi.com」のトップページに貼られていた。他紙は鳩山、菅のコメント中心での扱いになっているのだが(笑)面白い。どうも、小沢嫌いの前原、仙石のコメントを重用、世論操作に躍起なのかもしれない。
朝日新聞の意図が何なのか?皆様もダビンチ・コードの謎解きに挑戦してみてください。

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