世相を斬る あいば達也

民主主義、資本主義とグローバル経済や金融資本主義の異様な違いについて

●新自由主義経済 AI、ビックデータ、金融の世紀、階級社会まっしぐら

2018年02月06日 | 日記

 

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●新自由主義経済 AI、ビックデータ、金融の世紀、階級社会まっしぐら

世界同時株安、つまりダウも日経平均も、リーマンショック以上の暴落になっている。日経平均は、一時1500円以上の株安状態だ。円高もジワジワ進んでいるので、いずれ100円前後相場と云うのがイメージ的に設定できる。イエレンさんにしてみれば、首を切られた後だけに、“ざまぁ~みろ”という気分だろう。黒田日銀総裁は、未だ現職なので、必死で株価を支える工作に勤しみ、奈落の日銀財務を実現し、デフォルト国家に邁進して貰うのも一興だ。

正直個人的には、プチブルだから、損得勘定では大損なわけだが、この世の正義の実現のためなら、それも“やむをえず”という心境だ。以下、週刊現代の記事では、チャラチャラした成金が、上部資産家階級として登場しているが、団塊世代以上の歴史を背負った人々の中には、特別積極的な投資意欲も、ズルをする気もなく、只生まれながらにして大金持ちが、既に存在している点をボカス記事の内容になっている点、注意が必要だ。

対比する事例に、若干の間違いがあるが、大資産家或いはプチ資産家とワーキングプワーの対比を通じて、日本や先進社会の貧困格差は、「格差」ではなく、「階級」になりつつあるという事実を語っていることに異議はない。名護市長選の勝利の美酒など、吹き飛んでしまう程の激震が、いま現在、安倍政権内で起きているのは、まさに事実である。森友学園で、昭恵夫人の虚言癖が表沙汰になり、そのことが原因で、多くの市井の人々に犠牲を強いていた真実が、少しずつ証明されつつあるようだ。

まぁ、安倍晋三という男の、個人的資質や、その取りまきの劣化した心情など、国家を危うくする人々の謳歌時間は、タイムオーバーとなることは、日本にとって、最低限だが、悪いことではない。今回の世界同時株安は、***ショックが起きていないのに、暴落している点がポイントだ。新自由主義経済勢力や、シオニズム・ネオコン勢力等々のマジックに異変が起きた、構造的疲労が顕在化した可能性がある。

20世紀の資本主義で充分な格差が生じていたのに、21世紀に入り、新自由主義経済、グローバル経済、AI、ビックデータ、金融等々が、その「格差」に磨きをかけ、タックスヘーブンなども合法的に容認されていたことから、気がつけば、自由で平等な競争と共生を謳った「資本主義」「民主主義」が、農奴と地主以上の「階級社会」を織り上げてしまった。イソップ物語を地で行く世界が、日本でも、アメリカでも起きている、そういうことなのだろう。

政治に出来ることは限られているが、ワーキングプワー群を引き上げるのは、エネルギーがかかる割には結果が伴わない確率が高い。やはり、累進課税の強化に遡る以外、選択肢はなくなる。「階級社会」は荒れ狂う社会だ。暴力的革命を誘発する。「格差社会」であれば、自己責任論も通用する。案外、資本家階級の人々は、累進課税の強化に強い抵抗は示さない。損得世界の仕組みが、勝手に、累進税率を低きに導いただけで、既得権益階級の連中の都合だ。累進税で、金持ちが国外に逃れる、というのは都市伝説に過ぎない。つまり、政治は、現在の格差拡大が、階級闘争に至らないように、税体系の見直しなど、100年先の抜本的税制改革に向かうべきである。残念だが、無知蒙昧、厚顔無恥な安倍政権では、その緒に就くことさえ不可能だ。


 ≪ もはや「格差」ではなく「階級」だ
 “年収5億円vs.186万円「新・階級社会」日本の真実”
頑張れば報われる――それは、昭和の牧歌的な風景だったのかもしれない。努力しても報われない、現代日本の残酷な現実。
 
■入会金540万円のスポーツジム
 仮にW氏としよう。40代男性。シンガポールに住む投資家である。元々、メーカー勤務のサラリーマンだったが、ベンチャー投資で財を成した。その後、資産は倍々ゲームで増えている。 そのW氏が語る。
「資産がいくらあるのか――正直、自分でも正確に把握できていないんですよ。数百億円といったところでしょうか。複数のプライベートバンカーに運用を任せていて、株や債券、外貨、資源、ゴールドなど、ありとあらゆる金融商品に分散投資をしています。 何かで損が出たとしても他が補ってくれますから、資産は安定的に増えていく。年収5億円?それくらいは優にありますかね」
豊かな人はより豊かになり、貧しい人はより貧しくなっていく――。トマ・ピケティ氏が『21世紀の資本』で喝破した現実は、現代の日本でも着実に進行している。
W氏が続ける。
「月に1000万円を使うって大変なんですよ。昔は酒とオンナで浪費しました。入会金100万円を払って、VIP向けの会員制交際クラブに入り、有名グループの女性アイドルを買ったこともあります。でも、実際に寝てみたら『こんなものか』という感想。 ワインは多少高いものを飲みますが、飲める量には限度がある。結局、酒もオンナもほどほどで、健康が一番という結論に辿り着きました。 ああ、時計は買いましたね。アラスカでオーロラを見た後、スイスに寄った際に。リシャール・ミルの1億円の時計を2本買った。一つは自分がつけて、もう一つは保存用です。これも希少性が高く、今では買った価格よりも高値で取り引きされているようです」
使っても使ってもカネが減らない。年収5億円以上の超富裕層が日本にも存在する。彼らに共通するのは、こんな特徴だ。
●限度額が著しく大きなブラックカードを持ち、現金は原則使わない。
●事故を起こすリスクを考え、自分で車は運転しない。移動はハイヤーかタクシーを利用する。
●会員制高級ジムに通って健康維持に励む。
資産数十億円、年収1億円の上場企業創業者A氏はこう話す。
「カネを使うのは、自己研鑽、情報収集、人脈形成のためですね。たとえば、一般の方がとても入会できない高額のスポーツジムで汗を流しています。 大手町にある超高級ホテル内にあるフィットネスクラブです。入会金は540万円、年会費64万8000円。ここには私のような経営者や投資家が集まり、体を鍛えると同時に情報交換の場になっています」
超富裕層はこういった場で、公になっていない情報をやり取りし、新しい儲けのタネを仕込んでいく。前出のW氏は、こんな豪快なカネの使い方をしたと言う。
「ミシュランの星付きの店はたいてい行きましたが、高くておいしいのは当たり前。 むしろ私は、安くておいしいものに目がありません。博多で一人前800円のもつ鍋が評判だったので、シンガポールからビジネスクラスに乗って食べに行ったこともあります。 800円のもつ鍋を食べるのに、30万円くらいかかりましたが、まあ、いくら使ってもおカネはなくなりませんので……」

■7割近くが結婚していない
超富裕層の中には財布が膨れるのが嫌というだけの理由で、お釣りの小銭を全額募金箱に入れる人もいる。一方で、日々の生活もままならない「階級以下」の層=アンダークラスが登場している。
「格差社会」が社会問題として一般に認知されるようになったのは、この言葉が流行語大賞トップテンに選ばれた'06年のことだった。所得が低く、結婚もできない「非正規労働者」の存在が問題視された。 その後、格差は縮小するどころか、拡大し、今や絶対に超えられない壁=階級となった。
早稲田大学人間科学学術院教授(社会学)の橋本健二氏は著書『新・日本の階級社会』で膨大なデータを用いて分析している。
「これまでの社会は、資本家階級があり、中間階級がいて、一番下に労働者階級がいると考えられてきました。労働者階級の給料は安いですが、正規労働者として身分は安定し、生活できるだけの所得はもらっていた。 ところが近年、その条件に当てはまらない非正規労働者、『階級以下』の存在(アンダークラス)が増えています。彼らはたしかに雇われて働き、賃金をもらっている労働者です。しかし、身分は不安定で、給料も安く抑えられている。 社会調査データから明らかになった、彼らの平均年収は186万円で、貧困率は38.7%。男性の未婚率は66.4%にも上ります。こうした人が929万人も存在し、就業人口の14.9%を占めているのです」
彼らの暮らしぶりはどのようなものか。東京都武蔵野市に住む日雇いバイト(45歳・男性)の話。
「20代の頃、人気グループのバックダンサーをやっていました。'90年代には小室哲哉さんと何度も仕事をしたことがありますよ。 でも年齢を重ねるごとにダンス関係の仕事は減っていき、安定した収入を得るために、洋服の包装・仕分け工場で非正規社員として働いたこともあります。 40歳を過ぎたとき、年下の上司と揉めて契約を更新されなくなりました。それ以来、イベント会場の設営などの日雇いバイトで収入を得ています。月の収入は15万円程度です。 中央線の駅から徒歩30分のボロアパートに住んでいます。家賃は6万5000円。夕食は100均で買ったカレールーを湯でとかしたもの。少し野菜も入れますが、この歳になると米は太るし、節約のために食べません。 2週間に一度、ラーメン屋に行って食べるのが唯一の贅沢です。移動は基本、人からもらった自転車。現場によっては交通費が支給されるので、それが浮くのがありがたい」
収入が低いと、異性と付き合うことにも困難を伴う。介護職に従事する男性(29歳)が物悲しいエピソードを披露する。
「学生時代から付き合っていた彼女がいたのですが、卒業後はデートをするにも交通費や食事代がかかり、厳しいものになりました。クリスマスはおカネのかかるイベントですから大変でしたね。 プレゼントは、彼女の革のブーツをピカピカに磨いてあげるというもの。おカネがないなりに相手を笑わせようとした精一杯の誠意だったのですが、彼女は笑うどころか引いていましたね。それが彼女との最後のクリスマスになりました」

■一日頑張っても500円
愛知県在住の派遣労働者(26歳・男性)は、派遣労働の合間に小銭を稼ぐのに四苦八苦している。
「部品工場に派遣され、流れてくる部品を組み立てたり、運んだりします。時給900円で、一日7000円程度にはなる。 景気のいいときは月収12万~13万円ですが、派遣先が見つからないときもあり、そういうときはネット上のニュース記事を書くバイトをしています。500文字書くと50円もらえる仕事。一日頑張ると、500円くらいにはなります」
一日頑張っても500円。かたや財布がかさばるから小銭はすべて募金箱に投げ入れ。たしかに「格差」という言葉では生ぬるい。 アンダークラスの多くに共通するのは、正規労働者になりたいという切実な願いだ。 だが、企業は一度採用するとなかなかクビを切れない正規社員の雇用を渋っている。
'03年の時点で「年収300万円時代」の到来を予見した経済アナリストの森永卓郎氏は、今後、階級間の断絶はさらに広がると指摘する。
「資本家階級と労働者階級は、同じ日本で暮らしているかもしれませんが、超富裕層にとって、自分たち以外の人は人間ですらない。彼らにとっては金儲けの道具でしかないのです。 資本家と労働者階級が対立するのが、マルクス経済学が読まれた時代の資本主義でした。しかし、今の階級社会では、両者の間に接点がないので、対立になりようがない」
これがアベノミクスの背後に隠れた「日本の不都合な真実」なのである。



 


≫(現代ビジネス・週刊現代)



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