世相を斬る あいば達也

民主主義、資本主義とグローバル経済や金融資本主義の異様な違いについて

●安倍・谷内外交、アジアと世界の孤児 麻生の命運は支持率任せ

2018年04月19日 | 日記
国体論 菊と星条旗 (集英社新書)
白井 聡
集英社

 

白金猿
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かもがわ出版

 

安倍「日本会議」政権と共犯者たち
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河出書房新社


●安倍・谷内外交、アジアと世界の孤児 麻生の命運は支持率任せ

国家安全保障局長で、安倍内閣官房参与で日本外交のご意見番として安倍官邸に巣食う「三悪人(今井・谷内・菅」の一人、谷内正太郎の頭の中が問題だ。谷内の世界情勢の知識は、ここ数年のトンチンカン外交で安倍を世界の孤児に導いている。このような現実の経緯を見る限り、よほどの外交音痴にでなければ選択しないような選択ばかりしている。仮に、悪意がないとなると、20世紀時代の遺物のような外交知識で高禄を貪り、アホな安倍をアホな方向に誤誘導して、安倍を世界の恥さらしにしているようだ。

まぁ、安倍が外交面で、世界の恥さらしになることは、大変結構なことで傑作な話だが、大枚な税金を払っている国民としては、極めて不愉快だ。この5年間強の安倍外交で、日本は、どれだけの損害を蒙っているのか計り知れない。この5年間のマイナス外交を取り戻すために、少なくとも、後の政権は10年間の修復期間を要することだろう。

流石のアメリカ外交と云う面が、北朝鮮問題では現れた。トランプが、安倍同様のアホではないことが、ここに来てハッキリと現れている。無論、トランプと安倍の差は、国力の違いもあるが、スタッフの外交能力、知識の格の違いを見せつけられた思いである。トランプは、空母を送りこみ、爆撃機を飛ばし、無人機で金正恩ロケットマンの肝を冷やさせながらも、会話の道を、シッカリと探り続けていた。安倍は、前半のトランプとだけ同調し、北朝鮮に圧力を、と叫び続けていただけだ。アホだ!

トランプ大統領は、ロイター通信によると、既に、金正恩ロケットマンと直接電話会談を持ったとまで伝えている。この情報は不確かだが、ポンペオ米中央情報局(CIA)長官が、4月初めにトランプ大統領の特使として秘密裏に北朝鮮を訪問したことは認めた。両国の諜報機関同士の繋がりからチャネルが出来たものと思われる。このポンペオ氏の動きに合わせて、トランプ大統領は、特別問題のなかったティラーソン前国務長官に代り、同氏を国務長官に据えようとしていると思われる。最近の外交は、このダイナミズムが顕著なわけで、谷内のような化石人類に外交防衛の知識を得ようと云うのは、馬鹿々々しいだけではなく、危険極まりない。

韓国中央日報によると、
≪トランプ大統領は南北間の終戦協定締結が27日に開かれる南北首脳会談の議題として議論されているということも事実上公開した。 彼は「人々は戦争が終わっていないということを悟れずにいるが、それ(戦争)はいまも続いている。彼ら(南北)は終戦問題を議論しており、私はこの議論を祝福する。本当に祝福する」と話した。 トランプ大統領のこうした発言は、彼が終戦宣言を支持しているという意味と解説される。 トランプ大統領は韓半島に造成された対話局面に自身が寄与したという自負心も示した。彼は「米国でなかったとすれば、特に私がいなかったとすれば彼ら(南北)は何も議論できなかっただろうし、(平昌)五輪は失敗しただろう」と主張した。 また「議論がうまくできなければ会談はできないかもしれない。われわれはわれわれが取ってきた強力な路線を持続していくだろう」と北朝鮮に対する圧迫と警告も漏らさなかった。 トランプ大統領は「北朝鮮問題において米国と日本は堅固にまとまっている」として日本との共助も強調した。≫(中央日報)
と日米会談におけるトランプ大統領の話を伝えている。


日本の貢献に関する言及は付け足しで、韓国当局の全面的努力と、北朝鮮の歩み寄りを評価している。また、CNNは、中国の習近平国家主席が早期の北朝鮮訪問を準備していると報じている。中朝の首脳外交の再開である。先日、金正恩ロケットマンが女房を連れて列車で北京を訪問したばかりである。米国、中国、韓国、北朝鮮とメインプレーヤーは準備が整ったようだ。

ロシアに関しては、シリア情勢やロシアゲート事件という小骨が喉に刺さったままの関係なので、今回の北朝鮮関係に深く関与することは、米露双方が望んでいない面もあるだろうから、それはそれとして、日本はどうなのだ?日米同盟基軸で、アメリカン茶坊主に徹していたが、完璧に蚊帳の外、所謂、梯子を外され、大恥を掻いているのが現状だ。外交の事後承諾は隷属であり、韓国以下の主権国家の低俗性を見せつけた。6か国協議の必要はない、4か国協議で行きましょうと金正恩ロケットマンは主張するかもしれない。以上、ダイナミックな米中韓朝の外交姿勢をおさらいした後だが、矮小な国内政治に目を向けておこう。


 ≪安倍首相の苦境、米メディアも注目「危険な会談に直面」
 北朝鮮や通商の問題が話し合われたトランプ米大統領と安倍晋三首相との17日の首脳会談に関し、米メディアの注目は、森友学園や加計学園をめぐる問題などで苦しむ安倍氏の現状にも及んだ。
 CNN(電子版)は17日、「日本での支持急落の中、安倍氏は北朝鮮問題で危険なトランプ会談に直面」との見出しで報じた。
 CNNは「安倍政権は北朝鮮を信じるなと忠告してきたが、米国と韓国が対話に動いたことで無視された」と指摘。その上で「急速に変化する北東アジアで取り残されないよう、(北朝鮮の)金正恩(キムジョンウン)(朝鮮労働党委員長)との直接対話まで模索している」と苦しい状況であることを強調した。
 ニューヨーク・タイムズ(電子版)は16日、「スキャンダルまみれの安倍首相、トランプ氏に会う」との見出しで詳報。トランプ氏に続き、年内にも開催をめざす中国の習近平(シーチンピン)国家主席との会談、さらには安倍政権が模索する金正恩氏との会談に触れつつ、「この3連戦に勝利するほど長くは首相の座にいないかもしれない」と指摘した。
 また、公共ラジオ「NPR」(電子版)は16日付の記事で、日本の国会前で「首相はウソつき」などと訴えるデモが行われたと報じた。
 その上で、昨年、トランプ氏と安倍氏が日本でゴルフをした際、安倍氏がバンカーで転んだ映像に触れ、「安倍氏の問題など眼中にないトランプ氏がフェアウェーを闊歩(かっぽ)し、安倍氏が取り残されていることを象徴している」というアジア専門家の意見を載せた。
 ≫(朝日新聞デジタル:パームビーチ〈米フロリダ州〉=土佐茂生)


MLB、大谷の3連勝もレッドソックスの強打の前に崩れ去った。なかなか3連勝は難しい。2戦目の、中国の習近平(シーチンピン)国家主席との会談までは持たない。ゆえに、安倍政権が模索する金正恩氏との会談に辿りつくことはないだろう。なぜ持たないか、衆議院に解散風が吹き始めたことでわかる。もう財務省はズタボロ状態で、麻生の辞任も秒読みという感じになってきている。福田次官の辞任に与えた大きな要因は、不遜な態度で、セカンドレイプもどきの捜査方法論を展開したセクハラに無頓着な麻生の態度は、任命権者以上の不快感を世間披歴した。

また、麻生は、適材適所で佐川宣寿前理財局長、辞任時国税庁長官の任命権者でもあり、この責任すらとっていない。ここでまた、財務省のトップ次官がセクハラ疑惑で辞任したのだから、普通は辞任する。そして、いまだに森友問題における財務省の責任追及は道半ばだなのだ。これで平気で財務大臣やっていくと云うのは人の道にはずれている。必ず、辞任しない限り、内閣支持率は急落する。10%台の支持率の可能性まで見えてきている。その上、この麻生さん、パティ―での挨拶で「5年前より今の方が悪いという人は、よほど運がなかったか、経営能力に難があるか、なにかですよ」と好景気が実感できないのは運が悪いか、無能かどちらかと発言しているのだから、呆れるほかない。辞めて貰いましょう!


 ≪ 麻生氏の進退、焦点に 財務次官辞任で野党が責任追及
 財務省の福田淳一事務次官の辞任によって、任命権者である麻生太郎財務相の進退問題が焦点になる。立憲民主党など野党6党は麻生氏が辞めなければ今後の国会審議に応じない姿勢を強めている。働き方改革など重要法案の今国会成立がいっそう見通せなくなり、今後の政権運営を左右する大きな局面に入った。
 野党6党の幹事長、書記局長は18日夕、国会内で会談し、麻生、福田両氏の辞任など4項目を与党に求め、納得のできる回答がなければ新たな日程協議に応じない方針を決めた。その後、福田氏が辞任を表明。立憲の辻元清美国会対策委員長は記者団に「次は麻生氏の任命責任が問われる」と述べ、麻生氏の辞任を強く求める考えを示した。
 野党側は19日午前に与党側へ申し入れる予定で、与党の回答次第では国会が空転する。その場合、重要法案の審議は大幅にずれ込み、政府・与党内でも麻生氏の辞任を求める声が大きくなる可能性もある。
 一方、森友・加計(かけ)学園問題やイラクに派遣した自衛隊の日報問題などで内閣支持率が低下する中で起きたセクハラ疑惑をめぐり、政府・与党内でも福田氏の早期辞任論が強まっていた。福田氏を更迭せずかばった麻生氏の責任論が出ることは避けられない。自民党内からは「麻生大臣の辞任もあり得るのではないか。安倍(晋三・自民党)総裁の3選も全く見通せなくなった」(閣僚経験者)との見方も出始めた。
 ただ、政権ナンバー2として安倍晋三首相を支え続けてきた麻生氏が辞めれば首相自身が厳しい状況に追い込まれることになる。そのため、福田氏辞任で幕引きを図る考えも根強い。
 麻生氏は19日、主要20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議に出席するため、米ワシントンに出発する。閣僚が国会開会中に海外渡航する際は事前に国会の了承を得る慣例だが、福田氏の辞任前に野党が反対して了承されなかった。政府側は了承がなくても渡米を強行する考えで、野党側はさらに反発を強めそうだ。
 ≫(朝日新聞デジタル)


 PS:日米首脳会談に失敗した安倍晋三

安倍首相の創作政治の限界が暴露されている状況が加速化している。内憂外患は極に向かっていると言っても良い。内政では、森友学園問題、加計学園問題、財務次官セクハラ問題辞任、自衛隊日報隠し、厚労省データねつ造事件、文科相前川講演政治介入事件、まだまだある、統合幕僚監部所属の30代の男性3等空佐が参院議員会館前で小西議員に放った暴言問題、今にも掴みかからん勢いだった。小野寺防衛大臣は「彼にも思うところがある」と擁護。これは最悪で、小野寺の辞任要求は当然の流れ。小野寺も、思いは同じなのは判っている話だけに、辞任要求すべきだ。

ただ、安倍内閣は、いまや、モグラ叩き状態で不祥事が日々刻々生まれる状況なので、野党も、何を主たるターゲットにしていいのか、迷うような状況だ。外患はさらに酷い。「日米首脳会談完全失敗!!」もう最悪な会談だった。安倍の主張する自由貿易は、安倍の八百長経済政策が完全に狂っていて、トランプに強く修正を求められたと云うことである。異次元緩和で、円安為替誘導を行いつつ、経団連輸出企業を中心に、最大の輸出増計画を、今井経産省隠密と共謀していたのだから、トランプの主張は正しい。

外交政策では谷内、経済政策では今井、時代感覚の狂ったこの二人が、官邸で、外交防衛経済政策を担っていたのだから堪らない。その上、数限りなく噴出する依怙贔屓取引の調整は菅官房長官がやっていたようだが、谷内と今井の尻拭いで、最近では、上手の手から水が水道の蛇口並みに流れ出ている。常識の範囲なら、既に、自民党側から印籠渡されて、新たな官邸の主が生まれている筈だが、まだ安倍が総理で居座っている。

麻生の辞任問題も含め、安倍政権がどこまで頑張る気でいるか判らないが、内閣支持率が上昇する可能性は限りなくゼロであり、10%台さえキープできなくなるかもしれない。まさか、そこまでいっても、自民党が動かなければ、おそらく、下野のはじまりで、今度は、野田佳彦のような裏切者はいないので、二度と与党に戻れない危機である。自民党が、今後どのような動きに転ずるか、注意深く見守りたい。


 ≪トランプ氏に押し切られ、出し抜かれ…首相、乏しい成果
 米フロリダ州のトランプ米大統領の別荘地を訪問中の安倍晋三首相は18日(日本時間19日)、日米首脳会談の2日目に臨んだ。日本との貿易不均衡に不満を募らすトランプ氏が、二国間の自由貿易協定(FTA)の早期協議を強く迫り、首相も通商問題を二国間で協議する新たな枠組みを設置することで合意した。
 「TPP(環太平洋経済連携協定)には戻りたくない。(日米)二国間の協議が望ましい」
 2日目の会談を終え、共同記者会見に臨んだトランプ氏は、そう強調した。安倍首相もトランプ氏の勢いに抗しきれず、ライトハイザー米通商代表と茂木敏充経済再生相による、新たな二国間通商協議の枠組みを設けることで合意した。
 初日の17日の会談は北朝鮮の核・ミサイル問題に時間を費やしたが、2日目は通商問題に的を絞って意見交換した。トランプ氏は、18日の首脳会談前のワーキングランチ冒頭から「米国は非常に多額の対日貿易赤字を抱えている。それを取り除き、できれば近い将来、均等にしたい」と首相にクギを刺した。安倍首相が「自由で公正な」貿易と語ったのに対し、トランプ氏は「互恵」という観点も大事だと強調し、米国にとっても利益のある貿易でなければならないと強調してみせた。
 米国からのFTA要求を警戒する日本は、米国にTPP復帰を促す考えだったが、トランプ氏は17日に自らのツイッターで「日本や韓国は米国にTPPに復帰してほしいと思っているのだろうが、米国には望ましくない」と復帰を否定。機先を制された格好で、二国間の貿易協議の場を設けることで押し切られた格好だ。
 日本政府内には、米側が鉄鋼・アルミ製品への関税適用で日本を対象から除外しなかったことについて、今回の首脳会談でトランプ氏からの方針撤回が表明されることへの期待感もあったが、トランプは共同会見で「米国は多額の赤字を負っている」として当面、撤回する考えはないとした。
 一方、北朝鮮が中心議題となった初日の会談についても、日本側の成果は大きいとは言いにくい。
 トランプ氏が米朝会談実現に向け、数週間前にポンペオ米中央情報局(CIA)長官が極秘訪朝し、金正恩朝鮮労働党委員長と会談したことを明らかにした。「対話のための対話は意味がない」、「最大限の圧力で日米は一致」を強調してきた首相は、トランプ氏に出し抜かれた格好に。
 拉致問題では米朝会談で議題として取り上げるよう米側に要請。トランプ氏は「拉致問題を取り上げ、多くの他の問題も取り上げる。いまが対話の時だ」と受け入れた。ただ、米側が米朝会談で提起することは約束したが、安倍首相のいう「拉致問題の解決」への道筋が描けるのか、「他国任せ」ではおぼつかない。
 共同記者会見では、安倍首相が「過去の過ちを犯してはならないとの認識で完全に一致した」とし、今後の対北方針について「(日米で)綿密なすりあわせを行った」と強調。「(日本が関係国の協議から)取り残されているとの指摘はあたらない」と主張したが、米側の出方も含め、日本の対北政策の練り直しを迫られることは間違いない。
 森友・加計問題などで、安倍内閣の支持率は下落傾向にあり、安倍首相をめぐる政治情勢は厳しさを増している。これまでもトランプ氏との蜜月ぶりをアピールし、北朝鮮への強硬姿勢など「安倍外交」で得点を稼いできた面があるだけに、今回の外遊は、首相にとって厳しいものになり、「内憂外患」が深まったといわざるを得ない。(編集委員・佐藤武嗣)
 ≫(朝日新聞デジタル)


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