▲石原産業フェロシルト事件・株主代表訴訟の判決がでました。

平成14年の夏にこの問題に取り組み始め、10年になります。
　この間、放射性物質について勉強をしたり、法律を調べたり、現地に出向いたりと様々な活動が頭をよぎります。

　株主として原告3名で株主代表訴訟を起こしたのが平成19年ですから、裁判も５年になります。その裁判に、昨日（6月29日）、大阪地裁で判決がおり、法廷でしっかりと判決を聞きました。その後、裁判所の記者クラブで弁護士の先生方と記者会見をさせていただきました。

　この判決により、安易なリサイクル・偽装リサイクルに警鐘が鳴らされること。そして、廃棄物以外のものを原料にする場合は、品質管理や市場性調査がきちんとされますが、廃棄物が原料の場合は、こうしたことがおろそかになっているケースが多く、社会全体で改善されることを望んでいます。
　また、ガレキ問題で放射性物質のことが問題になっていますが、この問題も放射性廃棄物に関連した問題です。

■ フェロシルト事件のことも忘れた方が多いかもしれません。朝日新聞に詳しく掲載しており、私のコメントも載せてくださっていますので、紹介します。