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▲鉄鋼スラグで道路がでこぼこに(中日新聞から)

 鉄鋼スラグは、アルカリ度が高く、特にスクラップからできた鉄鋼スラグは、フッ素や鉛などの汚染の可能性もあります。また、エイジングという雨などにしばらくさらしてから使わないと、傍聴したり縮んだりとの問題が起きます。

 今回は、名古屋市の下水道工事でのできごとですが、ほんとうに間違って使ったのでしょうか?

http://www.chunichi.co.jp/s/article/2014103190090518.html
リンクが切れるといけないので展開しておきます。

水道工事ミスで道路亀裂 名古屋など220カ所

 名古屋市上下水道局発注の水道管交換工事が行われた市内など220カ所の道路表面に、亀裂や突起が見つかっていたことが分かった。

 同局によると、業者の施工ミスが原因。ただちに重大な事故が起きる危険はないというが、業者側は近く、亀裂などが目立つ19カ所を補修する。

 工事は2009~12年度に行われた。220カ所は名古屋市内のほか、市上下水道局が給水する愛知県清須、北名古屋両市にも及ぶ。市民から苦情が寄せられ、判明した。

 問題の現場は、数社の業者が担当。各業者は、管交換後の埋め戻し材には本来、天然の石を使う必要があるのに、製鉄の過程で鉄鉱石から生まれる「鉄鋼スラグ」を使っていた。水を含むと膨張する性質があり、路面の亀裂などを招いたとみられる。市上下水道局は、膨張の危険を考慮して、埋め戻し材としての利用を禁じている。

 各業者とも、同局の調査に、故意に鉄鋼スラグを利用したことを否定。ふだんから、工事の資材置き場の表面固定などに鉄鋼スラグを使っており、誤って埋め戻し材に使ったとみられる。

(中日新聞)

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