~ストーリーテリング「愛依の風」ainokaze~

絵本・素語り・わらべうた
ストーリーテラーやえはたのりこ(やえちゃん)の徒然便り

7月のゆうやけ文庫

2009年07月12日 | 日々徒然
櫻井先生の家庭文庫「ゆうやけ文庫」に行ってきました。

始まりは、小さな子どもたちが大好きな手袋人形のうさぎちゃん、からすの子のご挨拶。
小さな子たちは、にこにこ大喜び。
みんな、この子達にも会いに来ているんだなぁと、その屈託のない笑顔と、問いかけるように語り掛ける先生の声に本当にほのぼの気分

『大きな口のかえる』『すずめとねこ』は短いけれど、はっとするような面白いお話。
先生のお話に耳を傾け、子どもたちはけらけら笑っていました

それから、子どもたちに分りやすいように、ジプシーの説明をしてから、
今度はかなり長いお話で、ジプシーの昔話から『十二頭の馬とうき島のむすめ』を語ってくれました。
私は、ジプシーものが大好きなので、ぐんぐんお話しに引き込まれ、
話の展開にワクワクしながら聞き入っていました

このお話は、前に本で読んで知っていたのですが、こうして語ってもらうと、魔法に掛けられた馬が目前にいるような息づかい、固い蹄鉄の重さもずしっと伝わってきます。
ジプシーの美しい愛の心と旅することこそが人生の宝物とする自由な精神を知ることが出来ます。
『人生を旅に捧げている人たち』ジプシー。
物で溢れている今の時代にこそ語り伝えたい尊いお話だと思います。

お話を聞くことは、本当に楽しいです。
1時間はあっという間でした。
でも、心はたっぷり潤った1時間でした。

ギリシャのお土産をいただきました。
こんな素敵な馬の置物です!!

 ギリシャ神話にでてきそう。

形も色も神秘的で、一目で気に入ってしまいました。宝物にします


次回の「ゆうやけ文庫」は8月8日(土)15:00~16:00です。
家庭文庫ならではの、ゆったりとリラックスしたお話し会をぜひ、味わってみてください





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