~ストーリーテリング「愛依の風」ainokaze~

絵本・素語り・わらべうた
ストーリーテラーやえはたのりこ(やえちゃん)の徒然便り

悲しい時は

2007年09月22日 | 日々徒然

うちの猫じゃないのだけど・・・
私の話に付き合ってくれた「こゆき」で~す。
私たちの語り場は、階段です。


今日は、ちょっと悲しいことがありました。
時には、こんな時もあります。
悲しい時は、語りの私も、言葉はいらなくなります。

どたーッと疲れてしまって、少し横になりました。外はよく晴れていて、散歩もいいのかもしれませんが・・・。
胸がしーんとしている感じでした。

そんな時、やっぱり音楽です。私はクラシック。
今日は、ふと選んだのが、ベートーベンの「悲愴」です。
「悲愴」です。悲しいのに。でも、ずーっとずーっと聴いていました。
これが、そのうち私の悲しみをやさしく受けとめてくれるように聴こえてきました。
最初のフレーズがなんともダイレクトに胸に溶けるように入ってくるのです。
だから、泣かずにすみました。

5時過ぎ外にでました。
大きなまんまるい、きれいな夕日をみました。格別きれいでした。
夜、とても美しい月がでていました。
今日は、空が澄んでいました。

夕飯は、温かいきしめんにしました。おなかにやさしい。

眠れば明日がきます。
そして、自然に癒えていくものですね。
心の自然治癒力は早いほうです。

悲しみの分だけ人は優しくなれる。
ほんとかな。



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