長崎原爆の日、
平和式典での長崎市長の平和宣言に、深く深く共感し、感動しました。
まっすぐ胸に届く声で、目も心も澄み渡るような声で、全世界へ向けての本物のことばでした。
胸に深くつきささり、泣けました。
私たちの歩みが、必ずやほんものの平和な道を進むべく、
私たちが、今、耳を傾けるべきこと、為すべきこと、
「平和希求の原点を忘れない」その言葉を胸に刻んで生きなければならないと、
私にも、できる使命があると、教えられました。
若者に対してのことばも、胸に刺さりました。
「あなた方は被爆者の声を直接聞くことができる最後の世代です。68年前、原子雲の下で何があったのか。なぜ被爆者は未来のために身を削りながら核兵器廃絶を訴え続けるのか。被爆者の声に耳を傾けてみてください。そして、あなたが住む世界、あなたの子どもたちが生きる未来に核兵器が存在していいのか。考えてみてください。互いに話し合ってみてください。あなたたちこそが未来なのです。」
私は、この、未来の子どもの母親なのだ。
子どもたちに、伝えられること、見せられること、一緒に学ぶことがたくさんある。
肝に銘じなければならない。
甲子園が始まった。
暑い熱い夏だ。
どの試合でも、素晴らしいファインプレーに感動。
この猛暑の中、元気な高校球児を見ると、若者の底知れないパワーを感じて嬉しくなる。
若者たちの力を信じよう!
応援しよう!
子どもたちを守ろう!
核兵器のない、平和な世界の為に、
私にもできることがある。
もう一度、市長のことばから。
「核兵器のない世界の実現を、国のリーダーだけにまかせるのではなく、市民社会を構成する私たち一人ひとりにもできることがあります。」
「「政府の行為によつて再び戦争の惨禍が起(おこ)ることのないやうにする」という日本国憲法前文には、平和を希求するという日本国民の固い決意がこめられています。かつて戦争が多くの人の命を奪い、心と体を深く傷つけた事実を、戦争がもたらした数々のむごい光景を、決して忘れない、決して繰り返さない、という平和希求の原点を忘れないためには、戦争体験、被爆体験を語り継ぐことが不可欠です。」
私たちは、日本人。
68年前の原爆の日を、その悲惨な今日までの歴史を、そして、平和への固い決意を誓った日を忘れてはいけない。