網走4

ついに二泊三日の網走最終日になりましたが、最後の日に網走のメインを持ってきましたよ。
ホテルをチェックアウトして、フロントに荷物を預け、網走監獄(旧)へ!
現網走刑務所は、今公開されている博物館とは別のところにあります。
監獄の敷地は半分以上屋外の展示ですが、もちろんきっちり晴れました。
美しい造園。
晴れて暖かいせいか、あまり過酷な北の監獄と言う雰囲気ではありません。
避暑に良さそう、という感じ。
入り口もずいぶん立派です。
皆様おなじみのマネキン看守です。
ここで「お世話になります」と頭を下げてから入場(そんなことをしているのは我々だけ
水の音に癒される。
段々気温が上がってきて、暑くなってきました。
こりゃあ日差しが上がりきる前に外を先に回ってしまおう。
しかしまず売店で販売されているチーズケーキにつかまるチャム&ウイジ。
もぐもぐ。
おいでませ!
地図を逆さまにすると、新鮮な気持ちで色々見えてきますね。
網走重要だわー。
看守さんのおうち。
お邪魔できます。
寒そうなキッチン。
明治に夫が網走に赴任したら帯同していくのちょっと考えちゃうな。
だって暖房がないんでしょ。
基本、開拓地網走で自給自足を目指しておりますので、味噌作るところとか鍛冶場とか、色々な建物があります。
敷地は広いので、贅沢に区画を使っています。
巨大味噌樽。
ウイジ、くそ暑いのに全身真っ黒。
苔が実に美しい。
ここの庭師なかなかやるのう。
看守さんと運河でランデブー。
マネキンさんがあちこちにいます。
アーバインの我が家ではすっかり枯れてしまった紅葉さんが隆盛。
このくらいの気候じゃないと元気でいられないのだね、君。
囚人のベッドルームに侵入。
ウイジが真っ黒なのに、チャムが赤青黄色の信号機。
すやすや。
右側の皆さん一本の長い木を枕にしてますが、この木の端をゴンゴン叩いて一気に起こすのだそうです。
3,4時間しか寝かしてもらえないそうで、私ならその時点で死にます。
そして起きた時の寒さでもう一度死にます。
そして粗食。
漬物だけなんて…
体が冷えてしまうよ。
鬼ハロー。
奥のとげとげの農耕器具です。
鬼ハローが気になる人が多いようで、Google先生で調べると沢山出てきます。
自分たちでなんでも作る。
近所にお店とかないですからね。
なんとなく脱獄できそうな道具が揃っているように見えますが、外に出ても無事に逃げられるかどうかはわかりませんからねえ。
突然のイケメン看守。
前職はアパレル系と思われる。
漬物を作る小屋。
下の方が深漬けになりそうです。
気にいらない看守を漬けてしまいそう。
網走監獄は様々な映像作品の題材になっておりますが、展示によるとどうも監獄の実態を反映している物はあまりないようです。
移送されるウイジ。
これまでの悪事を悔いて泣いています。
開拓地の邪魔な石を運ぶ友とウイジ。
けっこう重い。
私もチャムと持ってみましたが、持ち上げられなかったです。
へっぴりすぎて。
3,4時間しか寝ないで、粗食で極寒の中薄着で道路を作ると、みんな死んでしまいます。
かなりの犠牲者を出した中央道路。
明治天皇が北海道に来るので相当急いで作ったようです。
囚人は凶悪犯よりも政治犯が多かったそうなので、体も弱そうです。
説明のビデオは、指定すると英語でもしてくれます。
まだ混んでなかったので、チャム&ウイジのために英語で聞きました。
強制起こされ枕体験中のチャム&ウイジ。
いくら枕を叩いても起きてくれない。
ちょっとポップ。
ヤア!ヤア!ヤア!
有名な脱獄囚、白鳥由榮の記事。
外で畑仕事をしている囚人。
ここからは博物館敷地内に移築された二見ケ岡刑務支所の中です。
囚人たちの食堂にやって来ました。
食べること大事。
ちょっとうれしそう。
給食当番。
鍋に落ちたら死んでしまう。
あまりに充実の網走監獄。
後半に続く!