網走3

北方民族博物館に来ました。
なんと見事な刺繍。
布物多いですね。
北の民族は服を着ないと寒くて死んじゃうから、裁縫技術の習得に重きを置くのだ、と大学時代にまことしやかに言っていた教授が居ましたが、今思うに南方の少数民族も刺繍はかなりやりますよね。
こった刺繍をしたくなるのは人類共通のなんかなのではないか。
装飾したい、着飾りたい、隙間をまんべんなく埋めたい、というような欲求があるのでは。
北方民族の全体をカバーする展示なので、展示物は北海道の物だけにとどまりません。
イヌイットの物もあれば、北欧サーミ族の物もあります。
映像の展示も沢山あり、民俗学が好きな人も大満足ですよ。
記録映像という物は非常に貴重な物ですな。
スキーの板とか。
イヌイットのサングラスとな。
見える。見えるぞ。
X-Menみたいになっている。
壺の周りに無数のアザラシの装飾が。
なんでそうしようと思ったの。
かわいい。
ああ、なんか見覚えがある。
この釜じいみたいな人。
北米インディアンのことも忘れずにいてくれます。
魚の皮で作ったコート。
魚の皮が流行らないのは、たぶん一匹当たりの皮面積があんまりないので、沢山縫って繋げないといけないからじゃないかな。
大変な手間がかかりそう。
博物館の入り口天井が素敵な設計でした。
オホーツク流氷館に行かんとしているのですが、バスの時間とかが合わなかったのでタクシーを呼んでもらって、待っている間にギフトショップで買い物したりしてました。
これは何年か前に札幌に行った時に熊夫さんにお土産として買った口琴。
アイヌのムックリです。
熊夫さんが気に入って、仕事の合間にびよびよびよびよさせていたのですが、引越しで行方不明になってしまいました。
ギフトショップにあったので、念のため二個お買い上げ。
他にも刺繍の入ったポーチとか買いました。
移動。
距離は大したことないのですが、この辺何もないので歩けない感じがあります。
大自然よ。
流氷館ではマイナス15度の部屋で濡れたタオルをぐるぐるして凍らせるやつが有名ですが、やりました。
ところがウイジが疲れ果てていて、不機嫌極まりない。
タオルをぐるぐる回しなさい!回さない!回しなさい!回さない!という、今考えればアホな言い争いをしておりました。
狐(はく製)もあきれて見ております。
愚かな人間どもよ。
修学旅行の小学生たちと一緒になってしまったので、混雑を避けながら見学。
オホーツクの生き物たちも見る事ができます。
鮮やかなオレンジの魚。
そしてクリオネさん。
私の写真の腕前が悪すぎてぼけちゃいましたが、思ったより大きかったです。
係の人が色々説明してくれたのですが、チャム&ウイジが疲れ切っていたので、この辺で撤収。
網走商店街の方に戻ってまいりまして。
記憶が曖昧なのですが、おそらく寿司ダイニング清正というお寿司屋さんに突撃し、早めの夕食をとりました。
流氷ビール。
青いぞ。
味は普通のビールです。
お刺身をいただきました。
お寿司と天ぷら。
染みる。
そしてなんと盛沢山。
ホテルから、夜はナイトツアーに出発です。
ひゃっほー!
さすがにチャム&ウイジは疲れて車の中で寝てしまいました。
そんなこともあるさ。
このツアーは個人のガイドさんがやっており、夜行性の動物(狐、蝦夷鹿等)を見たりするのです。
そして晴れていれば満点の星空を見る事ができます。
もちろん寝ているとはいえウイジの力で、日中あれほど曇っていた空がパツッと晴れました。
素敵な星空でしたが、私のiPhoneでは撮影できませんでした。
人工衛星とかも見えました。
そしてガイドさんがキャンピング用に改造した車で紅茶を入れてくれて、プチキャンピング気分にしてくれます。
ホテルに戻って。
最後の夜鳴き蕎麦。
冷えた体にやさしい。
そして朝!親の仇のようにイクラを食べる丼。
私こんなに食べてますが、何故か永遠におなかを壊しており、旅行中に痩せてしまいました。
なんで。
その頃ブーマーさん。