現在日本においてこの国体の本義が復活したごとくの感があります。これを教義にしているのではないかと思われる任意団体日本会議に大多数の自民党議員、民主党右派などが参加しており、戦前の戦争へと突き進んだ時代へと逆戻りさせる勢力がはっきりと見えてきます。
国家を主体化し精神論を重んじ天皇を現人神として利用して国民を統治する、科学的合理性を排除するがごとき論に違和感を感じます。
行き過ぎた個人主義と奉仕の精神欠如を嘆く戦争を知らない為政者には真に都合に良い教義と思います。
実は現在の為政者が最も彼らが嘆く人々であるという事実をを棚上げしているのですが。
※昭和12年発刊「国体の本義」
http://www.j-texts.com/showa/kokutaiah.html