自然を流離い 風景を愛で、一期一会の出会いに感動す

これまで歩んできた道、これからも歩き続ける道の、写真をメインとした旅日記である。

青空に向かって咲く

2011-07-23 04:26:33 | Weblog

 2011年7月23日

 台風6号が過ぎ去って、涼しくなってしまいました。長年愛用していたパソコンは、とうとうお陀仏になってしまいました。この投稿は、私の友達の家で、パソコンを借りて行っています。

 真夏に、青空に向かって朱色の花を咲かせ、秋の実りを待ち望ませてくれるざくろの花をカメラに収めました。

          背伸びをし 空に向かって 葉を広げ

                   朱色の花が 鮮やかに咲く

              


38℃を超える猛暑

2011-07-21 03:46:29 | Weblog

 2011年7月21日

大型台風6号で被害に逢われた地域の皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。

新潟は、台風の影響でかなり強い風が越後山脈を越えて吹き荒れましたが、大きな被害はなくて済みそうです。フェーン現象で、新潟県内各地で38℃を超える猛暑、酷暑となりました。そんな越後の真夏の一日をスケッチしました。

 

            日の出前 田んぼに居て 昼下がり

                  海辺で過ごし 宵は残照で

 

 日の出前

 

 

 

 日の出

 

 

 

 昼下がり

 

 

 

 日の入り

 

 

 

 残照


夏は海で・・・

2011-07-17 20:47:32 | Weblog

 2011年7月17日

 明日は海の日ですね。暑い夏の避暑には、高い山へ出かけることもよいですが、海の近くに住む私は、砂浜で甲羅干しをしたり、海で泳いだりし、浜茶屋で寛いだりします。費用も余りかかりませんし、節電効果大(家には誰もいないのですから)です。

 一昨日7月15日の新潟海岸の様子をカメラでスケッチしました。

 

            お日様と 大きな海に 身を委ね

                   体と心 のんびりゆったり

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 帰りの日本海夕日ラインから

 


草花は元気!!!

2011-07-15 21:37:11 | Weblog

 2011年7月15日

 今日も暑かった。「熱中症が多発しています。お年寄りや小さい子供さんは、十分注意してください」という注意を促す音声を発して、市のパトロールカーが回る。

 昨日、昼寝をするとブログに書いたら、あるお年寄りの女性から「怠け者、鉄は熱いうちに鍛えなくっちゃ」と、蔑まされた。まもなく70歳になる男子ととしては、発奮せざるを得ない。30度を優に越す昼下がり、菅笠をかぶり、ぞうりを履いて、カメラを持って散策をした。暑いのには代わりがないが、肌に吹いてくる風が爽やかで、意外と心地よい散策となった。子供のころ、炎天下の中遊び回ったことが記憶に蘇る。

 ひまわり、ダリア、むくげ、松葉ボタンなど、手入れの行き届いている庭の草花は、生き生きと美しく咲いていた。行き届くとは、過剰に水をやるとか、水もやらずにほって置くのではなく、草花が地中深くに根を下ろすように、草花に我慢と辛抱させて丈夫に育てることである。(40度を超す真夏の浜辺に生きている草花の根っこは、1m以上を超すのは当たり前である)

 

          そよ風吹き 汗吹き飛ばす 真夏に咲く

                   花の魅惑に 吸い寄せられる

 

 ひまわり

 

 

 ダリア

 

 

 ムクゲ

 

 

 松葉ボタン

 


川面を染める

2011-07-14 23:13:57 | Weblog

 2011年7月14日

 梅雨明けし、連日、猛暑が続いていますが、皆さん、お元気ですか。私は夏負けしないように、早朝散歩、昼寝、ヘルシーな食事を心がけています。

 今回の写真は、早朝4時前に散歩に出かけて撮った万代橋からの風景です。

 

          涼やかな 川風に吹かれ 朝日拝む

                    泰然とした 姿に見惚れる

 

  日の出前、東の空も大河・信濃川の水面も染まっています

 

 

 しばらくして、雲間から朝日が顔を出します(少しアップしてあります)

 

 

 己自身を染めて、朝日は悠然と昇っています(さらに、アップしました)

   *白い煙は、早朝4時操業の北越製紙の煙です。


額アジサイの花

2011-07-12 23:25:17 | Weblog

 2011年7月12日

 あの忌まわしい3.11から、すでに4か月が経ちました。日本のリーダーたちの無能な言動で、一向に復興も順調に進んでいない被災地の皆さんのことを想うと、居ても立ってもおられない気持ちです。

 再び訪れると約束した今月下旬も、もうすぐです。不幸が少しでもなくなり、幸せを味わえる日々が多くなっていることを、ただ祈るばかりです。

 さて、前回訪れたときに、私は手土産のひとつに、私の撮った拙い写真を持っていきました。このピンク色の額アジサイの写真もそうです。今は、瓦礫の山ですが、来春には緑豊かな大地にして、きれいな花を咲かせようと、被災者のみなさんと私たちボランティアで誓い合ったものです。

 

              アジサイの ピンクの花は 乙女のよう

                     三陸の大地に 花咲く春を

                            (岩手の海辺で、被災者の皆さんと誓う)

 

 

 

 

 まるで、仲良しの双子のよう!

 

 

 愛おしくて可憐な花一輪

 


新潟海岸の黄昏

2011-07-07 02:56:54 | Weblog

 2011年7月7日

 今日は七夕です。皆さんは何をお願いしますか。先日、被災地・岩手県へ行ったとき、被災者と私たちボランティアで、地震や津波に耐え抜いて元気に生きている竹に、七夕かざりをしました。短冊には、亡くなられた方のご冥福、未だ行方不明の方の消息判明、そして被災地の復旧・復興などの思いを籠めた言葉が書かれていました。

 

 

 

 なお、新潟の田舎では、七夕の行事は、昔は8月7日(一月遅れです)に行っていました。

 

 

 さて、七夕の前日、昨日の夕方、被災地から帰って、初めて新潟海岸へ出かけました。雨上がりの雲の多い夕暮れでしたが、雲の切れ間から夕日が佐渡島の島影に沈んでいくようすを見ることができました。さらに、夏の風物詩である漁火も暮れなずむ残照のなか、水平線上に浮かんでいました。

 被災地をはじめ、日本全国で織姫と牽牛に出会えますように、お祈りをしました。

 

 

 

 


越後平野の黎明

2011-07-06 00:01:37 | Weblog

2011年7月5日

 岩手へ出発する前に、越後の自然をいっぱい写真に撮って、被災地の皆さんと一緒に見て、被災者の心の安らぎや癒しの一助になればと考えました。

 6月16日の3時過ぎ、まだ薄暗い中、雨上がりの夜明け前と対面したくて、マイカーを走らせました。越後平野のど真ん中で、全身で味わうことのできた黎明です。大自然と私一人との孤独であり、しかし熱いランデブーでした。

 

         日の出前 夜明けのドラマに 出会う時

               我が身と心 思わず震え

 

 ピンク色に染まり始めた東の空です

 

 

 

 少しアップしてみました

 

 

 振り返れば、青々とした水田が広がり、お山には笠雲が懸かっていました

 


帰りました

2011-07-02 21:27:30 | Weblog

2011年7月2日

 先日、大震災と大津波の被災者の皆さんに支援と激励に行きましたが、かえって被災者の皆さんから生きる勇気と元気をもらって、無事に帰りました。

 東北自動車道や東北新幹線沿いや山間地の遠野市辺りでは、山々はどっしり聳え、水田は青々としていましたが、三陸沿岸に入ると、その惨状は3.11のままで、復興どころか復旧も未だできていませんでした。堪えても堪えても流れる涙を止めることはできませんでした。

 そんな壊滅的打撃を受けている被災者の皆さんの多くは、未来への明るい希望を失わず、私たちボランティア優しく温かく迎えてくれました。66歳の老兵の私は、わずかしかお手伝いできないのに、涙を流して感謝してくださいました。1か月後に再び訪れることを約束して、製鉄の町・釜石を後にしました。

 報道機関の一員でない私は、被災地ではほとんど写真は撮りませんでしたが、数枚撮った写真を添付いたします。

 

遠野市付近の青々とした水田(車窓より)

 

 

 釜石港で、陸に打ち上げられた巨大タンカー

 

 

壊滅的打撃を受けた釜石港


行ってきます!

2011-06-17 18:29:16 | Weblog

 2011年6月17日

 まもなく、あの忌まわしい3.11から100日になろうとしています。未だ7,718人の行方不明の方々がおり、尊い命を奪われた方々が15,441人にもなりました。そして、住処を奪われ、避難している方々が未だ124,594人もいらっしゃいます。

 被災地・岩手県へボランテアに行く日を6月26日としました。もちろん、岩手県のボランテア支援センターとの連絡の下です。また、眼科の主治医は、今のところ、行ってさし支えないと診断されています。なお、念のため、出かける直前に最終判断をしてくれるそうです。

 今は、疲れを癒し、体力を回復し、出発準備する日々です。早朝6時に露天風呂で心身を癒している時に出会った生き物たちが、なぜか私を見送っているように感じました。

 では、人生の勤めを果たしに行きます。

 

       草花も 愛しい猫も 何かを感じ

            見送るさまは 命の絆か

 

 まるですみれのような紫陽花のおさな子が手を振っていました。背後の妖しげなものは、源泉掛け流しの温泉の湧出口です。

 

 

 

 純白な白い薔薇がいっぱいの涙を堪えているように思えました。

 

 

 

 いつもはすり寄ってくる愛くるしい猫も、今朝は、凛とした姿勢で怖いような眼差しでした。