赴任してきた所が「寄宿舎」と聞いて私の想像とは別に
いきなり門が鍵つきドアも中も牢獄のような作りで
驚きましたが・・・・・学生と生徒の日本のようなドラマ→スクールウォーズ的な
内容だったらちょっと嫌だなと感じながら見ていましたがまったく無く
子供達の心が「悪魔」から「天使」に合唱とともに変わる様子が
すごく伝わって貴婦人にコーラスを披露する場面では透き通る歌声に
自然に涙が出ました
「リュミエールの子供たち」のクリストフ・バラティエ監督が1944年のフランス映画
「春の凱歌」にインスピレーションを得て撮り上げた感動の音楽ドラマ。
戦後間もないフランスを舞台に、問題児たちが集まる寄宿舎に赴任してきた
音楽教師と子どもたちとの合唱を通じた心温まる交流を描く。
本国フランスでは記録的な大ヒットとなった。主演は「バティニョールおじさん」のジェラール・ジュニョ。また、
“天使の歌声”と絶賛された少年ピエールを演じるのは3000人の候補者の中から選ばれた新人ジャン=バティスト・モニエ。
本作の合唱を担当したサン・マルク少年少女合唱団でも実際にソリストを務めているという。
世界的指揮者のピエール・モランジュは母の葬儀のため帰郷した際、子ども時代の友人ペピノから一冊の日記を手渡される。
それは彼の当時の音楽教師クレマン・マチューが遺した形見だった。1949年、フランスの片田舎。
“池の底”という寄宿舎に新たに赴任してきたマチュー。
そこでは、親をなくした子どもや、素行に問題ある子どもたちが集団生活をしていた。子どもたちは心に問題を抱え、
校長はそんな彼らに容赦ない体罰を繰り返していた。
マチューは子どもたちに本来の純粋さ、素直さを取り戻してもらおうと、“合唱団”の結成を決意する。
やがてマチューは、学校一の問題児ピエール・モランジュが素晴らしい歌声の持ち主であることを知るのだった…。