昨日のテレビや今朝の新聞などで大きく取り上げられていますが、宮崎監督が
今上映中の「風立ちぬ」を長編アニメの最後の作品にすると宣言しました。
まだ「風立ちぬ」を見ていないのですが、72歳の宮崎監督にはお疲れ様、
そして素敵な作品たちをありがとうと言いたい思いです。
私にとって、宮崎作品との出会いは「風の谷のナウシカ」でした。
当時、映画関係の職場で働いていた私は、日本映画の海外映画祭出品の
手伝いみたいなこともしていました。
ベルリン映画祭のヤングフォーラム部門のディレクターだったウルリッヒ・
グレゴールが来日し、上映作の選定にあたっていました。
「風の谷のナウシカ」を見たいという彼を、事務所近くの東映本社の試写室に
案内しました。評判は聞いていたけどまだ「ナウシカ」を見ていなかった私は
一緒に試写室に入り、グレゴールと二人で「ナウシカ」を見ました。
圧倒されました。こんなアニメ映画があったのかとびっくりしました。
映画に携わっていながら、お恥ずかしい限りです。
帰り道で、グレゴールに「日本では、どんな年代の人がアニメ映画を見る
のか?」と聞かれました。「日本では、子供から若者、大人までアニメを
見るし、コミックも読むのだ」と答えましたが、私の乏しい英語力では
日本の状況をうまく伝えきれませんでした。
翌年のベルリン映画祭のヤングフォーラム部門で「風の谷のナウシカ」は
上映されました。その後、小規模な海外配給もされました。
「風の戦士」とかいう英語タイトルが付けられていました。
「ナウシカ」を見たときの、高揚感は忘れられません。そして続く
「天空の城ラピュタ」、宮崎作品の独特の浮遊感を堪能しました。
この2作品を見られたことだけでも、宮崎駿と同時代で生きてこられた幸せを
感謝します。本当にありがとうございました。
今上映中の「風立ちぬ」を長編アニメの最後の作品にすると宣言しました。
まだ「風立ちぬ」を見ていないのですが、72歳の宮崎監督にはお疲れ様、
そして素敵な作品たちをありがとうと言いたい思いです。
私にとって、宮崎作品との出会いは「風の谷のナウシカ」でした。
当時、映画関係の職場で働いていた私は、日本映画の海外映画祭出品の
手伝いみたいなこともしていました。
ベルリン映画祭のヤングフォーラム部門のディレクターだったウルリッヒ・
グレゴールが来日し、上映作の選定にあたっていました。
「風の谷のナウシカ」を見たいという彼を、事務所近くの東映本社の試写室に
案内しました。評判は聞いていたけどまだ「ナウシカ」を見ていなかった私は
一緒に試写室に入り、グレゴールと二人で「ナウシカ」を見ました。
圧倒されました。こんなアニメ映画があったのかとびっくりしました。
映画に携わっていながら、お恥ずかしい限りです。
帰り道で、グレゴールに「日本では、どんな年代の人がアニメ映画を見る
のか?」と聞かれました。「日本では、子供から若者、大人までアニメを
見るし、コミックも読むのだ」と答えましたが、私の乏しい英語力では
日本の状況をうまく伝えきれませんでした。
翌年のベルリン映画祭のヤングフォーラム部門で「風の谷のナウシカ」は
上映されました。その後、小規模な海外配給もされました。
「風の戦士」とかいう英語タイトルが付けられていました。
「ナウシカ」を見たときの、高揚感は忘れられません。そして続く
「天空の城ラピュタ」、宮崎作品の独特の浮遊感を堪能しました。
この2作品を見られたことだけでも、宮崎駿と同時代で生きてこられた幸せを
感謝します。本当にありがとうございました。
人脈も凄いですね!
宮崎監督の引退宣言を、テレビなどで見ました。
まだまだ現役を続けて欲しいと思いました。
病気なら仕方がないのですが、熟年期ならではの
感覚を生かしたアニメを作れるのでは。
独特の世界は他にないし、後継者を育ててないし、
残念としか言いようがありません。
宮崎監督、考え直して!!です。