たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

コロナ死水増し

2022年08月26日 17時54分29秒 | 気になるニュースあれこれ
2022年8月25日熊本朝日放送、

「新型コロナ 10歳未満の男児死亡 熊本県初-

 24日、熊本県内で10歳未満から90代までの男女5人の死亡が確認されました。10歳未満が亡くなるのは熊本県内では初めてです。

 亡くなったのは男児で、搬送された病院で20日に死亡が確認されました。熊本県によると直接の死因は新型コロナではありませんでしたが、死亡後に行われたPCR検査で陽性が確認されたということです。」

https://news.yahoo.co.jp/articles/c4e9eb6901c7ee2d16213e3a3931f9b85852ca0e


2022年8月25日毎日新聞、

「コロナ感染 基礎疾患ない10代女性が死亡 大阪-

 大阪府は25日、新型コロナウイルスに感染した10代女性が21日に死亡したと発表した。女性に基礎疾患はない。府は詳細を明らかにしていないが、亡くなった場所は自宅や宿泊療養施設ではないとしている。

 厚生労働省によると、コロナ死者の大半は高齢者。10代の死者は23日までに全国で11人確認されている。10代未満は15人。」

https://news.yahoo.co.jp/articles/288656cb3acb77935bf64cc364433323ef6be4b3




2022年8月25日CBCテレビ、

「ワクチン接種数時間後に急死 「息子は浴槽に沈んでいた…」国の結論はまたも“評価不能”-

新型コロナワクチンを接種したその日に息を引き取った13歳の少年。少年の搬送先の病院はワクチンの副反応と関係があるのではないかという報告書を国に提出しました。しかし、厚生労働省が出した結論は「評価不能」でした。少年の両親が今、国に求めることとは?」

https://news.yahoo.co.jp/articles/1ed7d8fa99e0f65139dd3d9a124d04d7e1b36a08


 10代が亡くなり死後の検査で陽性判定となったら見出しにコロナと煽って大騒ぎ、コロナ?コロナではない?わからなくても10代が亡くなったらコロナ感染と煽って大騒ぎ、死者への冒涜も甚だしいコロナ死水増し。一方、昨年10月末鎌倉市の男子中学生がワクチン接種当日お風呂で亡くなっていたことは、ようやくCBCテレビが取材し、ヤフーニュースにもあがってきました。鎌倉市の長嶋議員が12月に市議会で保護者の声を訴えていますがやっとです。コロナ死は煽り報道して、ワクチン接種後の死亡は取り上げない報道、大本営の御用達。表に出てくるのは御用達の専門家?や医師ばかり。

 トチ狂った日本は泥の船、音もなく沈みゆこうとしています。希望のある未来はありません、絶望的だと思います。わたしはもう死んでいくだけのおばあさんなのでいいですが子どもたちはどうなってしまうのでしょうか。


お風呂で亡くなった男子中学生、

https://blog.goo.ne.jp/ahanben1339/e/4af770e1d17734d80a9027bf354e131c



 7月末国交省よりバス協会に対して、積極的に3回目を接種するよう通達が出されているとか。トラックやバスの運転手が突然意識不明になる事故が増えているというのに。路線バスに乗るのも命がけのロシアンルーレットと毎回思いながら利用しています。これが取り越し苦労であれば幸いと思います。

『ラ・プラタの博物学者』第1章より

2022年08月26日 00時48分23秒 | 本あれこれ






「もし、国立画廊に蒐集(しゅうしゅう)された名画や、大英博物館の大理石像や、王室図書館におさめられている古代の印刷物や中世の彩飾に、とつぜん破壊の手が下されたとしたら、いかなる悲鳴が全世界に聞かれることであろう!しかも、これらは人間の手と頭脳が作りだしたものにすぎない。それは、やがては朽ちはてる物質に個々の天才をしるしづけたものであって、これを不朽といっても、それは死んだガがのこした絹のまゆを不朽というのと同じなのである。なぜなら、それらは、それを作った芸術家の手と頭脳が塵と化し去ってもなお輝き存在しているからだ。そして、人類には無限の未来があるから、いつか再びこれらと同じようなものを作りすかもしれないし、もし進化ということになんらかの真理があるとすれば、これらのものよりもさらにすぐれたものを作りだすかもしれない。これに反して、哺乳類と鳥類という二つの高級な脊髄動物に属する生物は、自然の最も完成した作品であって、そのどの一種をとってみても、それが教えること、もし存在を許されればこの後も教えつづけるであろうことを考えれば、人類にとって、それは世界の蔵するすべての大理石の彫刻とすべての彩られたカンバスよりも、はかりしれないほど大きな価値を持っているのだ。

もっとも、芸術には献身しても、芸術以上に偉大なものがあることを知らない多くの人々は、このようなことをいうわたしを俗物ときめてしまうだろうが。それ故に、わたしたちは、なにをおいても、その大きさとか、その美しさとか、そのめずらしさとかのために、それから、それらを最も多く殺した者に与えられるあのいまわしい虚偽の名誉のために、第一に殺戮の目標にえらばれた、自然の傑作ともいうべき動物たちを保護し神聖視しなければならない。昔、これらは最も生命力に燃えている動物だったので、彼らとともにこの地上にいた他の動物が死に絶えた時、彼らだけはより永存価値があるものとしてのこされた。彼らが時の海をただよってわたしたちのところに流れついた不滅の花ともいうべく、彼らのめずらしさと美しさとは、わたしたちの想像に、人間が未だ存在しなかった、はるか遠い昔の世界の夢と絵をもたらすものだ。そして、彼らが滅び去るときは、自然界の喜びのいくぶんかがけずりとられ、太陽の輝きはそのいくぶんかを失ってしまう。

さらに彼らを失うことは、わたしたちおよびわたしたちの時代のみに影響するものではない。南米のみではなく地球上いたるところで現在殺しつくされつつある動物の種は、わたしたちの知るかぎりでは、未だ退化の手が及ばないものたちである。彼らは一連のくさりの一環であり、思惟をこえた遠い昔に根を持つ生物の樹に生えた枝であって、わたしたちがそれを滅しさえしなければ、彼らは永久に繁茂をつづけ、過去と同じく遠い未来までのび、今よりさらに高級なさらに美しい花を開き、わたしたちの無数の世代の子孫を喜ばすだろう。しかし、わたしたちはこういうことを少しも考えない。わたしたちは生物を殺す欲望をほしいままにせねば気がすまない。たとえ、そうすることによって、次の言葉を使った詩人の意図する意味よりいっそう真実で広く、そして無限に悲しい意味で「詩の偉大なる作品を滅している」のであっても。このおそるべき狩猟の熱がさめきったとき、そして、比較的巨大な動物がもはや一つもいなくなったとき、わたしたちは、はじめて、自分たちが終身保有権のみを有しているにすぎないわたしたちの世襲物に、現在わたしたちが与えつつある損害の意味が正しく理解されるだろう。

絶滅した動物に関するわたしたちの研究所と、どこか幸運な場所の博物館におそらく、五、六世紀くらいは保存されるかもしれない、わずかの崩壊してゆく骨と色あせた羽毛とで、わたしたちの子孫が満足するであろうとは、想像することも望むこともできない。それどころか、このようにわびしい記念物は、子孫たちに、滅びた動物たちを思いださせるよすがとなるだけだろう。そして、もし彼らがわたしたちを記憶するとすれば、それはただわたしたちとわたしたちの時代とを憎む気持ちからだけだろうーこの文明開化せる科学的、博愛的時代を。それはその標語として、次の言葉を持つべきである。「われらをしてすべの気高く美しきものを殺さしめよ。われら明日死すべければなり」。」

(ハドソン著・岩田良吉訳『ラ・プラタの博物学者』岩波文庫、1934年2月10日第1刷、1978年12月10日第12刷発行、35-38頁より)


2014年ミュージカル『シャーロックホームズ~アンダーソン家の秘密~』より「事件No.26『踊る人形』」

2022年08月25日 16時21分01秒 | ミュージカル・舞台・映画
2014年ミュージカル『シャーロックホームズ~アンダーソン家の秘密~』
https://blog.goo.ne.jp/ahanben1339/e/4e92c2937f50e3e13257bf9cb1d69824

「ワトソン

  アメリカ人のエルシー
  恋したのはヒルトン
  二人は運命を感じ すぐに結婚
  ある日の出来事
  庭を散歩中に
  ベンチにあった1枚の絵
  悲劇を招く1枚の絵

 ワトソン

  気絶しそうにエルシー
  驚き慌てて
  部屋に駆け込むとすぐ掛けた鍵
  ドアを叩くヒルトン
  答えのないエルシー
  拒絶されたドアの向こう
  聞こえるのは泣き声だけ
 
 ワトソン

  妻は何か隠している・・・
  悩む夫は 
  送り続けられる絵に
  恐怖を覚え
  ついにホームズに
  依頼してきた

 ワトソン

  忙(せわ)しなく動き出したホームズ
  
 ホームズ

  “旗”がある 規則性が見える

 ワトソン

  この事件 気に入っている証拠

 ホームズ

  文章の終わりが”旗”なのか?

 ワトソン

   気が狂ったように


    (略)


 ワトソン

  危機が迫るエルシー
  急ぎ駆けつけた
  けれど時すでに遅し
  放たれた2発の銃声
  エルシーは瀕死の重体
  ヒルトンは死亡した
  そして更なる悲劇は
  妻エルシーに
  殺人容疑が
  かけられたこと

 家政婦

  最初は鼓膜破れそうな大きい音
  しばらくして2回目の銃声
  最初より小さな音
  下に降りると煙 立ち込めていて
  匂いもキツく感じました

 家政婦

  部屋の扉 開いたままでした
  テーブルに火のついた蝋燭があり
  悲惨な光景を見ました
  苦し気にもがいてた血まみれの奥様
  旦那様は息絶えていました

ワトソン

  ついに 暴かれてゆく
  真相 そして真実
  ホームズが 不可解な行動を始めたなら
  解決はもう目の前

ホームズ

  火薬の匂いが
  2階まで届いたのは
  窓が開いていた証拠
  風があったんだ
  銃を撃った時 空いてた窓
  第3の人物が出て行った
  後でエルシーが閉めたんだ

ホームズ

 最初のが 鼓膜破けるほど
 大きかった理由は ヒルトンと同時に
 第3の人物も発砲したから
 撃った場所は4メートルの距離だね
 そう この窓際から撃ったんだ
 「こうやって」
 2回目の 少し小さな銃声
 それは 夫の死を目撃したエルシーが 
 自らも死を 選んだ音

ワトソン

 目に見えるものだけが 真実じゃない
 偽りに欺かれるな

ワトソン&レストレード

 どんな時代も 正義は生き続ける
 今日より輝く 未来を信じれば

コーラス

 目に見えるものだけが 真実じゃない
 偽りに欺かれるな
 どんな時代も
 どんな時代も
 正義は生き続ける
 生き続ける
 今日より輝く
 未来
 未来を
 信じれば
 今日より輝く
 未来
 未来を
 信じれば
 今日より
 今日より輝く
 未来
 未来を信じれば
 今日より
 今日より輝く
 未来を
 未来を
 信じてゆこう」

 序盤の大ナンバー、映像で数字が流れて、この後の展開にどうつながっていくのだろうと必死にみていたら、物語とは関係ない内容でした。


子どもの元気を回復する方向に進めたい

2022年08月25日 00時30分28秒 | 気になるニュースあれこれ
名古屋・河村市長が定例会見 学校でのマスク着用ルール緩和「私は賛成」(2022年8月22日)
https://www.youtube.com/watch?v=yyTQ_-gi72Yより、


先週市内の保護者と小学生からマスクを外しやすい環境をつくってほしい、黙食の指導をやめてほしいという要望があったことについてー

42:35あたりから

「自己免疫によってたたかうのがコロナには一番重要、

 子どもさんが元気でないといかん、

 マスクについてはいろんな意見がありまして、テレビをみておりますけど
 世界中で今マスクやっとるのは日本だけと言ってもいいぐらいでしょ、

 あまり深刻なことをやっとると子どもさんが学校いけん場合もあるし、精神的にも傷つくし、
 子どもにとってはマスクしとると人間の表情がみえんから、そういう面でもよくないという話も
 ある、僕は賛成ですけど、

 患者数は子どもが多いけど重症度は低い、インフルエンザとどう違うかっていう話になってくる
 けど、

 僕は子どもの元気を回復する方向に進めたい」



【ガンになりたい人はマスクをしよう!】こんなにあった、酸素不足で起こる怖いこと

https://ameblo.jp/sunamerio/entry-12659063455.html


宙組『FLY WITH ME』-ミュージックビデオ

2022年08月24日 17時24分36秒 | 宝塚
「宝塚歌劇では、空間全体を3Dデータ化するボリュメトリックビデオ技術を活用し、本年6月に東京ガーデンシアターで上演した、宙組公演『FLY WITH ME(フライ ウィズ ミー)』のメインテーマ曲「FLY WITH ME」(作詞:野口幸作/作曲:ALAN SHIRAHAMA)のミュージックビデオを全編フルCGで制作しました。(振付:Chihiro Ueno)

宝塚歌劇では初の試みとして、ボリュメトリックビデオ技術(※)を駆使して撮影した3D映像に、360度視点のダイナミックなカメラワークと、フルCGによる背景を組み合わせた、新感覚の映像作品づくりに取り組みました。デジタル空間と宝塚歌劇のパフォーマンスが融合した新たな映像体験をお楽しみください。

※ボリュメトリックビデオ技術とは、空間全体を撮影して3Dデータ化し、あらゆるアングルから見た3D映像として高画質に再現できる技術です。   

出演者
真風 涼帆、芹香 斗亜、紫藤 りゅう、鷹翔 千空、亜音 有星 」 

https://kageki.hankyu.co.jp/news/202208flywithme.html


 公演が終わっても楽しい『FLY WITH ME』、

 8月11日に配信された音源、購入しました。映像を26日にタカラヅカオンデマンドプレミアムプランで期間限定配信とのお知らせ。理解しきれていませんが、宙組男役の高身長、足長軍団、かっこいいこと間違いなし。サタデーナイトフィーバー味ある?振付。スカイステージ20周年記念番組に出演したり、こんな撮影もやっていたり、みなさま、コンサートの後も忙しかったですね。キキちゃんがいちばん背が低い?真風さんを中心に背の高さで対になっていてフォーメーションもばっちり。楽しみです。

 こんな時も果敢に新しい試みを続ける宝塚、気持ちがざわつきすぎますが、みなさまが無事にいてくれることを祈りながら応援するのみです。

(画像は劇団HPより)





通信教育レポート-教育学

2022年08月24日 13時08分29秒 | 日記
課題

1.教育についてのソクラテスの思想と実践。
2.哲学と教育学の関係。
以上の2問に対しまず教材の内容を紹介し、次に自分の意見を述べて下さい。

「1.教育についてのソクラテスの思想と実践-

 教育の課題を考える時、二つの問い方がある。「どう教育するか、という思想的態度、そこから生じたそもそも「教育とは何か」という科学的態度-この教育課題そのものを自覚的に事実として取り上げ、吟味の必要性を最初に唱えたのがソクラテスである。それは、「徳(善さ)は教えられるか」「徳自体とは何か」という形で初めて問われた。徳の問題が取り上げられるに至った路として、教養の問題があった。一般的教養の教育は、徳育が可能か否かという問題を含んでいる。ソクラテスの問題提起は、古代ギリシャの教育の主体たるソフィスト達に対する戦いから始まった。

 紀元前5世紀のギリシャ-アテナイは、民主主義体制が確立され、貴賤や職業を超えて高い教養と弁論の力をもつ者が大きな発言権を持った。そのためにより高い一般教育を求めた市民に、ソフィスト達が応じた。彼らは知識人を自称し、良き市民となるための徳を教え、「理性の時代」の推進の役目をする。それ以前の自然哲学中心と異なり、自然と人間とを対立させ、哲学の固有の領域を「人間」に見出した最初がソフィストたちであり、哲学の対象に関してはソクラテスの先駆者となる。が、その方法は全く対照的である。ソフィストは、真理よりも実用を、認識よりも説得を、対話よりも演説を好んだ。真理の基準になるのは理性や神ではなく、感覚であり人間である、万人に共通の絶対の真理など存在しない、真理は我々の主観に従うものである-とする。新しい自覚に目覚めつつ、実践においては時流に媚びた処世の知識を伝えようとする古い形態の教育を行った。語る内容が真理であることよりも、真理であると思わせるために美辞麗句を並べて長広告をふるう。

 ソフィストと対立するソクラテス-単なる我々の主観がそのまま真実ではない。主観は共同の研究を通じてやがて客観化されなければならない、ソフィスト達が教えると称する人間的な徳が、時空的な現実に制約されたものであり、普遍的な真の徳は現実の制約を超えて徳そのものの本質に迫らんとする探究の努力においてのみ得られる-ことを指摘した。先ず青年たちに現実を自覚させようとする。その方法は、ソフィストのように弁論という一方的な独語の形式で既成の真理をふりまわし、相手方を説得することに全てをかけるのではなく、対話の形式で相手方の議論を逐一吟味し、その中に含まれる矛盾や行き詰まりを自覚させ、より正しい道にそって自分で真理を発見させる。自ら「魂の助産術」と呼んだ。青年たちの心が分娩したものをあらゆる手段をもって吟味し、それが真実か偽りかを明らかにしていく方法である。ソクラテスの哲学の方法の出発点は「無知の知」の自覚である。自分はひとに教えるに足るほどの知識をもちあわせてはいない。自らも学ぶために、彼は青年達と語った。

 教育についてソクラテスは先ず「専門的技術的教育」と「一般的教養の教育」とを区別する。例えば彫刻家となる者が彫刻家に学ぶのは「専門的技術的教育」であり、自由な青年がそれらを学ぶのは「教養のため」である。ソフィストに学ぶのも教養に属する。そのうえで、ソフィストに対して疑問を投げかける。何ら専門の知識をもたずに徒らに教養の師と自称することは、知識の切り売りをする商人にすぎないのではないか、教養の知識は魂の養であり、自ら人間の徳と関係する、その徳に関係した知識を売り歩くにおいて、彼らは教養の師、徳の教師を任じているのではないか、もし彼らが「徳の教師」であり「善き人々を作る」ことに進んで責任を負うのなら、善き人々が作られるのは彼らの教えによってでなければならない、しかもその教えが知識の切り売り同然ならば、徳はそのような仕方で教えられるか、そのような仕方で教えられた徳を教養と呼べるのか-と。ソフィストのひとり、プロタゴラス-徳は生まれながらにあるのではなく、またひとりで生じてくるのでもなく、教えられるものであり得ようと心がける人にはそなわってくる。人々は幼少の子を教えさとし、教師の下では文字を習い詩を読みそこに含まれる教訓を学ばせ、次いで社会の中で法律を学ばせ従うよう強制する、教育は一生涯続けられているのである、また、教育の制約として素質とその学習とによって差異が生じるため、有徳の人の子が必ずしも有徳にはならない-理論的に説明するが、それは徳が教えられるのは「事実の問題」であることを出発点としている。徳が教えられるのか、教えられるものとしての徳はどのような構造をもっているかは、まだ問題として自覚されていない。事実としての「教育問題」をとりあげ、事実を吟味し遡って先ず問われた対象について「それは何か」と問わなければならない。そもそも「教えられる徳とは何か」ということを問題にしたのがソクラテスである。ソフィスたちが徳の教師を職業として自認するならば、彼らは先ずその教える徳の善悪、あるいはさらに遡ってその徳の本質を知らなければならない、教師にとって真に必要なのは豊富な知識と巧みな表現とのみではなく、むしろ巧みな表現の陰に言葉の虚偽を見破り、批判的精神にまで人々を導き、真理を愛する開かれた魂を形成し得る能力でなければならない、また、生徒にとって真に必要なのは素質と学習のみではなく、先ず考えることによって真の権威を獲得することの練習でなければならない。ソクラテスの教師としてのあり方は、教師としての公示を掲げることなく、むしろ徳の探究者だった。事実を自覚させ、問答を通じて徳の認識へと導いていく。徳を考えしめ徳を捕へしめることが教養の教育ならば、それは先ず私的な「交わり」に基づかなければならない、徳育は本来「公示された職業」の下になさるべきものではなく、より本質的には友愛の中に生ずるのである。これが教師ソクラテスの自覚であったにちがいない。

 ソクラテスとソフィストの教師としてのあり方の相違は、現代に至っても変わることのない教える者としてのあり方の類型的な違いかもしれない。徳を教養の知識としてとらえたことについては、十分に議論の余地があるかと思うけれど、自らもまた学ぶ者として、押しつけるのではなく教えられた者たちと同じ目線の高さから考えようとした、考えることへ導いていこうとしたソクラテスの姿勢は、教師としての理想像といえるだろう。特定の場所と時間とを設定して、事柄の説明をし知識として与え、受ける側はそれを吸収していくだけが教育ではない。それよりも、生活の中におけるひとつひとつの出来事の底に流れる、人として忘れてはならないものを見い出してゆく、自らのあり方を、考える力を身につけていくことかもしれない。青年たちがソクラテスから学んだのは、その姿勢そのものではなかったか、教える者としてある立場の者もまた未熟であり、人としてより良く生きんがための真のものを求めていくことを忘れてはならない。教える者と教えられる者との立場の違いを超えてあるのは、より良くいきようとする心であり、互いを結ぶのは理解したいという心であり愛ではないか、学校という場を離れて10年が過ぎた今振り返ってみて思う。」


「2.哲学と教育学の関係-

 教育を哲学することが教育である。が、それは必ずしも「教育哲学」であるとは考えられない。教育哲学は、教育と哲学との何らかの結合である。両者は、その本質に従って関係すべくして関係しなければならない。

 先ず哲学とは何か。哲学は、本来、フィロソフィアー知識への自然の親しみ、ということである。この意味での哲学者と呼べる人々が現れたのは17世紀初めだった。ガリレオ、パスカル、ニュートン等、人間理性の開放を試みた人々によって、哲学の領域において開かれた諸問題は、その後素晴らしい勢いで、その特殊な領域を展開し、一人の人間がこれを自分の哲学の中に領することが極めて困難になる。その母胎から、特殊な部門としての力学・天文学・物理学などが脱落していく。ガリレオ等は、すぐれた哲学者であると同時にすぐれた科学者であった。が時代が下るにつれて科学者が科学と関係する領域がせまくなってきた。哲学がふみこんだあらゆる領域、あらゆる問題は、明瞭な解答を与えられるや否や、すでに諸科学の名の下に組織立てられた哲学から独立し、残された人々が十分にこたえられない未解決の問題のみが、哲学の領域となり、それらに関する統括的な名称となった。しかも、依然として科学を含んでいなければならない。科学を一応理解していなければ自己の問題を取り扱えない。が、最近数十年間に科学は目ざましい発達をとげ、哲学が理解することはできない。現代の科学は、科学の解決し得ない問題を取り扱いつつ、科学と直接関係のない人生の諸問題の解決に限られてくる。包括的な意味ではなく、諸々のそれぞれの対象領域において、独自の愛智を続けていこうとしている。しかもなお、諸対象領域において研究がまだ決定的な結論に到達していない特殊な領域を自己の対象として愛智の営みを続けようとしている。

 教育は、我々にとって極めて親しい経験を表わすものとして、ひとつの学の対象領域を示す。教育哲学は、教育現象を自己の対象として、これに関係する知識を愛し、その叡智の営みを続けるところに成立する、教育の哲学であり、しかも教育を哲学することである。あるいは、その成果としての知識の体系である。従って、教育現象を対象として、その現象が何であるかに答えようとうる教育学と殆ど区別できない、教育学もまた教育への愛智、即ち教育の哲学を意味する。」

参考文献
・『ギリシアの古典』藤井義夫(中公新書)
・『教育学入門』村井実(講談社学術文庫)


評価はB、講師評は残念ながら達筆すぎて判読できず。


「ワクチンは感染予防効果期待できない」

2022年08月23日 20時55分05秒 | 気になるニュースあれこれ
「ワクチンは感染予防効果期待できない」第29回分科会 鈴木基(国立感染研究所)委員と森内浩幸(長崎大小児科教授)

みやざわクリニックチャンネルより、

https://www.youtube.com/watch?v=22KL8xXzCJU

おかしいですよ いま 日本は

2022年08月23日 15時00分33秒 | 気になるニュースあれこれ
「俺 コロナになっちゃたけどね 
 たいしたことないんですよ

 おかしいですよ いま 日本は
 本当におかしい

 騙されるんじゃねえぞ」

 長渕剛


https://www.instagram.com/p/Chjm5i4prNE/より、

ワクチン後遺症 ファイザー社の有害事象報告書と国内の症例報告

2022年08月23日 00時58分58秒 | 気になるニュースあれこれ
2022年8月22日サンテレビニュース、
https://www.youtube.com/watch?app=desktop&v=azNMj74QZeM

Yahooニュースにもなりました。

https://news.yahoo.co.jp/articles/123d4b0a5915fea38c2519890635c206bfb6a6fd?page=1

「副反応疑い報告制度で、医療機関や製造販売業者から新型コロナワクチン接種後の死亡疑い事例として報告されたのは、7月10日までに1780人。しかし、ワクチンと死亡との因果関係が認められた事例は1件もありません。

7月25日、厚生労働省の疾病・障害認定審査会(感染症・予防接種審査分科会)は、急性アレルギー反応と急性心筋梗塞を発症した90代の女性の「死亡一時金と葬祭料」の請求を認めました。初めて死亡一時金が認められたケースですが、健康被害救済制度は、厳密な医学的な因果関係を必要とせず、否定できない場合など幅広く認定の対象としています。そのため、因果関係を評価するのは副反応疑い報告制度であり、1件も認められていません。

-どのような副反応疑いが報告されているのでしょうか?

接種後の死亡事例として報告されたのは、7月10日までに1780人です。すべてが関係あるわけではありませんが、まだ因果関係が認められた事例はありません。重篤な副反応疑いは、医療機関からは7585件、製造販売業者からは2万3436件で、両者をまとめたデータはありません。一部、重篤ではないケースも含まれています。この表に書かれていないのがワクチンを打った後に後遺症のような遷延する症状(長期的な症状)を訴えている「ワクチン後遺症」患者です。国の実態調査が不十分なワクチン後遺症とは?

-認めてもらえないことが1番つらい なかったことにしようとしている

7月16日に尼崎市で行われたワクチン後遺症患者会。接種後に後遺症のような症状を訴える患者や家族ら約120人が集まりました。これまで多くのワクチン後遺症患者を診察してきた尼崎市の長尾和宏医師が、同じ悩みを抱える人たちが語り合える場を提供しようと会を企画しました。

名古屋市在住 47歳女性
「しびれはそのまままだずっとありますし、歩行困難が1番困っていることですね」

2021年7月にモデルナの1回目のワクチンを打った名古屋市の女性。10日後から手足のしびれや倦怠感が現れ、14日後、歩行困難や息苦しさで救急搬送されました。医師から末梢神経の障害ギラン・バレー症候群と診断され、約5カ月間入院。現在も歩行が困難な状態です。

名古屋市在住 47歳女性
「まず認めてもらえないことが1番つらいな。なかったことにしようとしているのが1番つらいことです。仕事もできなくなったりしているので、苦しんでいる人に気づいてほしいというのが1番ですね」

-ギラン・バレー症候群 「重要な基本的注意」としてワクチンの添付文書に

ギラン・バレー症候群は、製造販売業者から副反応疑いとして5月15日までに211件報告されています。統計学では、ワクチンを打っていない人との差が認められないものの、専門家が「ワクチンとの因果関係が否定できない」とした事例が15件ありました。厚労省は、6月10日、「重要な基本的注意」として、症状が現れた場合はただちに医師に相談するようあらかじめ説明することをファイザーとモデルナのワクチンの添付文書に記しました。

-医学部生 自分と同じような体験をしている人がどれくらいいるのか?

九州大学の医学部生 20歳男性
「夜寝ている時に心臓の苦しさで目が覚めて息ができない症状で救急車で搬送されました」

2021年10月、2回目のファイザーのワクチンを打った20歳の男性。接種5日後に胸の痛みで救急搬送され、医師から心膜炎と診断されました。男性は、九州大学の医学部生で、後遺症を訴える患者の聞き取り調査をするため、医学部生の仲間5人と患者会を訪れました。

九州大学の医学部生 20歳男性
「自分と同じような体験をしている人がどれくらいいるのかや人の意見をいろいろ聞きたいなと思ってきょうは来ました」

-心筋炎・心膜炎は「重大な副反応」と添付文書に明記

製造販売業者からの心筋炎と心膜炎の疑い報告は、それぞれ801件と273件で若い男性が多いのが特徴です。7月10日時点で、専門家によって123件が心筋炎、53件が心膜炎であったと評価されています。厚労省は、ワクチン接種のメリットの方が上回るとしていますが、ファイザーとモデルナのワクチンの添付文書に「重大な副反応」と明記し注意を呼び掛けています。

九州大学の医学部生 20歳男性
「医師は、ほぼほぼワクチンの後遺症(副反応)だろうという感じだった。ちゃんと上の方に報告すると先生がおっしゃっていたので。僕の先生の場合は、正義感を持った先生だったのかなと思います」


-19歳女性 情報を開示して苦しんでいる人の救済をしてほしい

神戸市の19歳の女性。2021年9月、ファイザーの2回目のワクチンを接種した翌日から約4カ月間、37度台後半から38度台の熱が続きました。

19歳女性
「発熱と頭痛と吐き気、呼吸がしづらいというのがありました」

女性の母
「毎日毎日熱が続いてきたら2カ月くらいからは衰弱しきっているかなという状態で」

現在も頭痛や微熱など体調不良が続いていて、兵庫県内の医療機関と大学病院に通院しています。5カ所の病院のすべてのカルテを集めて、5月末に国に対して健康被害救済制度の医療費・医療手当を申請しました。

19歳女性
「もっと情報を開示してほしいのもあるし、苦しんでいる人に対してもっと救済をしてほしいなと思います」

-ファイザーの機密文書 1291種類の有害事象分析

ワクチンを接種した後、因果関係を問わず、健康上好ましくない症状や病気を有害事象。このうちワクチンが原因と認められたものを副反応と呼びます。2022年3月、医師や弁護士などによる非営利組織PHMPT(Public Health and Medical Professionals for Transparency)のホームページで、ファイザー社の機密資料が公開されました。資料に記されているコンフィデンシャルとは日本語で非公開の「機密」を表す意味です。ファイザー社がFDA・アメリカ食品医薬品局に提出した資料で、1291種類のワクチン接種後の有害事象分析が記されていました。

-厚労省も把握した有害事象報告書

4月26日 参議院厚生労働委員会
川田龍平 参議院議員(立憲民主党)
「これだけの症状に関するデータが存在したにもかかわらずファイザー社からの報告はなかったのでしょうか?いつ厚生労働省はこのデータの存在を知ったのでしょうか?」

鎌田光明 厚生労働省(当時)医薬・生活衛生局長
「テキサス州の裁判でFDA(アメリカアメリカ食品医薬品局)が開示したデータというのは先生ご指摘の同じころに我々もニュースなど先生のご指摘を踏まえて調べた結果でございますが、把握いたしました」

-3カ月間で1223人の死亡報告 4万2086件の有害事象報告

厚労省が把握したのは、2021年2月28日までの3カ月間の有害事象報告についてです。安全性に関しては新しい懸念はないとする一方で、日本国外で1223人の接種後の死亡報告。特に注視すべき項目として心臓や脳などのさまざまな臓器、神経など、1291種類もの有害事象分析が記されていました。

鎌田光明 (当時)医薬・生活衛生局長
「ファイザー社によれば公開されている資料と我々の方に報告した資料がどこまで重複しているか不明というところでございました」

-インターネット上で拡散

PHMPTが公開した裁判資料によりますと、FDAに情報開示請求の裁判を起こし、2022年1月、アメリカのテキサス州の裁判所は、ファイザー社の資料を開示するよう命じました。

-専門家の会議に諮ってから国民に情報を発信

川田龍平 参議院議員
「データについて知ったのは私の質問で知ったということですが、その一部はしっかり受け取っていたということでよろしいということですね。それ公開はされたんでしょうか?」

鎌田光明(当時)医薬・生活衛生局長
「得られた情報をそのまま出しているわけではない。国内の副反応の状況、そして国外の安全性に関する情報も含めて評価して専門家の会議に諮りその上でその結果について国民のみなさまに情報を発信したいと考えているところでございます」

川田龍平 参議院議員
「そこでなぜ専門家を間にかませるんですかね。データをちゃんと出してくださいよ。公開して。大本営発表になってしまっている」

-1291種類の中にはさまざまな臓器の自己免疫疾患

白血病や悪性腫瘍の研究・治療を専門とする名古屋大学名誉教授の小島勢二医師。ファイザーの報告書の有害事象リストに血液、消化器、脳神経、循環器、腎臓などさまざまな臓器の自己免疫疾患が記されていたことに懸念を示しています。

-小島医師「3カ月間で約4万2000件の有害事象と1223人の死亡報告 これは極めて気になること」

名古屋大学名誉教授 小島勢二医師
「この3カ月間にどんな自己免疫疾患が報告されたかというと、これを見ても30種類以上。いろんな病気が書かれているんですね。血液のだけではなくて神経の病気だとか、あるいは甲状腺の病気だとか、いろんなものがこれだけのものが実は報告されていると。それも初期の3カ月間にということなんですね」

-ファイザーの有害事象報告書と同様の症例 国内の副反応疑い報告でも

名古屋大学名誉教授 小島勢二医師
「もうかなり報告されているんですね。ギラン・バレー症候群が222人。血小板減少性紫斑病が144例だとか」

【7月8日開催:第81回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第6回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会資料より 副反応疑い報告について小島医師まとめ】

【神経疾患】
ギラン・バレー症候群 222件 急性散在性脳脊髄炎   71件

【血液疾患】
血小板減少性紫斑病  144件 自己免疫性溶血性貧血  11件 抗リン脂質抗体症候群  10件 
後天性血友病      5件

【消化器疾患】
自己免疫性肝炎     21件 自己免疫性膵炎     2件

【その他】
全身性エリテマトーデス 21件 抗好中球細胞質抗体陽性血管炎 14件

-日本の医学界でも

名古屋大学名誉教授 小島勢二医師
「去年の終わり、ことしくらいから結構コロナワクチンと関連したこういった自己免疫疾患の報告が学会で報告されているのが目立つんですね。これはたまたま血栓止血学会。見るとここに5題くらい出ていると。血小板第13因子というのは凝固因子ですね。それに対してワクチンを接種した後、自己抗体ができてしまってそのために亡くなってしまったと」

日本の医学会では、自己免疫疾患以外にも新型コロナワクチン接種後の症例報告や副反応に関する発表が相次ぐ事態になっています。その数はこの半年でのべ約150件(題)。8割の国民が2回目の接種を完了し、6割の国民が3回目の接種を終えました。国は被害を訴える声に向き合い、因果関係について実態調査に取り組む責任があるのではないでしょうか?

-ファイザー社の有害事象報告書について

サンテレビはファイザー社に対して3つの質問をしました。
①PHMPTのウエブサイトの有害事象報告は本物か?
②日本政府に対して報告は?いつ?
③テキサス州の裁判所がFDAに情報開示命令を出した?

ファイザー社の回答です。
「FDA(米国食品医薬品局)が接種開始後の実際の臨床での有害事象レポートに関する資料を公に発表したという事実はございません。なお、弊社が米国での製造販売承認申請時にFDAに提出した資料の一部が第三者のWebサイトで公表されているとの情報がございますが、第三者のWebサイトであるため、大変恐れ入りますが、弊社からお伝えできることはなく、また、提供できる資料もございません」
とコメントしています。」

日比谷が止まってしまいました

2022年08月22日 14時58分09秒 | ミュージカル・舞台・映画
日生劇場、

「日生劇場ファミリーフェスティヴァル 2022 NHKみんなのうたミュージカル『リトル・ゾンビガール』につきまして、出演者の体調不良のため、昨日の公演を中止とさせていただきましたが、その後、複数名の公演関係者に新型コロナウイルス感染症の陽性反応が確認されたことから、大変残念ながら、8月 28日(日)の日生劇場公演千穐楽までの公演を中止とさせていただきます。

ご来場を楽しみにされていたお客様には、大変なご迷惑をお掛けすることとなり、誠に申し訳ございません。心よりお詫び申し上げます。

<中止となる公演>
8月 21日(日) 10:30 開演の部 / 15:00 開演の部
8月 23日(火) 14:00 開演の部
8月 24日(水) 10:30 開演の部
8月 25日(木) 14:00 開演の部
8月 27日(土) 10:30 開演の部 / 15:00 開演の部
8月 28日(日) 10:30 開演の部 / 15:00 開演の部」

https://www.nissaytheatre.or.jp/news/lzg22news0822/


帝国劇場、

「ミュージカル『ミス・サイゴン』につきましては、公演関係者に新型コロナウイルス感染症の陽性反応が確認されたことから、8月22日(月)13:00公演をやむを得ず、中止とさせていただきます。
ご来場を楽しみにされていたお客様には、大変なご迷惑をお掛けいたしまして、誠に申し訳ございません。心より深くお詫び申し上げます。

<中止となる公演>
・8月22日(月) 13:00開演の部

上記公演回の入場券につきましては、払戻しをさせていただきます。
払戻し方法につきましては、決定次第Twitterおよび東宝演劇ホームページにてご案内申し上げます。 また8月23日(火)以降の公演に関しましては、医療専門家からの監修も得て、再開について協議を行った上で、8月22日(月)20時までに改めてご案内申し上げます。
なお状況により上演予定、および出演者に変更がある場合もございますので、何卒ご了承賜りますようお願い申し上げます。」

https://www.tohostage.com/cancel2022_13/


東京宝塚劇場、

「宝塚歌劇では、感染予防対策の一環として、公演関係者全員の検温や体調確認を毎日実施するとともに、定期的なPCR検査を自主的に実施しておりますが、花組 東京宝塚劇場公演『巡礼の年〜リスト・フェレンツ、魂の彷徨〜』『Fashionable Empire』の公演関係者から、新型コロナウイルスの陽性が確認されました。そのため、 8月20日(土)の公演を急遽中止させていただきましたが、引き続き、 8月26日(金)までの公演につきましても中止させていただきます。
ご観劇を心待ちにしておられたお客様には大変申し訳なく、深くお詫び申し上げます。

【中止対象公演】
花組 東京宝塚劇場公演
ミュージカル『巡礼の年〜リスト・フェレンツ、魂の彷徨〜』
ショー グルーヴ『Fashionable Empire』
8月20日(土)~8月26日(金)の公演を中止させていただきます。」

https://kageki.hankyu.co.jp/news/20220820_1.html



 当日、開演の1時間前、2時間前の中止決定は、キャストのみなさまも、楽屋でお化粧をしようとしていたタイミングで知らされたのでしょう。花組の生徒さんたちが劇場から帰っていく姿が帝国ホテルの喫茶室からみえたというツィートをみかけました。非常につらいです、言葉をなくしています。舞台ファンには、PCR検査陽性=コロナ感染、マスクに感染予防効果がある、ワクチンを打てば感染しないと信じている方もまだたくさんいらっしゃるみたいなので書きづらいですが、わたしは舞台がいつまでもコロナ特別扱いをやめない国の犠牲になっていると思います。

 コロナ禍初期、自称コロナ専門家?やコロナ茶番劇をの立役者となった医者たちによって植え付けられたコロナ怖い怖いであらわになった社会の分断と対立は、ワクチンの登場でさらに深まりました。周囲への思いやりだとか、感染予防?重症化予防?とかいって、若者に種類を選ばず速やかにに3回目を打て打てと宣伝してきた方が、本当かどうか疑わしいという声もありますが4回目打って、夏休みで遊びまくったあげくに陽性反応、もうとんちんかんの支離滅裂すぎてわけわかりません。このあとさらにワクチンをとか言い出して、終わりのないコロナ特別扱いの闇は続いていくことになるのでしょうか。

 宝塚は26日に予定していた花組の新人公演をなんとか死守しようとしているのだと思いますが、初日遅れて開幕してからのまた中止。みなさまのモチベーションが続いていくのか心配です。宝塚や東宝、大きな組織はまだ持ちこたえることができるのかもしれませんが、この状況がこれ以上続いていったら、舞台、演劇全体の衰退にもつながっていくでしょう。ワクの副作用による体調不良の方がいなければいいのですが、公演再開を信じて祈るしかありません。

 シャンテや周辺の飲食店、夕方からは仕事帰りの方々が入ると思いますが、昼間は観劇前後にお金を落とす人がいなければガラ空きでしょう。全部止まるのは影響が大きすぎます。感染予防対策と称するものをやればやるほど感染者≒陽性者が爆発している日本、状況がよくなっていくどころか悪くなる一方でなんだか泥沼、いよいよもう本当に終末期でしょうか・・・。

 『ミス・サイゴン』昨日の帝国劇場夜公演で上演1500回を達成したそうです。市村正親さんエンジニアは通算870回とのこと、卒業を宣言したもののすぐに戻りたくなってしまい戻っていらっしゃいました。歌の力を信じています。歴史がつながっていきますように・・・。


「Miss Saigon 日本初演30周年&累計上演回数1,500回達成記念カーテンコール!」
https://www.youtube.com/watch?v=OdiYOeFIpPg


 絶望的な状況の中で劇場は夢と希望を届けてくれるかけがえのない場所。まだどこかに夢と希望があると思える場所。舞台は今まで信じてきたものの多くが幻だとわかった中で唯一信じられるもの。
















シアタークリエは24日の『ダディー・ロング・レッグズ』開幕待ち。
無事に開幕できますように・・・。