たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

タカラヅカスペシャル2017_思い出し日記

2017年12月24日 22時06分23秒 | 宝塚
 忘れないうちに断片的に思い出し。気がつけば楽しい時間はあっという間に終わっていました。

レビュー誕生90周年記念ということでパリ・フランスにちなんだ歌が続いて、フランスへの旅をふっと思い出しました。モンマルトルの丘は素敵だけれど、途中が危ないので一人は辞めた方がいいって言われていきませんでした。ルーヴル美術館近くの公園をふらふらしていたらいかにも怪しげな男性が片言の日本語で声かけてくるし、英語できないの見透かされてタクシー代ぼったくられたし、スリにご注意と添乗員さんと現地ガイドさんにものすごく言われました。ヨーロッパもなかなかに危険。まだ海外旅行なんて夢のまた夢だった頃に誕生した名曲の数々には日本人のフランスへの、パリへの憧れが込められているのかなと思ったりしながら聴いていました。耳に馴染んだ曲が多くって、歌い継がれている伝統を感じました。

 最初のトークで、パリに行ったことがある人?って理事が言ったとき、珠城りょうさんだけ行ったことがないのかな。フランスを舞台にした作品をこんなに月組はやっているのにみたいな。行ったことがないとは言わず、パリはこんなふうだと聞いたことがあります的な話をしていた珠城さん、すごく可愛かったです。今度6人でパリに行きましょう、その間誰が大劇場と東京宝塚劇場で公演するの?いちばん下級生の珠城さんが残りましょうみたいな会話が理事を中心にして続いて、いじられ役の珠城さんでした。明日海りおさんはトップバッターで花組が登場するので途中抜け、わたしも一緒に連れて行ってくださいねと素で後ろ髪ひかれている感じでした。

 二部だったかな、真風涼帆さんがすごく色気のある声で歌い始めたのにびっくりしていたら、越路吹雪さんの「愛の賛歌」でした。濃かったです、色っぽかったです。男役さんのキーのままだったのかな。声が歌の雰囲気にすごく合っていて突出した雰囲気でした。あの声で歌われるとくらくらなりました。

 宙組コーナーで芹香斗亜さんが歌ったの花組の『Sante!!』からの曲は、水美舞斗さんが本公演で歌った曲だったみたいです。間違えました。知っているはずの曲なのに宝塚ふうに素敵にアレンジされているので原曲がわからずです。なさけない。ネットでもう少し調べてみることにしましょう。

 二部のお客様とお芝居をするコーナー、トートをやることになった望海風斗さん、「死ねばいい!それだけ??」、明日海さん「5パターンぐらいしかないので、いいチョイスだよ思い出すよ」から望海さん、明日海さんをみて「トート経験者ですね」「やりましたねえ」と二人で顔をみあわせてゆるゆるふわふわ。終わってからの望海さん、「気持ちよかった~」って。
シシィをやりたいから珠城さんの肩幅の話から『All foe One』の壁ドンの話が出ていました。「肩幅的に無理だという望海さんの心の声が聞こえました」とここでもいじられ役の珠城さん、(来年の芝居コーナーで壁ドンやるときは)「こわれない壁を用意しておきますから」と望海さん。トップさんたちの素の可愛らしい表情を垣間見ることのできた楽しいひとときでした。 

 明日海さん、雪組の白雪号みたいな名前を花組にもつけたくって、昨夜一生懸命考えましたと。それで?と期待する望海さんに、「なにも思い浮かびませんでした。」「野口先生が考えてくれたの、野口先生がきっとなにかつけてくれるよ」みたいな、だいもんとさゆみさんの会話ありました。二人とも可愛かったあ。

 花組コーナーで、『Sante!!』のテーマソングを歌ってくれたのも嬉しかった。『Exciter』のテーマソングを瀬戸かずやさんと水美さんが歌ってくれたのも嬉しかったです。瀬戸さんすごくかっこよかった。この2作品と『ハンナのお花屋さん』を観劇できたの奇跡。心の宝物。月組の『All for One』も観劇できて宝塚に助けられながら生き延びてきた激動の一年だったとしみじみ思いました。

 宝塚少女歌劇がスタートしたのは第一次世界大戦が勃発した年、近代日本の歴史と共に歩む宝塚、大きな羽根を背負うトップスターさんは伝統を受け継いでいくという大きな責任を背負っているということなんですね。朝夏さんが最後の挨拶で言われたように、「この唯一無二の世界が永遠に続いて行き舞うように」という気持ちです。


 これからライブビューイングですが今年の観劇納め。去年は蘭ちゃんの『クロスハート』が観劇納めでした。色々とあった一年を振り返りつつもう少しふんばれ、わたし・・・。
 

(追記)

 星組の東京宝塚劇場千穐楽ライブビューイング。あったかくていい舞台でした。気がつけばやっぱりあっという間に終わっていました。ショーで紅ゆずるさんが、トナカイじゃなくてシカ?のかぶりものをしながらセマニフィークを歌ってくれて、礼真琴さんはガチで笑いをこらえているし、お隣で娘役トップさんも髪にさりげなくクリスマスの飾り物をつけてニコニコ、ニコニコしているのがすごく可愛くって、クリスマスはもうこれで十分堪能しました。あといろいろ書きたいですが、時間切れ、ネットの容量切れとなってきました。映画館で鼻水でてきたので葛根湯を購入して飲みました。足腰は痛いままですが心のメンテナンスができた3日間はあっという間に過ぎてしまいました。明日から4日間、今年最後の力を振り絞って出勤。心のエネルギーチャージで、ちっそくしそうな日々をなんとか無事に乗り切れますように・・・。

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