たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

望海風斗のサウンド・イマジン

2022年08月30日 12時51分11秒 | ミュージカル・舞台・映画
 下書き保存のまま時間が過ぎてしまいました。時差投稿。

 8月9日(火)に放送された望海風斗のサウンド・イマジン。ゲストは『ガイズ&ドールズ』で共演した井上芳雄さんでした。放送から一週間フリーで視聴できる配信が終了しました。声だけというのがなんとも心地よくて何度かリピートしました。最後の、みりおちゃん(明日海りおさん)とまとめて大変お世話になった芳雄さんへのお礼の曲が花組『エリザベート』の「ミルク」は何度きいて笑えました。人と会うことも話すことも笑うこともないので、クスっと笑えるひととき、ありがとうございました。記憶できている範囲でざっくりと覚え書き。

 女優になったので、だいもんという愛称で呼ばれるのは抵抗があるけれど芳雄さんはOK。退団して女優になってどう?と芳雄さんにきかれただいもん、宝塚を退団して女性を演じるようになって、男役の駆け出しのころのような気持ち。まだまだやることがあるなと。

 芳雄さんの曲の紹介は『ミス・サイゴン』より「神よ、何故?」。だいもんは初めて『ミス・サイゴン』を観劇した時、スタンディングオベーションになっても衝撃が大きくて立ち上がることができなかったと。

 だいもんが思う、芳雄さんの歌のすごいところ。歌詞がクリアで聴き取りやすい、音圧が自由自在で聴く人を捉えて離さない、パッションがある、優しさ・強さ・深さなどが共存している。

 2016年に芳雄さんがディズニーソングを歌うコンサートで共演した二人。宝塚の男役としてだいもんが出演したこと、今となっては信じられないような出来事、よく実現したと芳雄さん。だいもんはとんでもない場違いなところに来てしまったと当時思ったと。

 (『井上芳雄シングス、ディズニー~ドリーム・ゴーズ・オン』東京は浦井健治さん、大阪は望海風斗さん、福岡は濱田めぐみさん、名古屋は田代万里生さんがゲスト出演しました)。

 貴重な芳雄さんの開演前の音出しチェックの音声。芳雄さんは本番の前ほとんど発生練習をしない。『ガイズ&ドールズ』で芳雄さんが発声練習しているところを誰もみたことがないとだいもん。ほとんどやらないので当たり前と芳雄さん。稽古場に行くときは自分で車を運転していくので車の中ではやっていると。だいもんは本番前30分ぐらい発声練習をする。やらないと落ち着かない。声の調子を確認するために感情を入れないで歌うと。貴重なアデレイドちゃんの、感情が入っていない「結婚指輪を待ち続けて人は風邪こじらせる~♪」をきかせてくれました。本番になったら忘れると。

 先日芳雄さんのラジオ番組にシャンソン歌手のクミコさんが出演されましたが、芳雄さんはクミコさんを尊敬していてクミコさんのように歌えるようになりたいと思っていると。

 NHKの番組の司会で全く違う分野の方々と一緒になるとすごく勉強になると芳雄さん。出会いを拡げていく芳雄さんはすごい。気持ちはあるけれどなかなかできなとだいもん。

 たっぷり50分、そのまま記憶することはできず、印象的だったところをざっくりと。お二人ともほんとうにいい声。だいもんの退団後初のコンサートにゲストで出演して、だいもんを守ると言ってくれたり、まさに89期の兄のような存在の芳雄さんですが、妹が同期であることを抜きに、根底には舞台人としてのリスペクトがあるのかなと思います。慣れている芳雄さんの方が舵をとる場面もあったり、楽しくたっぷりの50分でした。また共演の機会も期待したいところです。
 


 10月のだいもんのコンサート、キャスト先行抽選で申し込んだらまさかの当選、地下鉄を降りてすぐの場所で行きやすいし、これが最後になる可能性もあります。ほとんど3階席しか入ったことのない東京国際フォーラムホールC、一階席はこれが最後でしょう。だいもんに会えるのが最後になる可能性もあります。まだ歩けるはず、ヅカローもあるし、痛み止め一錠でまだ歩ける、きっと。死ぬわけにはいかん。

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