たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

宙組『アナスタシア』大劇場公演千穐楽まで一週間

2020年12月07日 21時33分56秒 | 日記
 今日もなんとか無事に生き延びました。一週間後は宝塚大劇場で上演中の宙組『アナスタシア』が千穐楽を迎えます。ライブビューイング、ぴあの先行抽選でいつもの映画館に申し込んで当選しました。ライブ配信の方が体は楽ですが大きなスクリーンの非日常の空間で集中してみたいなあと思います。不安が続く中、今日も公演は無事に終わったようです。あと一週間、まかまどきき、最強のトライアングルの本拠地見納め、このまま無事に公演が続き千穐楽まで辿り着くことをただただ祈るばかりです。自分も無事に生き延びて映画館に辿り着きたいです。一週間後は久しぶりの有給休暇取得予定。

 その前に今週5日間フル稼働、眠剤のんでも眠れず睡眠障害との闘い、5日間は長い、ほんとに長いです。『アナスタシア』までカウントダウンしながら過ごします。苦しい時は一分一秒長くて、楽しい時はあっという間なんですけどね、その楽しい時間のためにある一週間、バスと電車に乗って一時間あまりかけて辿り着くだけでも朝はきついので、『アナスタシア』のことだけを考えて生き延びていきます。明日は行けても明後日は行けないかもしれません。それでもここまでやってきたのでいいかなっていう気持ちで一日一日。二週間後は11月分のお給料が入る日ですが少ないところから社会保険料と所得税、どっさり天引きされてしまうのでほんとに残りません。だから考えない、考えてもどんよりしかないので考えない。脳みそにアナスタシア、アナスタシアとだけ。

 東急シアターオーブのみの上演だった『プロデューサーズ』、昨日無事千穐楽まで辿り着きましたね。井上芳雄さん、9日-10日と博多座でアッキー(中川晃教さん)と『僕らこそ音楽(ミュージック)』の公演だそうな、どんだけ忙しいのか、すごい、ほんとにすごい。どれほどハードでもクオリティが高い。ハードですが芳雄さんが毎日どこかの稽古場、どこかの舞台に立ち続けている限り日本の演劇界は大丈夫という安心感。帝国劇場の時のように、さすがに小池修一郎先生は登場しないかな。みりおちゃん主演の『ポーの一族』の稽古始まってますからね。

 先のことがほんとにわからなくなってきました。現実逃避ばっかりですが、現実逃避の時間がないと心がもたない。明日のことは誰にもわからないので、この世を旅立つ時後悔のないように許されるかぎりにおいてチケット申し込みます。雪組の大劇場公演なんて当選するはずないですけど友の会の先行抽選にエントリーしてみました。


「演劇はしぶとい芸術」

2020年12月07日 08時13分53秒 | ミュージカル・舞台・映画
2020年12月6日スポーツ報知より、
劇団四季、1103公演中止、売り上げ85億円消滅も「演劇はしぶとい芸術」吉田智誉樹社長インタビュー
https://hochi.news/articles/20201205-OHT1T50301.html?utm_source=dlvr.it&utm_medium=twitter

「演劇にはニューノーマルなものはない」という。演劇の感動の源は、人が同じ場所に集まる同時性と、同じことが二度と繰り返されない一回性にある。その魅力を感染のリスクなしで代替できるものは今のところない。「リスクのあることをやりながら劇場に人を集めることをしていかないといけない」。そんな今だから、全国の舞台人に対して同志という思いが芽生える。「みんな一緒に戦ってると思います。宝塚の人も、小劇場の人も。思ってくれてるんじゃないかな。共にやり続けなければいけないってことを」

 電車の中の電子広告で、『オペラ座の怪人』上演中、最善を尽くしてお迎えしますという劇団四季からのメッセージをみかけます。久しぶりに観劇しようかという気持ちにさせてくれる広告です。こんな時だからこそ舞台は必要。大阪がすごく気になります、集客がきびしところあるようですが、宝塚も東西共に今日も幕があがりました。東宝もホリプロも今歩みをとめるわけにはいかない。それぞれ生き抜いてきた歴史を背負いながら必死に戦っています、お仲間。

 舞台は心の糧、どの舞台も無事に公演が続いていくことを祈るばかりです。