たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

今日もバスにのりました

2020年12月03日 21時23分37秒 | 日記
 長くけわしい12月、木曜日、自分でも信じられませんが、今日の朝も6時に起き上がってバスに乗りました。えらい、えらいよ、ほんとにえらい。自分を食わせていかなければならないという一念のみ。帰りがけに「いやなんでしょね」とか言われてしまっているのが聞こえてしまいました、わたしのことかしらね、たぶん。そうであってもなくてもどっちでも、どうでもいいです。わたしだけでなく、たぶんわたしの前に3カ月いた人も、やり手がなかなかいないというのに、せっかくささやかな志と希望を抱いて飛び込んできた新参者をつぶすような環境、残念すぎて自分にかけてあげる言葉がありません。根っこはやしながら明日辞めてもいいとか豪語しているオバチャンのグチ、不満、噂話、スーパーおしゃべりを朝からずっと聞かされて、おはらしてもらったほうがいいとかなんとかという会話が目の前で交わされているのをみせられたら、なんかとんでもないところにきてしまったのかしらと不安になります、働きやすい環境だから続けたいとは思えないの、至極当然。もはやわたし個人の責任に帰するところではないです。それでも契約してしまった分はと自分を奮い立たせてバスに乗りました。行きたくない、ほんとに行きたくない、それでも自分を食わせていくために・・・。

 ふと10年以上就労した大会社で働き始めた頃のことを思い出しました。7月半ばに働き始めて、その年の暮れの忘年会でだったと思いますが、若い社員に「早く辞めた方がいいですよ」と言われて、そんなへんなところにきてしまったのかしらと不安を抱きながら、でもじごくのような引き継ぎが終わるとその頃はまだ楽しかったので辞めようとは思いませんでした。そうアドバイスをくれた東大卒の優秀な若いその社員は入社して何年目だったかな、会社を去りました。その後仕事関係でその方が会社に顔を出したとき、まだいたんですかって言われました。わたしが使い捨て同然の扱いを受けたのはそれからほどなくしてからのことだったでしょうか。優秀な若いその方のアドバイスをちゃんときいておけばよかったのかどうか、むずかしいですね、10年をこえて同じところにいてもよくないし、変わるのもよくない、どっちもよくない、むずかしいです、ほんとに・・・。

 明日、やっと金曜日、来週も休めないですがそんなことは今考えない、ひたすら目指すのは宙組『アナスタシア』宝塚大劇場千穐楽ライブビューイング、劇場はコロナで3週間前よりひっそりしているとか。心がいたい。即完売になるはずの東京宝塚劇場の月組公演も集客はきびしいようです、それでも公演は続いています。今どの劇場も歩みをとめるわけにはいきません。行きたくても勤務先から止められているという方もいらっしゃるようだし、応援の声は届いているはず。今日も幕が上がっている、劇場に灯りがともっているということそのものが、たまきち(珠城りょうさん)の言うように、わたしたちにとって希望であり光です。だから消えないでほしい。2月21日の千穐楽ライブビューイングも決定しました。まかまどききの集大成、見納め、その頃の自分何しているのかわかりませんがその時まで生き延びると心に決めました。そのための明日。朝無事にバスに乗り、無事に終わったら久しぶりにサウナで汗流さないとつらいかな。体の中にたまりきったものを洗い流さないとつらい。土日に出向くのはきついので明日。



がまんしきれずにかった大劇場公演のプログラムみながらワクワク、事前にいろいろとみすぎないようにと思いながら、しどうりゅうくんずっと前から宙組みたいな顔しているとか、かずきそらくんのリリーほんとソニンちゃんみたいとか、楽しみで仕方ないです。