たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

三連休終わり

2017年03月20日 23時07分03秒 | 日記
 薄曇りの三連休、なんだか落ち着きませんでした。マンションの火災報知器が昨日と一昨日誤作動。いざという時なにを持って逃げようかと一応準備してはいますがいざ本番となるとなにも持ち出せなそうです。ミュージカルのパンフは捨てがたい。紙は重いし場所をとるので、全部デジタル化するしかないか。ほんとにまだまだ自分のため込んできたモノたちに振り回されています。たしかに減ってはきていますがまだまだあるなあ。断捨離の道のりは果てしない。写真もまだぐちゃぐちゃ、整理しきれていないものたくさんあります。昔のアナログ写真はほとんど捨てました。デジタル化する前に捨ててしまったものもあります。デジタル化したはいいけれど整理し切れていないものもあります。まあこの世を旅立つときは心の引き出しにあるものしか持って行くことができないので、自分の写真なんてもういいといえばいいですけどね・・・。

 二日間ひきこもってなんとか生き返り、ようやくスパへ行って少しすっきり。今週は四日間。きついだろうなあ。明日はたぶんさっそく電話がじゃんじゃん。それだけでふらふらになります。色々とやれていないことはあれど、生活のために明日からまた一週間の海へと漕ぎ出さなければなりません。なんとか無事に終わっていきますように。明日からまたグチとため息の徒然日記になりますが、よろしかったらまた訪問してください。

 ここまでお読みくださり、ありがとうございました。

「大草原の小さな家」への旅_ミズーリ州マンスフィールド_ローラが眠る墓地

2017年03月20日 16時12分38秒 | 「大草原の小さな家」への旅
 今日は春のお彼岸。わたしが住んでいる部屋の裏手にあるお墓には、真新しいお花が飾られています。こうした季節の変わり目の、節目、節目にはお墓を掃除して花を手向けて手を合わせる日本の風景。湿り気のある風土から生まれる死者を悼む心。3.11で行方不明になっている方々のご遺体を今も探し続ける日本。

 広大な、渇いたアメリカ大陸に広がっている広大な墓地。ローラとアルマンゾ、娘のローズが眠る墓地。遠く、バスの中からお花が手向けられている様子はとてもきれいにみえましたが、間近でみると花は全て造花でした。ワイルダー一家が眠るお墓に手向けられていた花も造花でした。湿り気のある日本とドライなアメリカの風土、死生観の違いを感じました。
だから、アメリカの仕組みをそのまま日本に持ち込むのはちょっと違う、労働者の使い捨てを合法化してしまうのは日本の風土には合わないのででやめましょうよと思うのですが、こういう話をし始めると旅日記とは違う方向にいってしまうのでやめておきます。ただこの旅で、日本とは違う、アメリカ大陸をわたしなりに感じました。

 ローラは1957年、90歳の天命を全うしました。すさまじい生命力を肌で感じたひとときでした。詳しいことは2013年9月14日に載せた旅日記に書いています。よろしかったらのぞいてください。


 「A long time ago,when all the grandfathers and grandmothers of

today were little boys and little girls or very small babies,or

perhaps not even born,Pa and Ma and Mary and Laura and Baby Carrie

left their little house in the Big Woods of Wisconsin.

They drove away and left it lonely and empty in the cleaeing among

the big trees,and they never saw that little house again.」

ローラが60歳を過ぎてから書き始めたシリーズの2巻「大草原の小さな家」の書き出し。ローラたちが生まれたウィスコンシン州ぺピンの丸太小屋を離れ、幌馬車に家財道具一式を詰め込んでミシシッピ河を渡り西部へ旅立とうとしています。一家が丸太小屋に再び住むことはありませんでした。ローラの父さんには放浪癖があり、物語になっているよりたくさんの移動を繰り返し、ローラが6歳までに11回ぐらい引っ越していたそうです。


 まだまだ色々とぐちゃぐちゃで整理しきれていませんが、ようやくまた更新できました。






ローラが眠る墓地を示す看板。



ローラとアルマンゾが眠るお墓。







隣には娘のローズが眠っています。